「国家的語学戦略」 | 中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

シンガポール→上海、そして5年の時を経て東京に戻った、
アジア系の国際派&関西系中小企業診断士ですねん。
シンガポールではちょっとだけ独立開業、
上海では某支援機関勤務。
東京では、どんなシゴトができるやろか。
それは…お楽しみ…!!

今朝もね、

一日遅れの日経、読んでたんですけど、

社説で「国家的語学戦略」策定の重要性を訴えてはったのが、印象的でしたわ。


ウチも何度か書いてますけど、


日本の市場・縮小傾向→景気回復のためには市場を海外へ→語学がネック!!


ほんまにこれは、深刻な問題ですわなあ。

しかも、日本に住んでて、生活面は日本語だけで

問題なかったら、「深刻や」っちゅうことに気が付かへん、

そのことが「とっても深刻な」ことやと思いますわ。


10日ほど前のニュースですけど、コマツさんは、中国の子会社の社長さんを、中国人スタッフに

権限委譲する方向やとのことですし、日本国内の大手企業さんの中にはすでに経営陣に

「非日本人」を迎え、社内会話に英語を採用してはるところもありますねえ。


まあ、大手さんや「業界トップ」系の方々は、

放っておいても自分でやらはります。


問題は、底上げやないかと思うんですわ。

日本国内だけやったら、やっていけへんのやで、っちゅうことを、社会全体に理解させることも含め、

どの年代に、どのグループに、

どの程度の到達目標の、

どんな英語教育が必要なのか、

そのためにどんな組織や機関が必要なのか、

そして予算はいくら必要なのか。


もうすぐ参議院選挙ですけど、

こんなこと考えてはる政党はありますか?