23時過ぎ↑
23時過ぎ↑


しばし宿で休憩しつつ⬇︎
夜の部・アルルに繰り出すのでした。
6月29日。
素敵なプロバンス地方の景色の中を
電車は進み、お昼過ぎにアルルに到着。
…うわぁぁぁあ…!!!!
ついに私!!!!
聖域・憧れのアルルの地に足を踏み入れてしまった!!!!!!!
(そのときの心境を忠実に再現。)
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***旅ひとくちメモ****
11時17分マルセイユ発
(実際は発車が遅れて12時頃出発)
12時50分アルル着
(実際は13時半頃。)
SNCFに乗って16.30€
思った以上に近くて安い!
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そう、
プロバンスと一口に言えど、
マルセイユやアルル以外にもニースとか、
コート・ダ・ジュールとか、エクサンプロバンスとかアビニヨンとか、
小さくとも見所たくさんの町が集結しているため、
今回の旅ではその行く街・また訪れる順番などを自身でコーディネートするのも
大変だったりするのだけれど。
アルルだけは私にとって、絶対に絶対に外せなかった。
(そしてどの街よりも比重大きめに長めに滞在したかった。)
…というのも、
今回私がプロバンスに来た理由はズバリこの2つ!
・敬愛するゴッホの過ごしたアルルに行き、
作品の舞台になった場所をこの目で確かめる
・世界一のラベンダー畑を見る!!
(だからこそラベンダー満開の時期が本当に本当に重要!!)
この2つだけはどおおおおおーーーしても譲れない!!
この2つの影響で、プロバンスは昔から、私にとってなかなか手に届かない壮大な夢だったのだ。
あともう1つ、理由を追加できるなら、
ラベンダー畑にちなんで、私も愛用しているロクシタンの発祥の地を見てみたい!!!
いずれにしても。プロバンスの海やバカンスというものはあまり興味がなく
↑ウ"ェルディのオペラ『椿姫』では
有名なバリトンのアリアで『プロバンスの海と陸』という曲があるが。。。
やはり私はなんと言ってもゴッホとラベンダーにフォーカスしたかった!!
ゴッホといえば私はかねてより屈指のゴッホファンを明言しており
(過去の記事参照↓)
(↑※去年アムステルダムのゴッホ美術館にてお気に入りの作品『黄色の家』の前でゴキゲン!!)
去年オランダ・アムステルダムにゴッホ美術館に訪れた時はもう!!
なにこれーー!!!
アルル行きたくなるだけの美術館やーーーん!!
(ここはオランダ・アムステルダムなのに…)
と思ったものです。
しかもこの美術館にご一緒させていただいた稲垣先生も以前アルルでゴッホの家やカフェに来たとおっしゃるし、
日本在住時代にお世話になっていたデザイナーさんもアルルでゴッホ巡りをされたと
おっしゃってたし
(このときの黄色いお洋服の素敵な方♪)
わー!いいなあーー!!
羨ましい!!!
私もいつか!!!
なんて思ってたものです。
だってさー。
このゴッホとゴーギャンが同じ芸術家の夢の共同生活(たった2ヶ月で破綻)をしていた『黄色い家』の絵がもうね・・・
アムステルダムで実物の作品を見たときのエネルギーと神々しさといったらすごかったですよ!!
異様なぐらいの濃厚な空の青さは、
まるですぐそこでジリジリと照りつけているかのような南の太陽のまばゆさが想像できるし、
あまりの太陽光の眩しさに目がくらんで、世界が全体的に黄色っぽく見えてるかのような色合いと、
まるでモロッコなどのアフリカのような
(海を渡ったらすぐアフリカ大陸ですし。)からっと乾燥した南風に、
白っぽい砂埃すら感じられて。
もうそれは日本はもちろん、
ドイツと比べても異国感ありありで、
そんな荒々しく、しかしながら絵本の世界のような南仏の風景に思いを馳せたものです。
とはいえ、
ゴッホはこの街を日本に重ね合わせていたそうな。
ジャポニズムが流行したフランス文化の中で
日本の浮世絵に魅せられ、日本に憧れ、
そして日本に似ているという(?)理由で、
花の都パリから南仏アルルに移住したゴッホ。
ゴッホの日本への強い憧れはちょっとすごいけれど(笑)
(まぁ日本人として嬉しい気持ちではありますよね。)
彼がアルルへの想いをつづった手紙を読むと、
そりゃーこちらとしてもそんな魅力的なアルルに足を踏み入れたくなるってもんです。
↓ゴッホが書いたアルルについての手紙。
私の好奇心を掻き立てアルルまでわざわざ呼び寄せた内容です!!
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「この地方はこの空気の透明さと明るい色彩の効果のためにボクには日本のように美しくみえる。水が美しいエメラルドと豊かな青の色の広がりを生み出し、まるで日本版画に見る風景のようだ。」
『おそらく、太陽と色彩を愛する多くの画家にとって南仏に移住すれば実際の利点はあるはずだ。もし、日本人が彼らの国で進歩しつつあるのでないとすれば、彼らの芸術がフランスで継続されることは確かだ。』
『南仏にとどまろうと思うのは-みんな日本の絵が好きで、その影響を受けているから、これは印象派画家ならみんな同じこと。それなのに日本へ、つまり日本に相当する南仏へ行こうとしないだろうか。』
『だから、なんといっても未来の芸術はやはり南仏にあると僕は思う。ただ、二人もしくは三人で助け合って安く暮らせるのに、一人でここに住むのはまずいやり方だ。』
『君がここでしばらく過ごすといいのだが、そうすれば、このことがよくわかるだろう。
しばらくすると見え方が変わり、もっと日本的な目で見るようになり、色も違った感じがしてくる。』
『また、僕はここに長く滞在することによってまさしく自分の個性が引き出されてくるだろうという確信も持っている。日本人は素早く、稲妻のように実に素早く素描する。それはその神経がいっそう細やかで、その感情がいっそう素朴だということだ。』
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・・・もう!!どんだけ日本をリスペクトしてくれてんのよぅっ!!!!(照)
つまりゴッホはこのアルルへの愛はもちろんですが、
日本の疑似体験をここでしていたわけですね。
ってなわけで、そのゴッホが日本と重ね合わせていたアルルを、
この日本人のわたくしめが、
これからトクとご覧にいれましょう!!
