ロンドン早歩き④〜インディカ・ギャラリー跡・ピカデリーサーカス〜 | ♪ IN MY LIFE ♪〜ドイツ・フランクフルトの窓辺から〜

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ドイツ生活早数年。
楽しく奮闘しております。
メゾソプラノ歌手です。

ドイツ・旅行・音楽・オペラ・グルメ•ときどきビートルズ&サウンド・オブ・ミュージック便りをお届けいたします♪

その後はルーフトップコンサートの現場から歩いて8分ほど。

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ここは、インディカ・ギャラリー跡。

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今は別の名前のギャラリーになってますが、
それでも相変わらず個展が開かれています。


オノヨーコとジョンレノンが初めて出会った場所であります。





その当時、アメリカからロンドンに拠点を移していたオノヨーコが個展を開いていたのがこのギャラリーでした。

そこにたまたま偶然ジョンレノンが見に現れたわけです。


そして、三脚をのぼっていくと
天井から虫眼鏡が吊り下げられていて、
それを覗くと天井に小さな文字で『Yes』と書かれている、という作品をみて


ジョンレノンはとても温かい気持ちになり、
この個展はきっと心温まるものに違いないとワクワクし、
そしてその作品がキッカケでオノヨーコと付き合うことになったと本人が後に語っています。



当時、ジョンもオノヨーコも別の人と結婚して子供もいる身でしたが。

まるでドラマのようなお話に心惹きつけられます。



当時のジョンレノンは周りに本当の意味でYesと肯定してくれるひとがいなかったのでしょうか。
何かと常に闘っていたのでしょうか。
世界的に成功して地位も名声もすべてほしいままにしていたジョンだったのに、
この小さなギャラリーで自らの人生を大きく展開させるなんて。


本当に、人生とはわからないものです。



ちなみにここは人気(ひとけ)がなくて少々寂しかったです。


すぐそばの大通りに出て3分ほど行けば


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そこはもうピカデリーサーカス。

1999年に私はここに来たことがあります。
懐かしいのでこのまま歩いてみることにしました。

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ここはいつでも賑やかです。


でもロンドンは私にとって、なぜかロンドンに来た!!!
という特別感や特異なワクワク感がありません。

ピカデリーサーカスをみても、
急いでいたのもあるのですが、
東京の表参道を歩いてる時と全くテンションが変わりません。(笑)



さすがにテムズ川沿いのビックベン、
これが見えたときには
うわぁー!!ロンドンはやっぱりこれだよね!!!!

と思いましたが。


昔行ったバッキンガム宮殿でもロンドン塔でもピカデリーサーカスでもコウ¨ェントガーデンでもハイドパークでもウェストミンスター寺院でもなく、
私にとってのザ・ロンドンはやはりビックベンなのです。



…そのわりにもあまりにも急いでたせいで夜のライトアップされたビックベンの写真を撮りそびれましたが。。。


そうこうしてピカデリーサーカスからどんどん南下して、大英博物館やトラファルガー広場を横切り、


トラファルガー広場からウェストミンスター寺院まではもう小走り…からの、
全力疾走!!!!!



時は22時45分前後になっていました。
私はビックベンを見たい一心でずっと歩いてしまいましたが。。。なぜあのとき、 ピカデリーサーカスで地下鉄に乗らなかったのか。。。   


その後は一向に駅が見当たりません。


さきほど、全く違う方向に
Liverpool Street駅行きの(…といってもロンドンの通りね。紛らわしいけど。)ダブルデッカーバスが走り去っていきました。 


私は紛れもなく!!
23時25分最終電車の空港行きの電車に乗らなければならないのです!!!



これを逃したら。。。。
ホームレスのおっさんと一緒に駅で野宿(*_*)

またはパブとか24時間やってるマクドナルドなどで一晩過ごさなきゃいけないけど、ここはロンドン。
24時間やってるとこなんて滅多にない。



空港行きの電車は地下鉄からかなり歩くしなぁーーー。




結局ウェストミンスター寺院駅から地下鉄に乗ることにしました。

最終電車だとか、最後の駅まで行かないから注意しろと警告するアナウンスがひたすらけたたましい。


駅員さんに、
とにかくリバプールストリート駅に行きたいと伝えると、
だったらこの環状線で一本で行け!!
と言われてホームまで走り込みました。


しかし山手線のようなこの環状線。。。
万が一反対回りに乗ってしまうと、
一応は着くんだが、明らかに23時25分の電車に間に合わない。。。。



慎重にいけよ、私!!!!
と、焦りで激しく高鳴る心臓を無理やり押さえつけて自分に言い聞かせる。。。


…が!!!



なんじゃこりゃああああ!!
見たことない駅名が電光掲示板に表示されてる!!!!( ̄O ̄;)




…よく見たら前の駅止まりでした。
終電のお時間なので。。。環状線にはならないらしい。。。


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えーどうしたらいいのー( ̄O ̄;)




仕方がないので乗り換え乗り換え、
3回乗り換えて行くことに。


一寸の隙もミスも許されません。
乗り継ぎが一個でも狂って10
私は



結局緊張感が襲う中、
無事にリバプールストリート駅についたのは23時20分に到着。。。

そこから切符を買って、
いろんなひとに聞いて、
空港行きのエクスプレスまで全力疾走。




そうこうして私のイギリスの旅は
すべて無事に全行程を終えることができました。。。


すべて崖っ淵なんですけど。。。。



何度、神様お願いしまーす!!( ̄O ̄;)
と心の中で叫んだか分かりません。

でもすべてうまく行きました(笑)


私は旅運に恵まれています。ほんとに。



つくづくとそれを実感した旅でした。



そんなわけでその日は空港にて一晩明かして、(ほとんど寝れていない。)

朝7時30分発の飛行機で9時30分にはフランクフルト・ハーン空港に着きました。
(LCCの激安航空券で行ったので空港がいつものフランクフルト空港ではなく、マイナーで小さな空港だったのです。(笑)行きも夜中の2時半にバスに乗って、朝4時半の保安検査だったり、自分自身で航空券をネットでチェックインして自分で印刷しなきゃいけないのに、チェックインはしたけど印刷してなかったりでバタバタしましたが、なんとか無事に行って帰ってこれました。いつものことながら珍道中すぎますね。)

そこからバスで2時間かけてフランクフルト中央駅二戻ります。

その道中の景色は菜の花畑が広がって、とても広大で、まるでロマンティック街道そのもの。


イギリスの景色ととてもよく似ているけれど、
色合いがより明るくみずみずしくて、ドイツの自然は健全だなぁなんて思いました。


そうしてお昼には自分の家に帰ってきて、
そこから15分も休憩しないうちに家を出て、約1年ぶりの語学学校。


朝までイギリスにいたのに、
昼には授業を受けていました。


なんて便利なのでしょう。


そんなこんなでイギリス、ビートルズを巡る旅はあっという間に幕を閉じました。
半年以上前から行く機会を狙ってたので(本当は12月に行くつもりだった。)
思い切って行動に移して、欲求も解消です!!


今度はまたイギリスの違う街にも行ってみたいな!!!(≧∇≦)


でもしばらくはまたドイツの平穏な生活を満喫したいとおもいます。



長々とここまで読んでくださった皆さん、
ありがとうございました。途中で読むのを諦めた方も。。。挑戦していただきありがとうございます!!

できる限り動画も載せてみますね♪