
少し前に、マイ母から送られて来た写メ。
落ち着きのある深いブルーが涼しげな紫陽花、庭で育てているそうです。紫陽花って、鬱陶しい梅雨の慰め役ですが、梅雨明けしてからこうして見てみると、今度は涼感を醸し出してくれますね。

こちらはマイ母のお気に入りで自慢の墨田の花火。薄い水色の八重咲き、本当に可憐な花火のようで素敵。人気の品種なのでたくさん写真を見掛けますが、欲目かもしれませんが誰よりも綺麗に咲かせています。
しかし、我が実家の猫の額ほどの庭のどこにこんなに紫陽花を植えたのか謎です。私が子供の頃から植わっているバラたちや、山茶花もあるこの庭で、ご近所さんから譲り受けたお転婆なレトリバー犬が走っているそうですが、走るスペースがあるんだろうか!?

まだまだありました。マイ母、なかなかの花咲かマダムです。

お友達の
とらこさんから贈り物が届きました。
お洒落な瓶が3つ、下から順にクロモジ茶、黄梅ジャム、蜂蜜。
とらこさんと私は、毎日、植物や動物や虫と戯れて暮らす野生児仲間ですが、とらこさんは私とは比べ物にならない山暮らしの達人!
爽やかで美味しいクロモジ茶と黄梅ジャムはとらこさん作です。
蜂蜜は、なんと日本蜜蜂の蜂蜜です。私はとらこさんと同じように、いつか庭に巣箱を設置して自家製蜂蜜をと前々から考えているので、いろいろ調べたり養蜂家の方から話を聞いたりして割りと詳しいのですが、日本蜜蜂は西洋蜜蜂に比べて体も一回り小さくて採蜜量も少なく、しかも西洋蜜蜂よりも気難しいところがあって、巣箱からの逃亡率が高いそうです。なので、日本の養蜂家の九分九厘以上が西洋蜜蜂を使っています。だから、私たちが口にする蜂蜜の殆どが西洋蜜蜂の蜂蜜。
もっと詳しく言えば、その蜂蜜も多くの場合、水飴がたくさん混ぜてあったり、まだ水っぽい未熟の蜂蜜を加熱して強制的に煮詰めて濃度調整をしたりと、純粋な蜂蜜自体が非常に少ないのだそうです。加熱すると(約37℃より高い温度)、せっかくの蜂蜜のビタミン類や栄養酵素は死滅します。水飴などの混ぜ物をすれば安上がりですが、味も栄養も水飴でしかありません。
何故だか、日本の蜂蜜の基準は極めて緩く、水飴などの中に例え1%でも蜂蜜が入ってさえいれば「蜂蜜」と表記して売れるそう!よって、人が手を加えていない純粋な蜂蜜100%の蜂蜜かどうか見分けるのは困難を極めます。よほど勉強するか、信頼できる養蜂家を見付ける事でしょうが、本当は利害の無い個人で巣箱を設置している方の蜂蜜が一番確実。
我が家は、趣味で山に巣箱を置いていた近所の
貞敏おじさん(←蜂蜜の過去記事リンクしてます)が亡くなってしまってからは、popさんのおばあちゃんの代から配達して貰っていた近所で100年続く養蜂家の蜂蜜に頼っています。ここは混ぜ物も加熱もしない信頼できる養蜂家ですが、かなり細々~になっているのが不安材料。それと、美味しい蜂蜜ですが西洋蜜蜂の蜂蜜です。
そんなで、とらこさんの貴重な日本蜜蜂の蜂蜜は格別な想いで頂きました。
日本蜜蜂の蜂蜜は濃度が薄めで酸味があると言われますが、酸味は全く感じず、むしろ糖度は明らかに西洋蜜蜂の蜂蜜より高い!強い甘みの証拠に、瓶を置いておくとアリが寄って来るので、冷蔵庫に保存したほどです(冷気では栄養酵素は死にません)。本物の蜂蜜は、時期や場所によって、植物の香りや甘みや酸味が変わるのも楽しみなのです。

瓶物だけでなく、神のハーブとも言われるホーリーバジルや、ゆずりはさんの枇杷とクロモジの手作り石鹸も頂きました。高温多湿でカユカユの季節、良質な石鹸は不可欠です。
そして、とらこさんがアンティークで出会われたと言う怪しさ満点の木製の猫氏!
マトリューシュカ風にウエストの辺りでパカッと開く入れ物になっています。マトリューシュカと違い、中身はいらっしゃらなかったので、その社交性……いや遮光性を活かして、お気に入りの精油のガードマンをして貰っています。
話を聞いたところ、自分はオーストリアはウィーンの出身だと語る猫氏、ヨーゼフと呼ぶ事にしました。
とらこさん、嬉しい贈り物をありがとうございました!

