【21飼猫】ルカクとディバラのトレードが破談~アイデンティティ・クライシス編 | 【サッカー】ビアンコ猫のダメ人間妖精所【ユベントス】

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今回のルカク・ストーリーは長くなるので二部構成にするか検討中。
もちろんユーベ破談編とインテル成立編。

 

【ルカクとディバラのトレード】
もし成立していたらディバラ=ルカク+1000~2000万ユーロくらいだろうか。
破談になってこの上なく安堵している。
でもルカクに魅力がないかというとそんなことはない。
トレードする意味がないというだけである。

 

【トレード理由1:資金問題】
現金が足りないので余剰戦力を組み込んで値下げを図るのは常套手段。
ここで疑問なのは本当に資金は足りないの?
現状で浮いている戦力を挙げてみよう。
前線ではポジションの被るマンジュキッチ、イグアイン、ケーン(3000万ユーロ)。ピアツァも復帰してるならこれもひどい話。
中盤ではケディラに加えてマテュイディも微妙なライン。枠の計算をすればジャンすら放出可能。
最終ラインではルガーニ、ボヌッチが放出可能となっている。ペリンもいますね。
放出可能とした10人の中から6人を一人平均1500万ユーロで放出すれば9000万ユーロ。何が足りないんだっけ?

 

【余談】
「そう都合よく行かない」って人はこのシゴトに向いてないだけなので問題なしです。
ポンコツを叩く側と擁護する側。バランスを取っていきましょう。
無能が許容されないシゴトも息苦しいでしょ。
この問題は別に昨日今日急に出てきた問題でもなく今夏が始まる前っていうか、マロッタ以降ずっと言われてることなのでそれを解決・解消できないってだけ。

 

【トレード理由2:戦力整理】
【将来性】

ルカクもディバラも93年生まれで大差ないじゃん。っていうじゃなーい?
ここでいう将来性は今後のクラブの在り方です。
ロナウドのためにルカクの獲得はありでしょう。
でも近い将来ロナウドがいなくなったらルカクを中心にチームを作りますか?という視点。
キャリアのピーク26歳でやってきたビッグネームと21歳でステップアップしてきた若手。しかも現代ではこれ以上望めないくらいの忠誠を示している。
スタイル的にもマッスルストライカーと10番の系譜に連なるファンタジスタではクラブのアイコンとしてどちらが相応しいか。

 

【合理性】
「ロナウドの次は改めて獲得すればいい。」「ロナウドの次まで寝かせておく意味がない。」これは至極真っ当な意見。
これを論破する理論を持ち合わせていない。
仮に今回は資金に問題がなくても、ディバラが余剰戦力なら更に別のポジションを補強できる。実に理に適っている。むしろ適い過ぎている。
でも無駄こそが愛である。←#名言
※ディバラの今シーズン予想とファンタジスタの定義についてはサッリの項に譲る。

 

【アイデンティティ】
そこまで行くならそれはもうロマンとアイデンティティの問題なのです。
勝利至上主義といっても各クラブにはそういった縛りがある。
仮にそれでビッグイヤーを取れた場合、高い確率で回帰する道だろうし、取れなかった場合は何も残らない。
なんなら2冠を取っても支持されない可能性すらある。
魂を売ったチームに応援する意味なんてないと言っても過言ではない。
そしてユーベにおけるそれがファンタジスタと10番の系譜だと信じて疑わないのである。

 

【現在→未来】
いつかそういった感情が完全に排除されるかもしれないし、もしかしたら既になくなっているのかもしれない。
そういった感覚はあるし自分が取り残される側である自覚もないわけではない。
それでもそういった思いのファンがいることを発信しておこうと思う。

 

ただ、クラブにおける10番やファンタジスタへとの繋がりが消え行くとしてもバンディエラやアイコンそのものへの思いは在り続けるんじゃないだろうか。
今のところどんなグローバルスポーツでもフランチャイズプレイヤーが特別視されるのは変わっていない。
暗黒時代に唯一の希望がマルキジオだったように。

 

でわでわByeByePOOヽ(`▽´)/