今日、10月18日はバージュが私たちの家族になった日です。
お盆の頃、うちの庭に迷い込んで来た赤ちゃん猫だったバージュ。こおろぎを捕まえて食い繋いでいたようですが、まだ小さな体に真夏の暑さは厳しく、数匹のこおろぎだけでは食料不足だったのでしょう、庭の野菜の肥料に撒いていた米ぬかをよろめきながら舐めている姿を見て、ご飯をあげるようになりました。最初は警戒して、ご飯は食べるものの、なかなか触らせてはくれませんでしたが、ちょうど1週間経った頃、撫でる事が出来ました。











この小さな錆び猫はとても賢く、私たちとのコミュニケーションの取り方も瞬く間に覚えました。うちの真横にあった古い倉庫(老朽化の為、6~7年前に取り壊し)に僅かな隙間から入り、中にあった大きな漬け物樽の上で寝ている事も教えてくれました。この僅かな隙間から入れるのは小柄さゆえ。つまり他の動物には入れないので安全☆
賢いと言うフランス語、サージュと呼ぶようになりました。













賢く快活なサージュちゃんは、私たちが出掛けて帰って来るのを、庭の大木に駆け上がって見ていたものです。そして、高い木のてっぺんから身軽におり、一気に私たちの元へ走り寄るのでした。












そんな日々が2ヶ月続きました。
10月18日、急激な寒さが到来し、サージュはガタガタ震えていました。そう!サージュちゃんは飛び切りの寒がり屋だったのです。
ガタガタが止まらないサージュちゃんを見て、私たちは家の中に招き入れました。暫くはノアゴンと別室生活をし、その間に病気の検査に連れて行き、トイレトレーニングもしました。幸い病気も陰性、トイレも失敗したのは最初の1回だけですぐ覚えました。













大好きな私たちの家族になれたと理解し、暖かいおうちも相まって、サージュちゃんはとても幸せそうでした。popさんの提案で、サージュと言う仮名からバージュに改名しました。おっちょこちょいでお転婆なので、野性的と言うフランス語、ソバージュからバージュにしようと。
バージュと改名して、より元気いっぱいでイキイキとし、力強さも加わった子になりました。

が、しかし!幸せいっぱいのバージュにとって、ノアゴンと言う名の、フランス語混じりで話す変わり者の真っ黒な猫が居た事は想定外だったようです。1ヶ月ぐらいは、ノアゴンが近付くと緊張と怖さで「シャ~」と言っていました。
私たちが意外だったのは、神経質で気難しかったノアゴンがゆったりとした優しい態度でバージュを受け入れてくれた事でしたが!












やがてバージュは、真っ黒なフランス猫を「ノアゴンお兄ちゃん」と、尊敬を持って接するようになり、ノアゴンの行動を観察してはマネするようになりました。引き戸の開け方や、柔らかい布団で寝ると気持ちイイことや、落ち着いた行動を取ることをノアゴンから教わりました。今でも羽目を外して騒ぎ過ぎると、ノアゴンの鉄拳が飛びます。いつの間にか、ノアゴンはバージュの教育係になっていました。
それと引き換えに、ノアゴンはバージュから「猫らしい行動」を学びました。何しろ変わり者のノアゴン、私たち人間とだけ生活する4年間のうちに、自分も人間なのだと信じて疑わなくなり、猫用のフードはどんどん避けるようになり、走り回ったり、ジャンプすることさえも忘れ去ってしまっていたのです!
ジャンプの仕方を完全に忘れてしまっていたので、窓際の展望台は愚か、ベッドにさえ上り下り出来なくなっていました。
それが、じゃじゃ馬バージュの事を見ているうちに、猫としての運動能力や本能を少しずつ思い出して行ったのです。
気難しい哲学者から、おおらかで健康的なムッシューへ変わったのはバージュのお陰です。













うちの子になって程無く、避妊手術を受けたバージュ。
その手術のせいなのか、手術以降、お腹の毛が生えて来ず、ハゲです!
