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キンキーブーツ

『キンキーブーツ』(2011/9/17に観た)

kinky boots


ドラッグクイーン、ブーツに困る

ジュリアン・ジャロルド監督、

ジョエル・エガートン、ニック・フロスト出演


ストーリー:

老舗の靴屋を継いだ若社長は、

お客のニーズに合ってない靴を

生産するが故に経済的に困窮していた。

そんなある日、ドラッグクイーンを

助けたことから、

エロティック・ブーツを作ることを

その人からサジェストされ...


簡単な話、びっくり実話(?)もの。

昔、「カーズ」の試写会の

トレーラーで宣伝されていて、

面白そうだったので、

期待してみた...


が!つまらん、これはパンチ!

確かに、ドラッグクイーンの

ダンスは面白いが、

全体的に地味すぎる。


多分、誇張も入れてこれ

なんだから、

真実はもっと地味だったのだろう!


会社を建て直す力は、

リコメンドできるが、

映画としてはダメだった。


実話

評価43点

難易度2

time107

2005年 英


BUN THE CINEMA

親切なクムジャさん

『親切なクムジャさん(R-15)』(2011/9/15に観た)


キレイな顔の裏には...

パク・チャヌク監督、イ・ヨンエ、

ソン・ガンホ出演


ストーリー:

幼児誘拐事件で濡れ衣を着させられて、

長年投獄させられたクムジャは、

刑務所で人気者になり、

出獄後に真犯人へ復讐をプレゼントする


チャヌク復讐バイオレンス最終章

今度は一見美しい女性が、

世にも残酷な殺人をするというもの。


「オールド・ボーイ」よりも面白いけれど、

バイオレンスがキツい叫び


そして、韓国文化がよくわかる

作品でもある。


韓国は家族・コネ社会だから、

人脈がある人ほど慕われる

文化がある。

クムジャさんは、刑務所で

美しいけれど残忍な手口で

人を殺したり・人の信頼を

集めて、遺族らとバイオレンス

をしまくる。

特に遺族集会の様子が

韓国らしいなと感じた。

集団を重んじる精神・

家族精神が理解できます。


まあ、学校の講座では

まず流せないだろうけれどね。


バイオレンス

評価65点

難易度5

time114

2005年 韓


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サブウェイ

『サブウェイ』(2011/9/9に観た)

SUBWAY


音楽がチョーカッコいい

リュック・ベッソン監督、

イザベル・アジャーニ、

クリストファー・ランバート出演


ストーリー:

金庫破り男は警察の追っ手を

かわし、地下鉄に潜む。

そこで出会った愉快な人々と

意気投合し、

コンサートを開くことにする...


アクション・クライムとしては

ゆるすぎてダメだけれど、

音楽や美術はチョー格好良かったドキドキ


ローラースケートでエスカレーターを

滑走するシーンやカーチェイスなど

そこそこ見所があったのもよかった。


ただ、警察側の動きのとろさには

あきれた。


サスペンス

評価64点

難易度4

time104

1985年 仏


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『鬼火』

Le Feu follet


古典フレンチは早すぎた叫び

ルイ・マル監督、

モーリス・ロネ、ベルナール・ノエル出演


ストーリー:

自殺願望のある青年の48時間を

追ったドラマ。

彼の行く先々で出会う人は、

どれもデカダンスでつまらん世界である。

そして部屋に戻ったかれは...


暗くてつまらない作品でした。


ただ最後の台詞、

「ぼくは自殺する。

君達もぼくを愛さず、

ぼくも君達を愛さなかったからだ。

だらしのない関係を緊め直すため、

君達のぬぐいがたい汚点を残してやる」

という台詞は奥深くて

興味がわいた。


早すぎた作品でした


ヒューマン・ドラマ

評価24点

難易度6

time108

1963年 仏


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特効野郎Aチーム THE MOVIE

『特効野郎Aチーム THE MOVIE』(2011/9/10に観た)

THE A-TEAM


おいおい、そんな無茶な...

