マルと罰!? | 中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

シンガポール→上海、そして5年の時を経て東京に戻った、
アジア系の国際派&関西系中小企業診断士ですねん。
シンガポールではちょっとだけ独立開業、
上海では某支援機関勤務。
東京では、どんなシゴトができるやろか。
それは…お楽しみ…!!

日本の学校でね、テストの採点ゆうたら、


正解が   「○」 (まる)

不正解が  「チェック」(バツ)


ですやんね。



せやけどね、新加坡(他、日本以外の多くの国)では、


正解が  「チェック

不正解が 「×」


なんで、分かってても、時々びっくりしますねん。



次の写真は、あるトラックの荷台に張られた「正」「不正」の例示の絵。


こんなこと、考えてみましてんけど…


携帯カメラやさかい、見づろうて、すんません。緑のチェックマークは「正しい」、赤のバッテンマークは「悪い」例ですねん。

ほんでね、赤のバッテンマークの横に「FINE:$200」って書いてあるの、分かるかなぁ~。


この「FINE」は、「良い」という意味やのうて、「罰金」という名詞なんですわ。


「FINE is FINE」

とは、道で唾を吐いたら罰金いくらいくら、チューインガム食べたら罰金いくらいくら、と、罰金罰則ダイスキ新加坡社会を揶揄したことばで、「罰金、よろしおすな~」みたいな意味ですわ。


建国の父、リー・クアンユーさんの自伝にありました。この国を、アジアのハブとして、世界から有能な人材や資金を呼び込むには、民度を上げなあかん、と。そのためには、罰則も悪い方法ではない、と。


文字通り、「×」は「罰」の国、なんどすえ。