元々、毛が薄いのと、毛繕いをし過ぎなのも一因かもしれません。
「毛が無いのに毛繕いしなくてイイの!」
と、ピンクのお腹を触るのがブルジョワジーの秘かな楽しみです(笑)













今でも運動神経抜群のやんちゃ娘ですが、どこまでも素直で天真爛漫、そして甘え上手。まさに末っ子キャラです。相変わらず食には執着せずカリカリ一辺倒、遊びが最優先です。
ひまわりのように明るい我が家のムードメーカー、今日はお祝いにたくさん遊びたいと思います。








~~~~~~~~~~~


多忙につき、ご訪問が著しく遅れています。5年に一度のショパンコンクールも間も無く終わりだと言うのに、まだ1次予選を少し聴いただけ(汗)
今のところ、ピンと来る演奏と出合えていませんが、今回も大人数いた日本人には厳しめの結果な模様。省略しながらでも、何とか全員聴きたいと思います。

10月3日に始まった1次予選からの、コンテスタント全員のライブ録音がこちらで聴けます。最初から順に聴く場合は、一番下の動画からチェック。
 ↓  ↓  ↓

ショパンコンクール 2015


前回記事に頂いたコメントのお返事ももう暫くお待ち下さい!









日中はまだ夏の延長の気温が続いている宮崎ではありますが、9月下旬まで鳴いていた頑張り屋のツクツクボウシもそろそろ店じまい、我が家の庭のインセクトオーケストラはスズムシやマツムシへ。
サラッと軽やかな空気が心地よい10月、私の大好きな季節の到来です。


実りの秋、秋色の美しい栗を渋皮煮にしました。鬼皮剥きは大変ですが、芋・栗・かぼちゃに目が無い私にとって、栗は今の季節しか楽しめない貴重な恵みです。少し煮崩れしましたが、柔らかシットリとしたマロンやかな香りの良い栗でした。栗に限らずですが、煮崩れと柔らか美味しいって背中合わせですよね。いくら見た目は綺麗でも、噛んだ時にちょっとでもゴリッとかシャキッとか言うと煮物としてはガッカリ~。

とは言え、少しの煮崩れでもクリエイティブな私がリベンジしない筈がありません。2回目は鬼皮剥きも慎重にし、灰汁抜きの火加減を弱め、茹で溢し時間も短縮……そしたら今度はちょっと硬さが残る上、灰汁抜き不足なせいか皮剥きを遠慮し過ぎたせいか栗が真っ黒(汗)
黒蜜を入れて、黒さの責任を黒蜜に擦り付ける!圧力鍋で強制的に柔らかくはしたものの、やっぱり真っ黒な色はどうしようもありません。

で、もちろん再リベンジ。3度目の正直とはよく言ったものです。煮崩れも殆どなく、ビックリするほど美味しい栗が出来ました。やはり何事も繰り返し繰り返しクリエイトする事が大切だと栗は教えています。3度目なので味にもアレンジをきかせて、ブランデーとチョコレートを入れてみたところ、引っくり返るほど美味しい栗になりました。
「食べてみてくり~」
と、マンゴーのおじさんや親戚にお裾分け。その日は電話が鳴りっぱなしでした。
渋皮煮と言うか、渋皮マロンのチョコレート煮でしょうか?マロングラッセほどガトーっぽくはありませんが、「marron  au  chocolat 」と言うデザートだと思います。



















日本の栗はフランスの栗よりも大きいよなぁ。

街角の焼き栗売りはフランスの秋~冬の風物詩。薪を入れたドラム缶の上に金属製の平鍋を置き、皮付きの小振りな栗をコロコロと転がしながら焼くのです。お約束の掛け声「マ~ロン ショー、マ~ロン ショー、マ~ロン ショー」と共に。
昔は恰幅の良いフランス人のおじいちゃんが多かったけれど、最近はマグレブ(アラブ系)のお兄さんが増えました。

熱々の焼き栗をザザッと紙袋に入れて手渡されると、寒いパリではホッカイロ替わりにもなります。栗自体は日本の栗ほど甘くなく、シットリもしては居ないんですけれどね。何しろ日本人は縄文時代から栗を食べているのですから、日本よりも栗が美味しい所は無いのかもしれません。


同じく秋の味覚のいちじくと言い、人類が最も古くから食べていたもの、素晴らしきかな!