ジョー・カーナハン監督、

リーアム・ニーソン、ブラッドレイ・クーパー出演


ストーリー:

どんなに困難なミッションも大胆に

攻略するAチーム。

そんな彼らがはめられた!?

贋札製造器を奪うために出動した、

彼らだったが、爆発事件により

何者かにマシーンを奪われ、

おまけに投獄されてしまう。

半年後、CIAに救出された

彼らはあの事件の黒幕を

探しに行くのだった


物理的に不可能な描写ばかりの

映画だった!

ヘリコプターは一回転するし、

戦車はパラシュート降下し、

戦車の砲台で戦闘機を

破壊するし...とにかくむちゃくちゃだった!!

おまけにオープニングがめちゃくちゃ長い。

プロデューサーやらの文字がなくなるまで

20分も経過していたのだひらめき電球


こんなはちゃめちゃな映画は、

疲れているときにぴったりドキドキ


部活で疲れた頭にはいい刺激でした。


アクション

評価76点

難易度2

time117

2010年 米


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フィッシャー・キング

『フィッシャー・キング』

THE FISHER KING


現代の聖杯物語

テリー・ギリアム監督、

ジェフ・ブリッジス、ロビン・ウィリアムズ出演


ストーリー:

孤独なDJは自分の放送が原因で、

リスナーが銃を乱射する事件が起きてしまう。

恋人のビデオショップのもとで仕事を

始めた彼はある日暴漢に襲われるが、

変なホームレス集団に助けられる。

ホームレスに助けられたものの、

一人のホームレスに「聖杯を探してほしい」

とせがまれる元DJ。
最初は嫌気を示していた彼だったが、

そのホームレスが例の事件の犠牲者だと

知り、彼に付き合うことにする。


一瞬で「ギリアム映画だ」と感じるほど、

アナログでシュールな雰囲気が

立ちこめているが、

これはギリアム映画の中でも

心温まる話だ!


自分のせいで精神異常をきたし、

ホームレスになってしまった男の

恋人探しを手伝ったり、

聖杯を探したりと

尽くしていくDJに

心が潤った。


もちろん、彼のアートも堪能でき、

「炎の騎士」や「未来世紀ブラジル」

のようなごちゃごちゃとした部屋の様子

など面白い世界も広がっていて

良かったです。


そして、役者もジェフ・ブリッジスに

ロビン・ウィリアムズなので

上手かったですドキドキ


ファンタジー

評価80点

難易度3

time137

1991年 米

賞:

第64回 アカデミー賞

助演女優賞


第48回 ヴェネチア国際映画祭

銀獅子賞


BUN THE CINEMA



『のんちゃんのり弁』


俺もこんな弁当たべてみたい~

緒方明監督、小西真奈美、岸辺一徳出演


ストーリー:

ダメ夫に愛想を尽かして、

娘と一緒に家を飛び出した女。

年と性別の関係で就職できずに、

苦しい日々が続いた。

そんな中、趣味である弁当作りを

生かせることに気づき...


面白い切り口で描かれた作品だが、

キネマ旬報ベストテンに惜しくも

入れなかったことも納得がいった。


確かに10位の「風が強く吹いている」は、

地味で「炎のランナー」みたいな

スローカットぐらいしかいいとこない。

しかしスポーツ映画でなおかつ、

最近ブームのマラソン(厳密には駅伝)

を描いているだけあって、

アンハッピーエンド寄りのこの作品が

勝てないのも納得がいく。

もちろん、9位以上の作品は

到底この作品じゃ太刀打ちができない

(点の記は怪しいところだが)。


こう批判よりのコメントだが、

十分楽しめた作品です。

皆演技が良い点(特に岸辺一徳の

店長は貫禄あってしかも愛せる

キャラだった)と

のり弁の仕組みを解説する

カットが良かった。


オチと乱闘シーンをもうちょっと

練って考えれば、

「風が強く吹いている」に勝てたのにな

と感じた。


ヒューマン・ドラマ

評価73点

難易度3

time107

2009年 日


BUN THE CINEMA




くまのプーさん(2011)