まずは駅から旧市街に向かってただ真っ直ぐに徒歩5分。(400メートルほど。)
さっそく目に飛び込んでくるローヌ川。
きゃああ。この幻想的な『ローヌ川の星月夜』はここで描かれた・・・らしい。
パリのオルセー美術館に所蔵されているこの作品。
群青色の夜空も光も星も川も・・・まるでメルヘンの絵本の世界のようであり、
静寂な音楽のようであり。
とにかく心が洗われる作品。大好きなのです!!
これは何としても、また夜に見にこなくてはいけない!!!
そして、ローヌ川のすぐそばにはこのような広場があり↓
(この向かって右側がローヌ川。徒歩1、2分。)
写真奥に小さく見える、廃墟のような門2つがこちら。↓
ここから先が旧市街の始まり始まり~♪なのですが、
忘れちゃいけないのが、
この広場に面しているこちら。(つまり先ほどの門の向かい。)↓
どどーーーーん!!!なんと!!!!
うわおおおーーー!
私がずっと!!!
『いつかこの地に行ってみたい!!!絵の世界に入りたい!!!』
と思っていた黄色い家じゃないのーーーーーー!!!
黄色い家はもう残っていないけれど、
その後ろの建物は健在のようで・・・。
しかしもっとジリジリとお日様が照りつくし、
砂埃っぽい、モロッコのような?
南の地域特有の、原始的な場所なのかと
思っていたけれど、
意外と普通の場所だったわ!!!!
そして後ろのトンネルは作品が描かれた当時と全く変わっておらず今も健在。
お隣の建物。↑ゴッホの文字。
黄色い家の隣の家。
↑ゴッホの黄色い家。なんと今はカフェになっているんです。
これはもう!カフェに入らない手はないでしょー。
(ゴッホが実際に過ごしていた地で食事ができるなんて、なんと贅沢♪)
と、旧市街のまだまだ手前なのに、いきなりどっこいしょと腰を下ろす私。
うーん。これがゴッホの見ていた景色かぁ。。。。
ここに私の大好きな作品(なんなら私の家の壁にも飾ってある)
『ファン・ゴッホの寝室』もあったんだなぁ♪
(今からちょうど130年前の1888年に描かれた作品)
そして何よりローヌ川に近くてびっくりよ!!!
徒歩1、2分でいけちゃう距離に住んでたんですね・・・・。
ゴッホはこの場所からローヌ川に夕涼みに行き、
その景色に感動して、あんな素敵な作品を描いたのですね♪
・・・なぁぁぁんて浸りながら
飲むロゼワインは最高!!!!
見よ!!!このしっかりとひんやり冷えたロゼワイン!!!
写真からもこの絶妙な冷たさが伝わってくるようだろう!!!!
この直前に南仏に行ったばかりの職場の先輩が、
南仏はロゼワインがおいしかったと言っていたし、
周りを見回すと、みんなどこもかしこもロゼワインじゃないか!!!!!
(白ワインばっかり飲んでるドイツでは見かけない光景!!)
そしてさすが南仏。(?)
お料理の味。バリエーション。最高です。
インゲン豆をさっぱり炒めてぴりっとしょっぱさや辛さを効かせたものや
すっきりした酸っぱさのピクルスやサラダや。
ドイツには無いこの味わい。 日本人のお口にぴったり。
なんと塩味のしっかり効いた黒米!!!!
このお通しのナチョス的なもの?からびっくりするぐらい美味しかったのにー
もうー参るなー!!プロバンスよ!!!
まだ街をみていないというのになんだいこの多幸感!!!
ロゼワインでふわふわ宙に浮いてしまいましたー♪
だいぶここで時間のロスしちゃいましたけど(だって物思いに耽ったり・・・ねえ♪)
次はいよいよ旧市街の中へ!!!!
私の一番のお気に入りの作品『夜のカフェテラス』の舞台になった場所も
旧市街の中!!!
たのしみだーーーーー!!!!
♪続く♪
あまりの美しさにしばしここで見とれていました。




































































































































































































































































