市川地域を散策してきました。
先ずは、秀見山龍泉寺へ
境内には明和2年(1765)に植栽されたと伝わる、山梨県指定天然記念物の黒松の巨樹があります。
枝ぶりもさることながら、根張りと幹の勢いがあり、樹勢良好です。
参道沿いに20メートルも枝を伸ばしているのは圧巻の一言です。
次に岩泉山清水寺へ
もともとは、大井俣窪八幡神社の別当寺である普賢寺を本寺として、寺領を寄進されいましたが、明治時代の廃仏毀釈により本寺の普賢寺が廃寺となった後、清水寺のみ、残されたそうです。
本尊の千手観世音菩薩は「石清水観音」と称され、その名称から雨乞いの利益で知られ、文久2年(1862年)には、祈祷の結果大雨が降ったそうです。
本寺の石清水観音は、甲斐国三十三観音霊場の19番札所の本尊として信仰を集め、現在でも毎年3月29日に観音祭りが行われています。
(※Wikipediaより引用)
近くにある大井俣窪八幡神社にも、霞森神社にも雨乞いの灯籠が寄進されており、境内に建ち並んでいます。
山号や寺名に泉や水の字を見ると、市川という地域が如何に水を大切にしてきたのかわかります。
大きな瓶で雨水を溜めたり、西保堰をつくり、灌水ができるようにしてきた歴史ですね。
水のありがたみを再認識できました。(^^)/