『くまのプーさん(2011 吹)』

Winnie the Pooh


プーさんチョーカワ~w

スティーヴン・アンダーソン、ドン・ホール監督、

A・A・ミルン原作、

ジョン・ラセター制作総指揮、

青森伸、亀山助清声の出演


ストーリー:

「くまのプーさん」のストーリー5こを

つなぎ合わせた作品。

くまのプーさんはハチミツが食べたくて

しょうがない。

「イーヨーの尻尾コンテスト」で優勝したら、

ハチミツがもらえるときいてプーは

大喜びするが....


プーさんのおっとりした感じ見たさに

観に行った。


やっぱりプーさんって可愛いねドキドキ

頭良いのか悪いのか分からない

天然加減がツボドキドキ


ピグレットの声が性に合わなくて

残念だったけれど、

ありゃ名作だね。


言葉遊びやキャラクターの言い回しが

上手くてインスピレーションがアップアップでした。


翻訳する人の腕も上出来でした。


なんだか原作(英語)が読みたくなってくる

作品でした。


アニメーション:ファンタジー

評価79点

難易度1

time69

2011年 米

ディズニー


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『東京日和』


小津のようで小津じゃない

竹中直人監督&出演、

松たかこ、中山美穂、

三浦友和、田口トモロヲ、

温水洋一出演


ストーリー:

写真家・荒木経惟とその妻・陽子の

同名エッセイをベースに綴った

ヒューマンドラマ。

妻を亡くした男は写真集出版のための

作業に追われていた。

妻のことを思い出すと、

軋轢・奇行のたえない毎日が

蘇ってきた...


タイトル、パッケージ、雰囲気、

どう考えても小津監督の

オマージュなのだが、

「無能の人」同様、

シュールでゆるーいコメディでした。


これは、本人にはみせられないっしょ!

特にヨーコ本人が観たら、

裁判沙汰になるほどなめた

描写が多発しすぎなのだ!!


でも小津映画と同じで、

美しい風景や味のあるカットの

おかげで憎めない作品に

なっている。


役者としても監督としても、

コメディアンとしても有力な人であるドキドキ


I love Naoto Takenaka!


コメディ

評価81点

難易度4

time121

1997年 日

賞:

第71回 キネマ旬報ベストテン

日本映画 第9位


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隣の女

『隣の女』(2011/8/31に観た)

La Femme d'à côté


一緒では苦しすぎるが、

ひとりでは生きていけない

フランソワ・トリュフォー監督、

ファニー・アルダン、ジェラール・ド・パルデュー出演


ストーリー:

とある家の向かいに新しく

夫婦が住み着いた。

しかしこともあろうか、

マチルドとベルナールは

昔の恋人同士だった!

気まずい生活が続く。

やがて、一つの解決法が

見つかり...


リセットして暮らせばいいのに、

気にして暮らせない。

これほどに不快なものはないだろう。


この元カップルの男なり女も

また嫌な思いをする。

「はやく仲直りして」と。


仲良くすればいいのに、

男の方はジェントルマンじゃないから

ねちねちとし続ける...


気分の良い映画ではなかったあせる


ヒューマン・ドラマ

評価57点

難易度4

time107

1981年 仏

賞:

第57回 キネマ旬報ベストテン

外国映画 第6位


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リアル・スティール

『リアル・スティール(試写会)』(2011/9/2に観た)

REAL STEAL


最近はやりの日本文化に侵された映画

ショーン・レヴィ監督、リチャード・マシスン原作、

ヒュー・ジャックマン、ダコタ・ゴヨ出演


ストーリー:

人間ボクシングからロボットボクシングに

移り変わった近未来。

元ボクサーのチャーリーは、

ロボットボクシングでは最弱の部類だった。

そんなある日、彼は元妻の息子を数週間

引き取ることになる。

最初は犬猿の仲だった二人だが、

偶然見つけた雑魚ロボットの

おかげで友情を取り戻していくのだった...