この夏、お中元で頂いたプレミアム洗剤の詰め合わせ。一番右は台所洗剤、あとの3つは洗濯洗剤。家事の中で断トツに好きなのが皿洗い、次が洗濯の私にとって嬉しいギフトです。
台所洗剤は、プレミアムの名に相応しい優れもの。最近の台所洗剤って、サラサラ油汚れが落ちて泡切れが良いとか言うのは、洗剤自体が水っぽくサラサラしているだけで油汚れは2度洗い必須だし、濃縮コンパクトとか言うとあまりにも量が少な過ぎてすぐ無くなるし。だいたい幾ら少量で落ちると言っても、数滴だけではスポンジに吸収されてしまうから足りません。どれだけ濃縮しても、やっぱりある一定の量が必要。
そんな最近の台所洗剤への不満を、このプレミアムキュキュットは全て解決してくれました。極端にコンパクトではないし、油汚れの洗浄力もイイので、皿洗い好きな私でも1本が1ヶ月もちました。

洗濯洗剤はアイリス、ミモザ、ホワイトローズと、珍しい香りばかりです。取り分けホワイトローズはうっとりする高貴な香り。
気に入ったので、近所のドラッグストアに買いに行きましたが見付からず。ギフト専用品なので、ドラッグストアやホームセンター等、店頭販売はしていないようです。
売ればイイのに~!














いらっしゃ~せ~。

いい加減な店員さんっぽいバージュ(笑)
商品について訊ねても殆ど答えられなそうです。
まぁ、潜在能力があるから洗剤のカリスマ店員になれちゃったり。

皆さんオススメの洗剤があったら教えて下さい。














4年前、すぐ近くのくるみの大木の下で拾ったくるみを庭に植えたらこんなに大きくなりました。
幹の太さはまだ人のふくらはぎぐらいしかありませんが、背の伸びと、葉っぱの広がりには目を見張るものがあります。













十数枚で一組になっている葉っぱは、1枚がこんなにも大きい!これが冬になると全て落葉します。落葉樹ですが、紅葉は全く見所なしなのが残念。殆ど色付くことなく
枯れて落葉です。
これだけ背は高くなっても、まだ花は咲きません。実が生るにはまだ時間がかかりそうです。
最近では、くるみ材は一般にも人気でますます希少価値が上がっているとか。家具だとかトレイなんかでもイイお値段がしますね。
ちなみにピアノに使われるウォールナットは、同じくくるみではありますが、異なる材だそうです。くるみ材も値上がりしているようですが、どうやらウォールナット材の方が更に高価らしいです。ウォールナットの方が硬く目が詰まっているので、良い音のピアノになるそうです。
たわわに実をつける大木に育つのが楽しみです。














少し前のこと、お気に入りの紫の座布団で何やら格闘していたへんこちゃん。
へんこパンチの後……











ガブリ!
仕留めた?












見物してないで、早くこの長く伸びて来た蔓を切って!

