新加坡在住のDP保持者が、個人事業主として起業する場合シリーズ、第四回目。
今日は、ようやくステップ①です。紫字・下線部ですわ。
前段階その① EP保持者の勤務先で、DPが就労なり起業して問題ないか確認する
前段階その② その事業には、関連機関の資格、許可、届出などが必要でないか確認する
ステップ①事業を登録する。
ステップ②就労許可を取得する。
《注意!》この方法は、この記事を書いている時点のものです。この記事を参考に事業登録される方は、現在も同様かどうか、ご確認の上、手続きをお進めください。
では、参ります。
事業の登録は、「インターネット」経由で、「ACRA(Accounting and Corporate Regulatory Authority)」
という、企業管理を行う政府機関に行いますねん。
ほな、インターネットのない人は、どないしますねん?ちゅうことですけどね、そういう人らは、ACRAに直接行って、そこに備え付けのパソコンから、やはりインターネット経由で登録するらしいですわ。
ACRAのホームページは、こちら です。
そこにね、「BizFile」いうコーナーがありますさかい、そこから新規事業を登録していくんですわ。
ただね、初めに、そのサイトのIDやパスワードの設定が必要なんですけど、
偽情報が入力できひんように、現在持っている外国人登録番号を入力し、照合確認できた時点で、
「郵送で」「IDとパスワード別々に」送られてきますねん。(それに1週間ぐらいかかったかいな)
そこで初めて、登録内容の入力です。
ウチは、個人事業主(Sole-Proprietor)やったさかい、そのコーナーから、
事業名(同業者で、同事業名がないかどうか、チェックもしてくれますねん)
事業内容
登録住所
なんかを順番に入力し、登録料68ドル(4500円ぐらい)を払い込み(これも自動的に、払い込み画面や銀行のサイトに飛ぶ!!)、登録完了。
確認画面を印刷して、手元にキープ。
これだけ。
ちなみに、ですけど、登録住所、これは公開されてしまいます。(信用調査などで。)
個人事業主で、家で仕事をすることが多いから、といって、自宅住所を登録住所にしてしまうと、
会社名義で借りているコンドミニアムやったり、あるいは個人情報の保護という観点からも
ちょっと問題ありかも、ですねえ。
そういう場合、ウチもそうしましたけど、民間サービスで、住所だけ貸してくれはる業者さん、
いはります。そやしね、個人事業主同士で、名刺交換したら、
「あれ?おんなじ住所やん!」
みたいなことも、起こり得ますねん。
中には、電話番セクレタリーサービスまでついてるところもありますえ。
ほんま、外国人にとって、新加坡は起業しやすいとこですわ。
さ、明日はとうとう、最後のステップ。就労許可ですえ。