東京・市ヶ谷茶道教室では


◼️歳時記
◼️水屋仕事を學ぶ
・棗掃き
・茶巾の準備
・茶筅を整える
◼️盆略で一服
を実施致しました。
◼️歳時記を學ぶ
軸は、私達の母校
裏千家学園 の講師も務められていた
大徳寺 立花大亀老師 の画賛です。

・蒲の穂、千日紅を松明に見立
もうすぐ、
私達のご先祖様がお帰りになる「送り盆 」です。
私も四年間10キロの重りを担いで毎日歩いた
加茂川から見た五山の送り火を思い出しました。
皆さんには、
大文字焼きとは呼ばないでくださいね。と
お伝えいたしました。
今年は、
9月9日の「重陽の節供 」と
9月10日の「中秋の名月 」と
おめでた続きですから、
茶道を嗜む皆さんには、
ぜひ今から
お家で和菓子を買う予定をされて
ご家族と一服楽しんでくださいねと
歳時記のお話をいたしました。
・茶筅を整える
茶筅もしっかりフカフカに整える方法を
學びました。
・美しく棗を掃き
・美しく茶巾を畳み
・美しく茶筅を整える事が
茶道の基本だという事を
學んでいただきました。
◼️盆略で一服
皆さん美しく盆略の準備ができたので、
最後に、抜き打ち
棗チェックをしました。
美しく茶が掃けていて、
美しく茶を掬えていると
この生徒さんのように
まるで崖!
キリッと茶を掬った跡が残ります。
これも大切な茶道のご馳走。
つまり、
本日學んだ一つ一つ小さな
水屋仕事から、すでに点前の基礎が
始まっているという事を
皆さんにご理解いただけた
夏の特別稽古となりました。
基礎が悪いと、上に建つ建物
つまりどんな高尚な点前を
覚えても台無しです。
先生方は、皆さんの点前時間を
増やす為に、軸、花、茶、茶巾という
完璧な基礎を用意してくれているだけ
なんです。
ぜひ、地味な基礎から茶を學んで
先生なんかいなくても
自宅で茶道を楽しめるようになって下さい。
さいごに
皆さん熱心なので
特別にフカフカの帛紗捌きの秘密も
オマケしました。