いつの間にか、山芋の蔓が紫の座布団の上まで伸びて来ていました。それが邪魔なのよ~と言うので、すぐに切ってあげましたとさ。







今が旬の生の落花生。
こちらは近所の生産者コーナーで売られていた極大粒品種の「おおまさり」。通常の落花生の2倍以上の大きさで、甘さも強く柔らかなので茹でて食べるのに最適なのだそうです。
サイズが大きいので茹で時間は掛かりますが、粒の大きさと甘みに魅了されています。














あ、調査隊が来ました。土の香りがするのかもしれません。落花生ってピーナッツと名が付くのに、他のナッツ類のように木にならず、土の中で育つのだからなかなかの変わり者ですよね。


約30分、たっぷりめの塩で茹でるだけ。
茹でると簡単に殻が割れるようになり、甘くなります。ピーナッツと言うよりも、極上の枝豆と言う感じに近いです。やめられない止まらない~の、ネバーエンディング殻割りとなること必至。ビール飲みならば最高のおつまみでしょう。旬の味、万歳!















9月2日から4日間、台湾に行って来たマンゴーのおじさんからのお土産。今回の渡航、マンゴーの亡き師匠の奥さん(御歳92歳)に会うのが目的でした。洪さんと言うこのご夫婦とマンゴーのおじさんは実に長い付き合いで、もはや親子のように親密な関係です。何しろおじさんがまだマンゴー栽培を始めて間もない頃からの付き合いですから、もう30年以上もお互いの家を訪問し合っているのです。
師匠である旦那さんは10年程前に亡くなってしまいましたが、奥さんは92歳の今も健在で、マンゴーのおじさんの事を実の子供のように可愛がってくれています。
76歳になったマンゴーのおじさんに
「今年のマンゴーは立派に出来たか?赤字にならんかったか?」
と、毎シーズン、心配して電話を掛けて来るのです(笑)
写真の台湾土産のちまき、この92歳のおばあちゃんがマンゴーのおじさんが帰る日に作って、熱々ホッカホカを持たせてくれた物なのだそうです!それを帰国したその足で配って回ったマンゴーのおじさんも、やっぱりタフです。
超お料理上手なおばあちゃんだと聞いていましたが、食べてみて激しく納得!こんな美味しいちまきは初めてです!具材は豚モモと筍と大豆の3種類、そんなに色々と入っているワケではありません。色はかなり白く、ちまき=茶色っぽいイメージとは異なります。そして味付けが究極に薄味、これでもかって言うほどの薄味(笑)
日本でよく食べる中華ダシっぽい塩気があるちまきとは別物です。日本薄味党の私としては感動モノの薄味でした。なのにあの優しい風味はなんなのでしょう?笹の香りもほんのり♪
この笹の葉っぱも、日本の物とは違って柔らかめな笹でした。種類が違うのでしょうね。
本当は、40個も作ってくれたそうですが、重たくて半分くらいしか持って来なかったとのこと、勿体ない!
それにしてもマンゴーのおじさんのお土産って、毎度毎度、オリジナリティーの塊です。いわゆる定番のお土産物なんて一度たりて貰った事がありません。時には珍妙な物もあって笑うのですが、現地の人の暮らしがもろに感じられる物ってイイですね。














9月18日は、ノアゴンうちの子記念日です。13年前のこの日、ヴェルサイユまでRER(パリから郊外へと伸びる高速電車)に乗り、そこからノアゴンの生家であるJさん家までのバスに乗るのにバス停が見付からず右往左往したのが昨日のことのようです。
5ニャン兄弟の長男だったノアゴンは、用心深く病弱で体も小さかった為に売れ残りでしたが、まさに「残り物には福がある」でした。













フランス人なせいか目がデカイ(笑)
フランス人なせいかグルメ(大食いでは決してなく、食の審美眼が厳しく選り好みが激しい)。
小さい頃、臆病で病弱だったのがウソのように、おおらかで健康なムッシューになりました。今では頼り甲斐のある一家のお父さん風情でもあります。マイペースでちょっと変わり者なのは三つ子の魂百まで、ですが、それもまた魅力です。寧ろ、我が家の家風にはピッタリ。
初猫がノアゴンで良かったと思うこの頃です。










さてさて、月末恒例お薦めクラシックコーナーです。
