その①はこちら です。
お金に非常にシビアで、
大変神経質な売主さん。
融資特約を付けての売買契約です。
今回の売主さんは、
売却したお金は特に何に使う訳でも無く、
このお金での返済も無く、
売却理由も、別に家を買ったからだそうです。
無事契約を終えた翌日、
営業さんから電話がかかってきました。
『あの…すみません。
銀行さんからの融資の返答はありましたか
』
えっ![]()
驚きました。
何故かと言うと、
契約の前日に、
銀行面談と融資申し込みをしてきたばかりだからです。
申し込みをしてから、
まだ2日しか経っていません。
そんなに早く返答があるはずがありません。
この日は、
和やかに「まだですよ」とお伝えして
電話を切りました。
そしてまた翌日…
再びまた営業さんから着信。
電話に出てみると…
『度々すみません
融資の内諾はまだでしょうか
』
おーい![]()
申し込みして2日目・3日目に、
連続でそんな電話をかけてくるなんて変だよ![]()
変なので、
営業さんに、
なぜ毎日、
しかも申し込んでから数日しか経っていないのに、
電話をかけてくるのですか?
と聞きました。
すると…
言いにくそうな、
困ったような声で…
『実は契約の翌日から毎日、
売主さんから、内諾はまだか、まだか。
買主へ電話をして聞いてくるようにと
電話がかかってくるんですよ![]()
すみませんが銀行に電話をして、
まだか聞いてもらえないでしょうか?』
毎日電話をかけてくる売主さんには
びっくりしますが、
その言葉をそのまま受け入れて、
私へ毎日電話をしてくる
営業さんも変です![]()
『まだ融資申し込みをして、
3日しか経っていないんですよ。
そんなにすぐ返答は出ませんし、
今、銀行に電話をかけて、
まだですか
って聞くのは、
逆に悪い印象を与えると思いますよ』
こう言って電話を切りました。
さて、この融資特約ですが、
今回、事情により、
解除権期日を
無担保融資の場合→2月11日
担保設定をする場合→2月18日
と、日をふたつ、決めていました。
勿論、契約書にも書いてあります。
ところが、
売主さんは、
2月11日が解除権期日と完全に思っていたようで、
11日には必ず、
融資審査の結果が出ると捉えていました。
ところが、
実際の融資は、
利率の関係で、
担保設定を行う事になり、
銀行の内諾を得るには、
更に時間がかかる事に…![]()
(もちろん、期日の18日までには返答はある予定です)
この事を営業さんにお伝えし、
営業さんから売主さんに伝えて頂くと…
売主さん激怒![]()
次回に続きます![]()