なにかと残念なロンドン〜ビッグベンとウェストミンスター〜 | ♪ IN MY LIFE ♪〜ドイツ・フランクフルトの窓辺から〜

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ドイツ生活早数年。
楽しく奮闘しております。
メゾソプラノ歌手です。

ドイツ・旅行・音楽・オペラ・グルメ•ときどきビートルズ&サウンド・オブ・ミュージック便りをお届けいたします♪

 昔から
私の中でロンドンのシンボルといえば。





ロンドン塔でもロンドンブリッジでもバッキンガム宮殿でも大英博物館展でもなく
ズバリ、ビッグベンであった。





↑幼少時代、私のロンドン=ビッグベンへのファンタジー感をこれでもか!と高めた動画がこちら。ピーターパン。




↑うーん、アニメでも美しい。惚れ惚れする。
テムズ川沿いに佇む時計台。


なーんてことはない、ただのお堅い国会議事堂であるのだが。
ロンドン、格別好きな街というわけではないが、
黄金のビッグベンに赤いダブルデッカーバスのセットは、もんんんんんのすごく私の心をくすぐってやまない光景。
パリのエッフェル塔よりロンドンのビッグベンが好きかもしれない。




1999年。
私が今から初めてこのロンドンの地に降り立った時。
これまで冷静に分析したことはなかったが、
今なら分かる。
1番テンションが上がったのは他でもない、
やはりビッグベンを見た瞬間だったように思う。


思わずビッグベンの見える近くの電話ボックスで
祖父母の家に自慢の国際電話をしたのをおぼえている。
(そしてビッグベンの絵はがきを界隈で買い漁って家族に送りまくった。)




ちなみに3年前にロンドンを早歩きした際は。⬇︎



ビッグベンビッグベン言っているが、
夜だったし、時間がなくてゆっくり観ることができなかった。
それが本当に心残りで、
また必ず来ないといけない、と思っていた。
ビッグベンをみる、ただそれだけのために。





とあるドイツ人の友達が、
フェイスブックで休暇中に青空に映えるビッグベン&ロンドンミュージカルを満喫している投稿をみて、

くっそーーー!いつかまた、私も!!
と闘志をメラメラと燃やしていた。






 

…そんなわけで、
ついにこの念願のこの瞬間が再び訪れた。




20年越しの再訪。
いざ!!3年前の屈辱を晴らすとき!!!















…………。






…………。







………………。








……………………。




えっ……。
マジ!?




まさかの改装工事中〜(T_T)




見るも無残な改装工事中の姿を曝け出していた…










遠目だったらなんとなく!?シルエットが分かる………かぁ!?









近場じゃもう、見るに耐えられない(T_T)




↑ちなみにこれは最寄りのウェストミンスター駅を出たところで撮影したもの。
まさかこれがビッグベンの時計台だなんて最初は全く思わなかった。。。。




私の憧れの、
ビッグベンとダブルデッカーバスのコラボによる写真。


インスタ……映えない😂😂😂😂



嗚呼。2月とは思えないぐらい
奇跡的な晴天だというのに。。。涙




このビッグベンの改装工事は
2017年7月から開始しており、
2021年まで続くとのこと。
あと2年もかかるのか。。。
 

↑ディズニーランドにありそう。ミッキー型のシルエット。





ビッグベンの反対側、テムズ川の対岸には
ロンドンの人気観光スポットの大観覧車、ロンドンアイが。

私が1999年に来た時はこんなのなかった。。。
(なかなか脳内アップデートされず時代おくれ感ハンパなくてすみません!!)

と、思いきや、
1999年の年末にオープンしたとのこと。


普通の観覧車とは違い、カプセルみたいになってて、
各カプセル25人ぐらい入れるらしい。


ただし乗車料がまさかの大人23ポンド!!



たっけぇーーーーーー!!!
日本円にして、実に3100円ぐらいですよ!?
そんなんだったらドイツではドイツ料理レストランで2食分ぐらい食べられるわ!!


おそるべしロンドンの物価!!



橋の上にはタータンチェックスカートの民族衣装を着た男性がバグパイプを演奏。

うーん。英国的でいいねーーー!!素敵!!









…私の知ってる曲とは一音だけ半音低いんですけど。


テムズ川↑




ビッグベンの裏側






↑ウェストミンスター寺院前では学生さんたちによるこんなデモをやっており人混みがすごかった。
楽しそうに和気藹々とデモやってます!!って感じなんだけど。

ロンドンの周りの景色が重厚感ありすぎて、
こんなん思い出した。⬇︎





ここまで鬼気迫る感じじゃなくてお祭り騒ぎだったけどね。
とにかく見物客などもいて人がごった返しており、


↑この荷物で道歩いてた私は通り抜けるスペースもなかったわよ。。。






ようやく人混みをすり抜けてウェストミンスター寺院へ到着。⬇︎⬆︎


ビッグベンのほぼ真裏?です。


ウェストミンスター寺院といえば
私の中では、英国民が涙を流していた
1997年のダイアナ元妃の葬儀。
そしてそのとき歌われたのが
エルトンジョンのCandle in the window⬇︎



私はまだ夏休み中で家のテレビでこの中継を見ていたので覚えてる。
そしてこのウェストミンスター寺院という場所を知った。
そしてその2年後の1999年の夏。
私はここに来たのである。



私の西洋で初めて入った教会はここであった。


20年越しの再訪。
久しぶりに入ろうかと近付いてみると…




…ん!?



大人22ポンド!?


たっけぇーーーーーー!!!


色々高すぎじゃわいっ!!!ロンドンよ!!
教会に入るだけで3000円以上ってなんなのよ!!
日本の寺院仏閣もそんなに取らへんわっっっ!!!


(もっと言えばドイツの教会なんてどこも殆ど無料でお気持ちばかりの寄付金のみ、もしくは拝観料とられてもせいぜい2ユーロ前後。)


ドイツからロンドンに来ると色々びっくりです。



昔ここに来た時は確実に入場しているし、
その写真も実家に残っているし。。。
でもこんな拝観料、払ったのだろうか???




全く覚えてないので当時はそんなにお金がかからなかったかと思われる。


あまりにも高くてアホらしいので、
結局入らずに外観だけ拝み、
となりの教会ショップだけ見て、終わることにした。



あー。アホくさい。
ロンドンって街並みかっこいいけど
お高くとまりすぎだわ!!!


バッキンガム宮殿も久しぶりに見に行こうと思ったけれど、
荷物も邪魔だし、なにかとガッカリの連続で疲れたので、
早々にロンドンを離れて本日の宿泊先であるケンブリッジに向かうことにした。


続く。