来月は5年に1度のショパンコンクール!既に予備予選を終え、84名の出場者名簿が発表されています。毎度の事ではありますが、今回もアジア系とロシア人と地元ポーランドが殆どです(こんなにポーランド人が多いのは初めて見た気がしますが)。ヨーロッパ人、そもそも受ける人も少ないのでしょうが、イタリアの3人が最高で、フランス人なんてたった1人。ドイツやオーストリア、ベルギーにスイスにオランダ、スペインとポルトガルもゼロ!国際コンクールと言っても、それぞれのコンクールの開催地や特色でコンテスタントの国籍に偏りが出るものですが、どこに行っても必ず居るのは日本・韓国・中国・ロシア。コンクール好きなお国柄もありますが、コンクール以外に道が開けづらいと言う残念さの表れでもあるかもしれません。ヨーロッパだとコンクールに出なくても演奏の機会も多く、そこから道が開ける事が多いので。
ともあれ、コンクールにチャレンジするのはある程度は有意義ですし、特に子供にとっては良い目標にもなりますね。
聴く側にとっても、好き勝手な事を言いながらにわか審査員になるのは面白いものです(笑)
と言うことで(?)、今回は皆さんにも「にわか審査員」になって頂きます!有名なショパンの華麗なる大ワルツop.18の聴き比べです。ちなみにこの曲、うちの生徒ちゃんの受けるコンクールの課題曲でもあるのですが、革命だとか木枯らしエチュードよりも楽しく聴けると思います。激しい系の曲を何人も聴くと疲れますからね。かつて、ショパンコンクールの審査員をしていたステファンスカ女史が、予選でスケルツォの1番を80人以上聴いて(!)熱が出たと言うのも頷けます。出場者の命運を握っているとは言え、それだけ大勢の同じ曲を聴いていたらワケがわからなくなってしまいそう!
でも、同じ曲を聴き比べるのって、何が良くて何が良くないのか、自分はどんな演奏
を良しとするのかが見えて来るのです。
1人だけ個別で聴いていた時には何となく上手だと思った演奏が、何人も並べた中で聴いてみたらアレレ~と言うこともあります。逆も然りで、比べる事で物凄く際立つ良さに気付いたり。こう言う発見、面白いですよね。
「バゲット食べ比べ」とか、こう言うある種マニアックなのが好きなのかもしれません、私(笑)











今回はともかく「自分の耳をつくろう」と言うテーマなので、先入観が入らないよう、私の感想や演奏者についての詳しい説明は一切無し。私も公平を期す為、普段であれば絶対にこのお薦めクラシックコーナーでご紹介しない苦手ピアニストも何人か載せました。

皆さん、ショパンコンクールの審査員になったつもりで偉そうにお聴き下さい(笑)
わかりやすく、それぞれの演奏に点数を付けてみましょう。フランス式に20点満点で。純粋に自分の耳と感覚だけを頼りに採点して、誰が何点で1位なのか決めて下さい。巨匠だから敬意を表してとか、有名だからと言って贔屓してはダメですよ(笑)
余裕があれば、採点だけでなくミニ講評も書いてみて下さい。

※最後に私のそれぞれへの採点&ミニ講評を載せますが、それに左右されないで下さい。


日本の地方のコンクールの予選並みに、出場者は14人にしました。全員は数が多くて聴けない場合、何人かかいつまんで聴いてみて下さい。


では、まずはご存じの大御所や亡き巨匠の演奏から。


ルービンシュタイン



ツィメルマン



アシュケナージ



べラ・ダヴィドヴィッチ(1949年ショパンコンクール覇者のユダヤ系アゼルバイジャン人)


ステファンスカ(④のダヴィドヴィッチと同年ショパンコンクール覇者のポーランド人)



カツァリス




リパッティ



コルトー



↓⑨のフランソワは、ワルツ全曲の動画ですが、一番最初のワルツが聴き比べ対象商品(笑)、もといワルツです。


フランソワ




↓⑩からは近年のショパンコンクール入場者や若手。



トリフォノフ(前回のショパンコンクール3位のロシア人)



ボジャノフ(前回のショパンコンクール4位のブルガリア人)



スルタノフ(95年のショパンコンクール1位無しの2位の旧ソ連ウズベク人)



リシッツァ



ランラン




打ち止め~!

