新加坡は、中華系7割、マレー系とインド系で3割の複合民族国家。
「新加坡料理」ゆうても、中華っぽいのから、マレー、インド、そして、「プラナカン」ゆうて、
14-15世紀に中国からマレーの地に移住してきはった貿易商の男性と、現地の女性が結婚しゃはって
生まれた中華-マレーの融合文化(料理)もあり、まあ、夫々本国の人々から見たら、
「なんやそりゃ~亜流やんか~!!」なんかもしれませんけど。
で、今日ご紹介するのは、「新加坡のインド料理」としては代表格(やけど、実は今回ウチは初めて
頂いた)、
「フィッシュ・ヘッド・カレー」です!どうぞ!
読んで字の如く、
お魚の頭のカレーですわ。
魚のアラでダシをとったカレー、っちゅうことです。
こちらに移住されてきたインドの方が、考案された、と言われてます。
これを、どうやって食べるか言いますとねぇ、
↓
バナナの葉(ホンモノ)に、サフランライスを「ババっ」とよそってくれはって、ついでに
お野菜も付け合せに置いていってくれはりますから、右のように、カレールー(オクラなどの野菜入り)
を、ぶっかけて、本場の方はお手手で、ウチらはフォークとスプーンで頂きますのえ。
魚の頭は、適当にお肉が残ってますさかい、フォークで削いで頂いても、美味しおす。
お魚は、主に鯛類みたいですわ。
ウチも、結構こっちの香辛料に慣れてきましたけど、夕方になると、水ばっかり飲んでますわ。
見てへんけど、胃も黄色うなった感じやし。
なんでメインディッシュがカレーやのに、付け合せのお野菜まで
カレー味なんやろう、って疑問は残りますけど。
一人では食べられる量やおまへんので、お二人以上で、お召し上がりください。
おいしゅうございました。
ナマステ~。