お正月の新加坡、二日目。 | 中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

シンガポール→上海、そして5年の時を経て東京に戻った、
アジア系の国際派&関西系中小企業診断士ですねん。
シンガポールではちょっとだけ独立開業、
上海では某支援機関勤務。
東京では、どんなシゴトができるやろか。
それは…お楽しみ…!!

実は新加坡のお正月は、二回目ですねん。


去年は、家におりましてんけど、今年は、あっちこっち、お正月の様子を探索しに、バスやら地下鉄乗って、ブラブラしてますねん。


ほんでねえ、昨日もカジノのオープンした、(2月22日、訂正・削除。カジノのオープンしたのは、マリーナではなく、セントーサ島でした。すみません。)マリーナエリアとか、逆に北東部のマレーシアに近い、これからまだまだ開発中って感じのPunggol(ポンゴル)とか、歩いてみましてんけど、


着飾った家族連れ、

「お正月なんて関係ねーよ」と言わんばかりに、二人じゃれあう若いカップルなどなど、


まあ、日本にいても、そう変わらん光景かな…


と、思てたんですけど、なんや、数人の男性集団があちこちに目に付きましてん。

しかも、中国本土の人々(それも日焼けしてる)、バングラディッシュやパキスタンと思われる方々。


結構表情は、晴れやかな人もいはりますけど、ダラ~ンと、無表情な人も。


なんじゃ、この男衆は?


あ、そうや!わかりました。ま、彼らに直接聞いた訳ちゃいまして、ウチの邪推ですけど、きっと彼らは、建築現場で働く出稼ぎ外国人の方々なんですわ。現場作業もお正月休み。数日だけ故郷に帰ることも無く、かといって、パーっとお金を使って遊ぶことも無く、街を散策して「時間をつぶして」おられるような、そんなイメージでしたわ。


新加坡は街も田舎も、どこも建設ラッシュ。

人件費を安く抑えるために、外国人労働力は不可欠なんですわなあ。


そういえば、ホテルでランチしたら、家族にまじって、メイドさんが一緒にご飯食べてるところもありました。

メイドさんは、お正月こそ、テンテコマイでしょうねえ。


もちろん、彼らも望んで新加坡に来られてる訳ですから、変な同情するのも余計なお世話なんですが、

なんとなく、ゆる~い社会の二重構造、世の中こんなもんなんやろか、と、複雑なキモチですわ。


彼らにも、よい年が来ますように。