今日、オフィスで、
ウチの対面に座ってはる、中国スタッフの方が、
中国語で電話してはるのを、聞いてましてん。
「喂,现在说您方便吗?」
(ウェイ、シェン・ザイ・シュオ・ニン・ファン・ビェン・マ:もしもし、今お話しても大丈夫ですか?)
ほほう、ビジネス中国語でも、こんな風に、電話をかけたら、
初めに相手の都合をうかがうものなんかぁ。
そう思て、彼に確認してみたところ、
「いえいえ、これは日系企業の中国スタッフに電話をしたから、
日本の風習のように、中国語で話しただけです。
普通、中国語なら、前置きなしで、要件を言います。」
あ、あらあら…。
(やっぱり) そうなんか。
そういえば、中国語を習えば、
必ずと言って良いほど、教科書の第一課に出てくる
自己紹介のときのことば;
「请多关照」 (チン・ドゥオ・グヮン・ジャオ)
「请多指教」 (チン・ドゥオ・ジィ・ジャオ)
…いずれも「よろしくお願いします。」
ですけど、
これは、中国社会では、殆ど使われないそうですわ。
日本人は、 (何か具体的なお願いするわけじゃなくても) 「宜しくお願いします。」
ってゆうたら、安心ですわなあ。そのために、
日本人用の中国語の本には、必ずあるらしいんです。
これは、先日、
ウチのオフィスの中国スタッフさんと、別の会社の中国スタッフさん同士が
名刺交換されるときに、この言葉を使われてたので、 (どちらも日本語ペラペラやのに!)
ウチが「うわぁ、中国語の教科書みたい!」って言うたんですわ。
そしたら、
二人して、「そういえば、こういって挨拶するのは、日本人だけですね~」と
爆笑されてました。
中国語を学ばれる方へ、ご参考まで。