14人、全員聴いた方がいらしたら偉いです!1人約5分で、1時間以上ですもんね。これだけ多くの人による同じ曲の演奏を聴くのは初めてではないでしょうか?
間違いなく聴き分ける力がアップしていると思います。
本当は、アルゲリッチやポリーニ、ブーニンやルイサダやブレハッチ等、ショパンコンクールの歴代優勝・入賞者を並べたかったのですが、このワルツの動画が見付かりませんでした。
しかし、こんなに豪華な顔ぶれのコンクール、何処にも無いでしょう(笑)













橙の木の下に咲いた彼岸花。私は赤よりも白い方が優しい感じで好きです。



さて、私の採点&ミニ講評、及び結果発表

  ↓    ↓    ↓


①ルービンシュタイン → 13点
素朴で清く正しく、非常に落ち着いた演奏。円やかな音。安定感と言えばいいのですが、少し重たい。均一過ぎて物足りなさを覚え、途中から飽きてしまいます。もう少し緩急を付けるとか、プラスアルファの面白味が欲しいところ。


②ツィメルマン → 15点
聴き易いテンポ感。この人の演奏は、いつもあまりにも綿密かつ完璧で息が詰まりそうにさえなりますが、やはりこれも隙が無く、音楽的にもテクニック的にもソツが無い。ただ、この人の本領はこうした小品よりもソナタやコンチェルトのような大曲で発揮されると思います。全体に、ワルツにしては硬いのが一番の難点。中間部がややパサついた印象。


③アシュケナージ → 17点
私、何故かこの人の演奏に惹かれません。美男子でもときめかない、みたいな!しかし、この曲に関しては私の理想にかなり近い演奏。テクニック的にも音楽的にも神経が行き届き、生き生きとした弾みと勢いもありました。


 
④ベラ・ダヴィドヴィッチ → 18点
なんとも可憐!心地よい流れ、エレガントで自然体な柔らかさ。演奏に伴う動き、所作も無理なところが無く美しいです。ESTONIAと言う珍しいピアノメーカーのピアノですが、珠のような音も魅力的。難を言えば、特に最後の方などが少し重たく野暮ったくも聴こえるのが残念。



⑤ステファンスカ → 14点
冒頭部分が少し切れてしまっていて、音質も非常に悪い動画なのが残念。模範的かと思えば意外と荒っぽかったり、微妙な演奏。そのせいか、今一つ印象がハッキリしない。3拍子の揺らし方は独特。



⑥カツァリス → 15点
作り込まれ、バランスの良い優等生的な演奏。細部まで神経が行き届いている。やや生音っぽい録音のせいもあってか音はちょっと硬い。全て頑張って味を付け過ぎて、メリハリにやや欠けるのが残念。



⑦リパッティ → 20点
なんと爽快!いつもながらの超快速走行。端整、流麗、そして自然体。これだけ速く弾いても走り過ぎとか、情感が物足りないと感じさせないのがリパッティが唯一無二なところ。下手な上に遅いとかったるくなりますが、素晴らしい上に速いリパッティのような演奏はもっと聴きたいと思わせます。



⑧コルトー → 16点
意外なほどスピーディー。この3拍子の揺らし方、さすがコルトー!そこかしこにコルトー節とお得意のミスタッチが炸裂!味わい深く、誰よりも個性的。演奏する事の意味を教えてくれている、我が校長先生(笑)
でも、ミスタッチが多すぎるのでもう少し練習、頑張りましょう(笑)




⑨フランソワ → 19点
即興で弾いたかのように自由な演奏。作り込まれてはいないけれど、流れに勢いがあり、才能が溢れだしそう!クセがあるとか忘れて感動してしまいました!



