訳とイメージ (第一話:獅子舞) | 中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

シンガポール→上海、そして5年の時を経て東京に戻った、
アジア系の国際派&関西系中小企業診断士ですねん。
シンガポールではちょっとだけ独立開業、
上海では某支援機関勤務。
東京では、どんなシゴトができるやろか。
それは…お楽しみ…!!

ちょっと時節柄、春節のお話しが多いですけど、すんません。


あのね、このお国ね、色んな言葉話されてますやろ?当然公共の場所、バスやタクシー、レストランや病院、建設現場などなど、一つの表示に複数の言語が書かれていることは日常茶飯事ですし、英語が不得意な人には中国語で言い換える、なんてことは、しょっちゅうありますのやけど、ちゃんと訳しても、訳しきれないイメージっちゅうもんがあるんやなあ、て、つくづく思うことがありますねん。


春節には、ここでも獅子舞に来てもうて、お囃子に合わせて踊ってもうて、新年の無病息災を祝う、という慣わしがあるんですけど(当然中国オリジンね)、それを英語で訳したら;


Lion Dance (ライオン ダンス)


言いますねん。


どうです?

ライオンが踊ってるって、サンバでも踊ってるんちゃうかいな、あるいは輪になって、ジェンカでも踊ってるんかいな、ゆうようなイメージですやろ?

それに、こっちの(=中国の)獅子は、日本のとも、ちょっとちゃいまして、なんか、より怪獣に近い、むしろ可愛い、そんな感じですのえ。


ライオンダンス、ねえ。


他に訳しようが、ないもんねえ。


まあ、ええやんか。