古吉田の根神社(根之神社)。
金鳥居から富士山に向かって伸びる上吉田地区は、1570年から1573年にかけて古吉田地区から移転してつくられた吉田新宿といわれています。
古吉田は、吉田小学校東側の道路から富士見パイパス城山の下のところにあったそうです。
富士山の雪代の被害を再三受けていたことから集落総出で移転を計画し、先ずは根神社の鎮座地を決め、宿場に射す冬至の陽が差す線で、道筋の角度を決め、御師の辰道にしたと伝わっています。
南北に立ち並ぶ御師の皆様が大切にした古吉田社、根神社。
本殿の下には欅の大木があったことから、その切り株の根の上に建てた社ということで根之神社と呼ばれているそうです。
大国様にあやかって、新たな商業地の選定や良縁を祈念しました。(^^)/