釈迦山百済寺釈迦山百済寺。湖東三山巡り最後は百済寺へ百済から日本に来た渡来人のため、606年に聖徳太子が建立した近江最古の古刹になります。全盛期には300余坊の塔頭に1300人が居住している様は、湖東の小叡山と呼ばれたそうです。比叡山と同じく信長の焼き討ちにあい、当時は要塞的意味合いも強いであろう堅固な石垣も当時の姿を彷彿とさせていました。石垣にそびえる空中楼閣と言われた本堂、樹齢1,000年と伝わる菩提樹、本坊喜見院の池泉回遊式庭園はとても見応えがありました。