訳とイメージ(第三話:牛車水) | 中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

シンガポール→上海、そして5年の時を経て東京に戻った、
アジア系の国際派&関西系中小企業診断士ですねん。
シンガポールではちょっとだけ独立開業、
上海では某支援機関勤務。
東京では、どんなシゴトができるやろか。
それは…お楽しみ…!!

さすが、複合民族国家・新加坡だけありまして、地名も、それぞれの言葉(英語・マレー語・中国語・タミール語)で表現できますねん。ウチは、そのうち英語と中国語しか分からしませんさかい、今日は中国語訳のとっておきについて、お話しさせていただきまひょ。


アルファベット表記の英語やマレー語から、中国語に訳す方法には、大体3種類。


1.英語やマレー語の発音に似た漢字を当てはめたモノ


  例:River Valley →  里巴巴利

    Bukit Batok → 武吉巴督


2.英語やマレー語の意味を漢字に当てはめたモノ


  例:Red Hill  → 紅山

    Queenstown → 女王鎮


3.上記1.2.の混合

  例:Changi Airport → 樟宜機場

    Outram Park  → 欧南園


せやけどね、たまに物凄い例外が、おますねん。



「牛車水」


これ、何やと思わはりますか?


中国語読みで、ニィウ・チュー・シュイ(Niu Che Shui) でっせ。


答えは



China Town !!!



なんで?「牛車水」のどこがチャイナタウンなん?


それは、19世紀、今のチャイナタウンのあたりに、中国本土からの移民が住み始め、牛車で水を汲み、運んできたことに由来するのだとか。新加坡政府観光HPにも説明、ありますわ。(リンクはこちら


そういえば、中学の英語の時間、

「よく使うことばほど、例外が多い」

って、習いましたわ。


go-went-goneとかね。is/am/areの原形がbeやとかね。


観光名所でもあり、いつも人で一杯のチャイナタウン。

新加坡へお越しの際は、地下鉄の表示を見てみて下さい。


「牛車水」は、「チャイナタウン」でっせ。