「ザ・ファイター」in futureみたいなストーリーだった。

近未来のサクセスストーリーのせいか、

やたらと街や文化が今+αになっているところが

良かった。


なめていたけれど、

ヒュージャックマンのむきむき加減といい、

ロボットアクションといい、サイコーだったドキドキ


ただ、日本の文化を出したがるのは分かるが、

むやみに使用して欲しくないなと思った。


友人と観るのに最適な作品でした。


SFアクション

評価82点

難易度1

time105(?)

2011年 米


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『巨人と玩具』


過労の日本人

増村保造監督、開高健原作、

川口浩、野添ひとみ出演


ストーリー:

高度経済成長期のあるお菓子会社。

お菓子会社の生き残りをかけて、

アイドル発掘を試みる。

虫歯でおてんばガールを手に入れた

その会社の売り上げはどんどん

上がっていくが、そのおてんばガールに

裏切られてしまう...


過労大国日本を風刺した話。

50sのレトロな雰囲気に隠された

闇が見え隠れし、

「今も昔もかわらないんだな~」

と感じた。


おてんばガールの

うざさと、50sのアナログな

生産表に注目である。


ヒューマン・ドラマ

評価77点

難易度4

time95

1958年 日

大映

賞:

第32回 キネマ旬報ベストテン

日本映画 第10位

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フラガール

『フラガール』(2011/9/3に観た)


炭坑もんにハズレなし!!

李相日(イ・サンイル)監督、

松雪泰子、豊川悦司、蒼井優出演


ストーリー:

地震で甚大な被害にあった福島県いわき市が舞台。

町興しの一貫でで炭坑を温泉施設に変える

プロジェクトが始まる。

ハワイをイメージした温泉施設、

町は東京からフラダンスのプロを雇い、

地元の学生を使ってフラダンスを

マスターさせようとするが...


我が地元の下町コメディ映画祭の

前夜祭として谷中の野外上映で

やった作品。


「ブラス!」「フル・モンティ」「リトル・ダンサー」

もそうだが、炭坑ものは大当たりこそ

ないがハズレは完全にないね~ドキドキ


無難に楽しめて、

野外の雰囲気も堪能できたので

良かったです。


蒼井優ばかり注目して、

豊川悦司に気がつかなかったのは残念でした。


ただ、大雨でエンドロールの途中で

終わってしまったのは残念でした。


実話

評価73点

難易度2

time120

2006年 日

シネカノン

賞:

第80回 キネマ旬報ベストテン

日本映画 第一位

第30回 日本アカデミー賞

最優秀映画賞


BUN THE CINEMA

エヴァンゲリオン新劇場版:破

『エヴァンゲリオン新劇場版:破』(2011/8/26に観た)


そこらのロボット映画と格違いのグロさ

庵野秀明総監督、

緒方恵美、林原めぐみ声の出演


ストーリー:

エヴァンゲリオン4部作の第2作目

第10使徒戦まで、

とにかく破壊破壊破壊の

渦に包み込む...

エヴァのメンバーも全員、

瀕死状態にまで追いやられる...


初めてエヴァンゲリオンを観たけれど、

これほどにグロテスクで破壊的な

ロボットアニメは観たことがない。


ロボットなのに、破壊されると

血が噴き出したり、

AKIRAのあの爆発が

しょっちゅう起きたりと、

とにかく激しい!!


そして、あんな救いようのない

結末から、どう次の章に

持って行くかが気になった。


次章は映画館で観るのかな?


アニメーション:ロボット

評価63点

難易度5

time111

2009年 日


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