⑩トリフォノフ → 16点
現代的な快速走行。流れは良い。前回からショパンコンクールの公式ピアノにも仲間入りしたファツィオーリの音は個人的にはショパンには合わないと思いますが、演奏は歯切れよく変化にも富んでなかなか甘美。くねくねと動く癖のせいか、フレーズが変な膨らみをするところが少し気になりました。




⑪ボジャノフ → 17点
琴欧洲と同じブルガリア人(←まったく関係無い(笑))
。前回ショパンコンクールで最も賛否が分かれた人。この人、エンターテイナーですね!ウケ狙いとわかっていても楽しいです。この人の揺れ方、弾み方、キライじゃありません。聴いているうちにクセになる感じ。アイディア満載で、作り込まれていて面白いけれど、途中でやや停滞する感じが勿体ない。



⑫スルタノフ → 12点
悲劇的に夭逝した人ではありますが……それなりに工夫はしているのにも関わらず、よく弾いていると言うだけの印象。鮮やかに弾いてはいるけれど、色彩や輝きに乏しい。息を止めて弾いているんじゃないかと思うほど呼吸が浅い。聴いていて息苦しくなりました。音色が殆ど変化しない為か味わいが無い。始まりのリズムが変。機械のように完全無欠なテクニックを誇っただけあり、指は恐ろしくよく回る人。



⑬リシッツァ → 9点
繊細さを感じられないもっさりとした演奏。テンポも間延びし勝ち(特に譜読みでもしているかのような中間部)で、リズムもタッチも甘く流れが悪い。音色があまり変化しない。指先までピチッと神経が行き届いていない感じ。フレーズの終わりの処理の仕方が雑。音楽に締まりが無い。歌う部分の情感にも乏しい。暗譜が飛んだミスなど、音の間違いも多い。この人、色々な曲をYoutubeで検索すると必ずトップに出て来る設定で名前を売っているようで、いろんな曲を聴きましたが、どれも意味がわかりません。いつもベーゼンドルファーのピアノを弾いていたり、衣装選びや長い金髪とか、戦略は感じるのですが。 女性としては非常に手が大きいのは凄い。




⑭ランラン → 6点
真横にテレビ司会のおじさんが座っていると言う状況も影響しているのでしょうが、もはやガチャガチャ。不自然な表現に違和感。音とテクニック、音楽的にも大荒れ。編曲なのか単なる間違いなのか(音楽的な流れにそぐわないので、恐らく単なる間違い)、何ヵ所も楽譜と違っている。





以上により、
1位 リパッティ(20点)


2位 フランソワ(19点)
   

3位 ベラ・ダヴィドヴィッチ(18点)
   



皆さんの審査結果はいかがでしたか?ミスタッチの有無はあまり拘りたくはないのですが、多少は採点の考慮に入れました。この曲の場合、心地よい流れであることと、喜びに満ちて生き生きとしている事をポイントにしました。
今回のショパンコンクールごっこ、再来月のショパンコンクール生配信をより面白く観戦できるお役に立てばと思います。















肉厚で特大のこのバスタオルが気に入ったようなので、あのお気に入りの座布団に掛けてみたところ、ほぼ1日中ここから動かなくなったへんこちゃん。接着剤で貼り付いているかのように、いつ見てもここに居ます。
白と白、同化して見えますが、青い目が際立ってこれまたお似合い。美人は何でも似合うと実感しました。





~~~~~~~~~~

台風による川の決壊、被災した方々の為に力を合わせましょう。Tポイントは貯まっていませんか?YahooのTポイント募金は1ポイント=1円からでも募金できます。

Tポイント募金


捨て犬・捨て猫募金、シリア難民募金など、たくさんの募金があったのに知らなかった!今回はやはり台風被災者に募金しました。たとえ期限切れのポイント数円分でも、多くの人がすれば大きな額になりますので是非。