遠野みらい創りカレッジ | 山梨市日和♪~みんなでやるじゃん~

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山梨市を「大好きなまち」にする会 根津和博のブログです。
「山梨市に住みたい」と思っていただけるような
まちづくりを目指しています。
合言葉は「みんなでやるじゃん」。
ともに活動してまいりましょう♪

遠野みらい創りカレッジ。

廃校活用事例の研修で遠野みらい創りカレッジに来ています。



遠野市は岩手県の内陸部に位置し、人口約26000人、高齢化率は40%ということで、全盛期には8校あった中学校も3校へと統廃合され、廃校の活用が急務でありした。

東日本大震災後、復興支援に向けて民間企業のCSR活動も活発化して、コミニケーション機会を多く持つ、富士ゼロックスさんが、交流人口を増やしながら都市部の学生と地元の学生との交流事業を活発化させました。
昨年からは町の第3セクター4社による連携を打ち出し、さらなる交流事業、人材育成、産業創造に取り組んでいました。



高等教育の場の無い地方都市はどこも同じですが、若者は地方を離れ、より良い教育環境や就職環境を求めて地域から転出してしまいます。
いかに、地域の魅力を高めてバックキャストしていくのか、その価値のもと、さまざまな交流を生み出して文化や芸術と触れて、いつの日かふるさと遠野に誇りを持って帰ってくる日を願い活動しているのだと感じました。

その甲斐もあり、食を通して地域を育む活動では、内閣府の交付金を活用してカフェを整備して、東北という寒い土地を利用した西洋野菜の生産を増やしたり、子育て世代のママさんたちの空いた時間を短時間労働者として活躍の座を作り地域や学校、行政との結節点を増やしたりしたり!

日本一のホップ産地である特性を生かした、年間200トンを廃棄する蔓の中から副産物として、セルロースナノファイバーなど、農家一人一人の収入を増やすべく、さらなる交流人国の増加へ向けた民泊の推進も取り組まれておりました。

山梨市においても廃校の利活用は様々検討されておりますが、民間企業の誘致、さらには地域性を鑑みる中でより良い活用ができるよう更なる調査研究をしていきたいと思います。