さすが、複合民族国家・新加坡だけありまして、地名も、それぞれの言葉(英語・マレー語・中国語・タミール語)で表現できますねん。ウチは、そのうち英語と中国語しか分からしませんさかい、今日は中国語訳のとっておきについて、お話しさせていただきまひょ。
アルファベット表記の英語やマレー語から、中国語に訳す方法には、大体3種類。
1.英語やマレー語の発音に似た漢字を当てはめたモノ
例:River Valley → 里巴巴利
Bukit Batok → 武吉巴督
2.英語やマレー語の意味を漢字に当てはめたモノ
例:Red Hill → 紅山
Queenstown → 女王鎮
3.上記1.2.の混合
例:Changi Airport → 樟宜機場
Outram Park → 欧南園
せやけどね、たまに物凄い例外が、おますねん。
「牛車水」
これ、何やと思わはりますか?
中国語読みで、ニィウ・チュー・シュイ(Niu Che Shui) でっせ。
答えは
China Town !!!
なんで?「牛車水」のどこがチャイナタウンなん?
それは、19世紀、今のチャイナタウンのあたりに、中国本土からの移民が住み始め、牛車で水を汲み、運んできたことに由来するのだとか。新加坡政府観光HPにも説明、ありますわ。(リンクはこちら )
そういえば、中学の英語の時間、
「よく使うことばほど、例外が多い」
って、習いましたわ。
go-went-goneとかね。is/am/areの原形がbeやとかね。
観光名所でもあり、いつも人で一杯のチャイナタウン。
新加坡へお越しの際は、地下鉄の表示を見てみて下さい。
「牛車水」は、「チャイナタウン」でっせ。