日本では、5年前に、個人情報保護法が施行されて、
名簿作ったりすることが、一挙にやりにくうなりましたねえ。
小学校のときには、クラス毎に、
生徒の名前、住所、電話番号、保護者の名前
が書かれた名簿を毎年作り、皆に配布されてたもんですけどねぇ。
上海に来て、
「もしかして、これも個人情報保護!?」と
思うことが、ようありますねん。
お役所の窓口、デパートやレストランの店員さん、
つけてはる名札に名前がなくて、
数字だけなんですわ。
「店員番号○○○」
みたいな感じですえ。
なんや、無機質な感じやねえ。
中国人の友達に、
「これ、個人情報の保護?」って聞いたら、
「それもあるし、日本みたいに長く勤めへんさかいに、番号にしておいたら、名札を作り直さんでもええ。」
と、二つの意味があるそうですわ。
確かに、個人情報は保護されますけど、
「あの、店員さんのいるところに、また買いに行きたい!」と思ったとき、
番号しかわからへんかったら、リピートする気になれますやろか。
何を大事にするか、難しおすなあ。