実は新加坡のお正月は、二回目ですねん。
去年は、家におりましてんけど、今年は、あっちこっち、お正月の様子を探索しに、バスやら地下鉄乗って、ブラブラしてますねん。
ほんでねえ、昨日もカジノのオープンした、(2月22日、訂正・削除。カジノのオープンしたのは、マリーナではなく、セントーサ島でした。すみません。)マリーナエリアとか、逆に北東部のマレーシアに近い、これからまだまだ開発中って感じのPunggol(ポンゴル)とか、歩いてみましてんけど、
着飾った家族連れ、
「お正月なんて関係ねーよ」と言わんばかりに、二人じゃれあう若いカップルなどなど、
まあ、日本にいても、そう変わらん光景かな…
と、思てたんですけど、なんや、数人の男性集団があちこちに目に付きましてん。
しかも、中国本土の人々(それも日焼けしてる)、バングラディッシュやパキスタンと思われる方々。
結構表情は、晴れやかな人もいはりますけど、ダラ~ンと、無表情な人も。
なんじゃ、この男衆は?
あ、そうや!わかりました。ま、彼らに直接聞いた訳ちゃいまして、ウチの邪推ですけど、きっと彼らは、建築現場で働く出稼ぎ外国人の方々なんですわ。現場作業もお正月休み。数日だけ故郷に帰ることも無く、かといって、パーっとお金を使って遊ぶことも無く、街を散策して「時間をつぶして」おられるような、そんなイメージでしたわ。
新加坡は街も田舎も、どこも建設ラッシュ。
人件費を安く抑えるために、外国人労働力は不可欠なんですわなあ。
そういえば、ホテルでランチしたら、家族にまじって、メイドさんが一緒にご飯食べてるところもありました。
メイドさんは、お正月こそ、テンテコマイでしょうねえ。
もちろん、彼らも望んで新加坡に来られてる訳ですから、変な同情するのも余計なお世話なんですが、
なんとなく、ゆる~い社会の二重構造、世の中こんなもんなんやろか、と、複雑なキモチですわ。
彼らにも、よい年が来ますように。