【33飼猫】EUROJAPAN CUP 2019 横浜F・マリノス vs マンチェスター・シティ | 【サッカー】ビアンコ猫のダメ人間妖精所【ユベントス】

【サッカー】ビアンコ猫のダメ人間妖精所【ユベントス】

ユベントスとフットボール・サッカーについて、理屈バカがつらつらと書き綴るブログ。
毒がもれる舌はご愛嬌(笑)

開幕してしまったので『よいこのやくそく』シリーズは一時お休み(そのままお蔵入りしそうww)
ほぼ書き上がってはいるので冬までにアップできればなーと思ってます。
今日はちょうど一ヶ月前の試合の話を記憶だけを頼りに書いていくという需要があるんだかないんだか。
今書かないと今後まず書かないと思うので。

 

親善試合
8/27(土)19:00横浜国際競技上
横浜Fマリノス    1(1-2/0-1)3    マンチェスター・シティ
【得点】

前半18mデ・ブライネ
前半23m遠藤渓太
前半40mスターリング
後半45mルーカス・ヌメチャ

 

そもそもなんですが、観戦スタイルとか興味あります?
それによって観戦レポ形式にするかマッチレビュー形式にするか微妙に変わってくるんですが。
とりあえず今回は気づいたこと思ったことを書き出していく感想文で(笑)

 

 

【クラウディオ・ブラーボ】
「足元はいいけどゴールキーパーとして不安」ってのが試合前のイメージ。
実際見た感想は「キックが正確すぎるしキーパーとしてそんなに問題ある?」です。
私は試合前のアップを見るのが大好物なんですが、ブラーボのパントキックが驚くほど正確なんですよ。
30mくらい離れていたと思うんですが、何本蹴っても同じ弾道でコーチの胸に返ってました。マジビックリ。
試合中もパントキックの判断や精度には眼を見張るものがありました。

 

【】
試合中にミスがなかったとは言いませんが結局失点になってないし、ポジショニングや反応を見てもピッチレベルではミスより正しいセーブの方が多い。
そりゃ、できればエデルソンが見たかったけどこの日のブラーボを見てそんな贅沢は言えませんでした。
そしてこれ以上のエデルソンって何?

 

【マリノスのビルドアップとシティの圧力】
開始直後はシティの圧力にパスミスを連発。ここで失点すると一気に試合が壊れてしまうので冷や冷やでした。
10分15分辺りで慣れてきたのか徐々に繋げるようになったものの前に進めない。
そこで三好とマルコス・ジュニオールがどんどん落ちていってようやくバランスポイント。
ただ、これだとプラス1でクリアしたい前プレをプラス2プラス3で突破してることになってしまうのでどうしても前が薄い。

 

【マルコス・ジュニオール】
それを解決していたのが1トップ、というかゼロトップから獅子奮迅の彼。
ビルドアップから出てきたボールを自分で前進・展開。これ以外のパターンはほぼジリ貧。
あとはフィニッシュまでに本来いるべき場所まで上がって来れれば。というのは望みすぎでしょう。
それだけできるなんて「器用なストライカーだな」と思ったら本来はトップ下の選手らしいです。
(この日はレギュラー1トップが欠場らしい。うーん残念)

 

【ターンと圧力】
マリノスのビルドアップで気になったのはとにかくみんなターンして前を向く。
ディフェンスが詰めてきていても構わずターン。それでカットされることも一度ならず。
まるで受ける前に状況を確認していないよう。
ターンせずにフリーの選手を確認してシンプルに叩けばそこから一気に展開できるシーンが何度もあったので、そうすればビルドアップの枚数をもう少し削れたんじゃないかなと。
ビルドアップの枚数が少なく済めばそこから先が簡単になっていく。
まーでもシティの圧力で間合いが掴めなかったと言われれば中々難しいよね。単純にみんな速いしあんまりサボらない。

 

【シティのスライド】
マリノスは両サイドにウィングが張っているんだけど、中々いい展開ができない。
前述の理由で真ん中が薄いから孤立しがち。
低い位置からの展開が多く幅的に大きくならないから苦しくなるにしてもシティのスライドが速い。
テレビで見てるとそれが普通なんだけど、ピッチで見るとあのサイズの選手があのスピードでスライドしてくると怖いのは傍目にも分かる(笑)
マリノスは「繋ぐ」意識が高いのは分かるんだけどそこから先のフォローまでは整備されていなかった。
もしくはそこまでエネルギーが回ってなかった。
同点弾のシーンでは奇跡的にかみ合って崩しとゴール前に人が流れ込んだので決定機を外しても押し込めました。
 

【マリノスに望むもの】
マリノスは大きな展開、サイドチェンジが欲しい。
サイドに張って前に前進するにもビルドアップの的を散らすにも是非とも欲しい。
それと判断。
繋ぐという意思統一は上手く行っているので、あとはそれを機能的にシステマチックに運用できるようになってくれると嬉しい。
シティ相手にこれだけ出来ればJではもっと上手くやれるだろう。

 

【パク・イルギュ】
似たようなスタイルでブラーボと一番違ったのがパントキック。サイドチェンジもそうだがキーパーから一発で散らせる効果は大きい。
マリノスのスタイル上、ハイラインの裏はキーパーがカバーすることになっている。
それにしても守備範囲がとても広い。
前に出過ぎの感が凄く強い(笑)いつ直接狙われるか冷や冷やしたが、狙われることはなかった。
ちなみに昨シーズンは何本か直接決められてるようなので一応警戒はしてるらしい。
このキーパーが少し前までJ3だっていうんだからトップで起用できるという基準ならタレントはそこら中に埋もれてると思っていい。

 

【ジャパンツアーの価値】
最初の交代は60mフィル・フォデンとギュンドアンなので相当本気にさせた。もしくはいい試合だと思われたことは間違いないでしょう。
もうヨーロッパのクラブはアジアツアーなんかやめてみんな日本に来ればいいと思う。
ピッチ上で格闘技とかしないし、気候はくっそ暑いけど、空気に毒とか入ってないし治安もいいよ。
何よりシーズンに向けたテストマッチとしてJリーグより適したリーグはアジアにないと思う。
ってことで、クラブの皆さんはその辺推していいクラブを連れてきてください。お願いします。
控えメンバーで来るクラブとかならいらないっていうかお互いにメリットがないのでそこだけ注意で。

 

【アンジェ・ポステコグルー監督】
マリノスのスタイルは好きだし、そのスタイルを浸透させた監督には好感が持てる。
あとはどこまでステップを進めるか。
ちょっと楽しみです。

 

【飯倉選手のセレモニー】
神戸の完全移籍が発表された生え抜きのキーパー。
時間の都合で最後までいられなかったんですが、とてもいいスピーチでした。
こういうクラブを愛してくれる選手を留めて置けるクラブでいたいと思いました。
(スピーチ中のシティファンのチャントはちょっといただけないけど)

 

【サッリとディバラの未来予想図】

 

でわでわByeByePOOヽ(`▽´)/