宮崎は梅雨明け後、ようやく青空とお日さまが垣間見えました。日本のひなた県、やっぱりこうでなくちゃ。全国的に猛暑と言う中、グズグズお天気も多い宮崎ですが、毎日30℃ほどにしかならないのは助かっています。
そんな中、我が家の橙も元気に生育中。今年は裏年なので例年の半数以下ですが、それでも何とか40玉はありそうです。
さてさて、月末恒例お薦めクラシックコーナーです。今月のテーマは夏休みの音楽として、フランスの作曲家デオダ ドゥ セヴラックをご紹介します。先月のシベリウスに続き、またまたこのコーナー初登場の作曲家です!
セヴラックは、名前からお察しの方もいらっしゃるかもしれませんが、スペイン貴族の末裔で、パリでもスペインの大作曲家アルベニス(ゴシップネタになりますが、サルコジ前大統領の前夫人はアルベニスのひ孫)に師事した事もあり、フランス人でありながらスペイン色の濃い作曲家です。
パリでの勉強を終えたセヴラックは、南仏ラングドック地方に戻り、田舎の音楽家と呼ばれる事を好みました。その音楽をドビュッシーは「良い香りのする音楽」「土の薫りのする素敵な音楽」と評しましたが、まさに都会では作れない音楽だと、聴いて頂ければおわかりになるでしょう。
殆どの音楽家がパリを中心とした都市部で活動する中で、のどかな田舎へ帰ったセヴラック。特異な存在だったであろうセヴラックに共感できる私です。
◆セヴラック:ヴァカンスにて
(P:チッコリーニ)
https://www.youtube.com/watch?v=qyO2JnnG9E8①シューマンへの祈り
②おばあ様の撫で撫で
③小さなお隣さん達の来訪
④教会のスイス人に扮装したトト
◆セヴラック:ヴァカンスにて(続き)
(P:チッコリーニ)
https://www.youtube.com/watch?v=Ugi_6-uJ4EE⑤ミミは侯爵夫人の扮装をする
⑥公園でのロンド
⑦古いオルゴールが聞こえる時
⑧ロマンティックなワルツ
8曲からなる組曲「ヴァカンスにて」。
ヴァカンス命のフランス人なので、どの季節にもしょっちゅうヴァカンスがあるのですが、やっぱり本命は夏のヴァカンス。最長だと、7月1日から3ヶ月休みなんて言う人も。子供たちも、学生も、勤め人の大人も、お年寄りも、こぞって何処かへヴァカンスに出掛けます。
この曲も、恐らくは夏のヴァカンスを書いたものだと思います。
1曲目のシューマンへの祈り、本当にシューマン風で優しさに満ちていて世界に誘われます。
おばあ様の撫で撫でだとか、各曲の題名が可愛くて、その情景をイメージさせてくれますね。何だか自分の子供時代の夏休みを思い出すようです。国は違っても、夏休みにしか味わえないあの特別なワクワク感と言うのは同じなのかもしれませんね。
子供目線と大人目線の両方から見た夏休みと言った感じに、ちょっぴりキュンとさせられます。
7曲目の古いオルゴールが聞こえる時と、8曲目のロマンティックなワルツが特に有名でよく弾かれます。古いオルゴール~、まさにオルゴールのようで素敵です☆
埋もれかけていたセヴラック発掘の立役者でもあるチッコリーニの名演でどうぞ。

夏休みは遊びに限るとよ~!
無邪気なバージュ。
こんな風に人の顔を見上げては遊びに誘います。
◆セヴラック:私の可愛いお人形さん(ソプラノ:マルタ・アンジェリシ/P:モーリス・フォーレ)
https://www.youtube.com/watch?v=lxTxj_9pvz0お次は3分ほどの子守唄。
なんでしょうか、フランス歌曲なのになんとも言えない懐かしいこの感じは?日本の童謡を聴いているかのような優しい温もり、ほのぼのしますね。懐かしさと温かさに涙が込み上げて来るのを禁じ得ませんでした。穏やかで平易なメロディーと歌詞が呼び起こす感動を、コルシカ出身のフランス人ソプラノ歌手マルタ・アンジェリシ(マルタ・アルゲリッチと名前が酷似(笑))とモーリス・フォーレのピアノ伴奏でどうぞ。
アンジェリシの歌い方がまた素朴で、母の愛を見事に表現していますね。

ヴァカンスは、キリッと冷えた宮崎牛レバー、はたまたマグレ ドゥ カナール(鴨フィレ肉)もいいな。
ねぇノアゴン、それってヴァカンスと関係ある?
◆セヴラック:セルダーニャ~5つの絵画的エチュード~より
①二輪馬車にて~セルダーニャへの到着~
②祭~ピュイセルダの想い出~
(P:ホルディ・マソ)
https://www.youtube.com/watch?v=m0d4qNXnCFM最後は、5曲のエチュードからなる組曲「セルダーニャ」より最初の2曲を。
セルダーニャはセヴラックの代表作で、お聴き頂ければわかる通り、非常にスペイン色の濃い作品です。最初にご紹介した、愛らしい「ヴァカンスにて」とは少々様相が異なりますね。ドビュッシーの言う「土の薫りのする素敵な音楽」と言うのがピッタリ来る作品です。
セルダーニャはセヴラックが晩年を過ごした地で、ピレネー山脈にまたがるスペインとフランスのちょうど境にある地方です。スペインの情熱と、強い太陽の輝きが感じられます。乾いた赤土の薫り、パリでは決して作れなかったでしょう。
スペイン人ピアニスト、ホルディ・マソの演奏でどうぞ。
セヴラックの音楽、お楽しみ頂けたなら幸いです。

「好き好き好き~、あなたが好き~♪」
紫の座布団に首ったけのへんこちゃん。

おじさんのマンゴーのハウス内にて。
何となくマンゴーマジックでもやっている感じのpopさん(笑)その左手は何?
前回記事に頂いたコメントのお返事にも何人かの方に書いていますが、おじさんのマンゴー、最後のハウスに突入したら、美人度がダウン。
色とサイズは落ちても味は変わらず美味しいのですが、正直者のおじさんは大幅値下げをしました。今ならばお徳用の大箱に8個入り(3キロ前後)6000円~!ギリギリ価格です!HPには値下げの反映が間に合わず載ってはいないレア情報(笑)
(ただし、値段変動や注文数の状況でお徳用6000円では出来ない場合もあるので、まずは電話かファックスでお尋ね下さい)
終了間近になると駆け込み注文が増えるので、ご注文をお考えの方はお早めにどうぞ!
◆
大久保マンゴー園(黒木利男)※終了はお盆前の見込みです