身体と心に沁みわたるマクロビカフェ『厩戸（うまやど）』と150円のレトロな温泉
野菜中心で、健康的に食べられるお店はないかしら？
ただ単に、「おいしい料理」を食べさせてくれるお店はたくさんあるけど、
食材を良質なものにこだわっていたり、
作る人自身の「優しさ」も伝わってくるお店は、ないのかしら。
料理は素材や調理の仕方も大事だけど、
作り手の波動も入っているような気がする。
なかなか、そういうお店が見つからない場合は、
自分で料理するしかないのか。
私は、ハレ（非日常）とケ（日常）を分けて考えていて、
普段は、家では一汁一菜のことも多いです。
でも、たまには、外でも、ご飯を食べたいです。
ヘルシーだけど、自分では作らない、
思いつかない料理を見たり、食べたりしたい。
そんなときに、おいしくて、
心がゆるまるカフェに出会いました。
山形県上山市（かみのやまし）の武家屋敷通りに、
築90年の木造平屋の空き家をリノベーションした
「厩戸（うまやど）―ｕｍａｙａｄｏ―ご飯と喫茶」が
2018年9月にオープンした。
埼玉県飯能市から移住した渡部裕城（ゆうき）さん、
佐喜（さき）さん夫妻が営むごはんと喫茶の店で、
肉や卵、魚などの動物性食品を使わない「玄米菜食」の健康的な料理を提供する。
食材は、敷地内の畑や地元で採れた無農薬の野菜や豆類を中心に使っている。
佐喜さんは大学の環境社会学科で食の勉強をしていたが、
忙しさにかまけた現代の食生活について疑問をもっていたという。
そんなとき、長野県安曇野にある「穂高療生園」で出会ったその土地で採れた季節のものを使った料理を食し、
これが本来の食の姿だと感銘。
土地のものを食べて生かされているという実感が湧いたという。
その後東京で就職しますが、
疲れたときは穂高療生園を訪れ、
食事をいただき体調を整えるという生活を送るうちに、
仕事をやめて、マクロビオティックを本格的に学ぶことに。
2人は2015年から飯能市で店を開いていたが、
「自然の見えるところでご飯をつくる店を開きたい」という佐喜さんの希望もあり、
裕城さんの故郷である山形県内各地を巡り、物件を探した。
そんなとき、上山市から
上山城近くの武家屋敷通りにある空き家となっている一軒家の紹介を受けた。
「敷地内に畑があり、観光客も多く訪れる場所」という環境から、
上山市でカフェをオープンすることにしたそうです。
渡部さんご夫妻は、「市民にも観光客にも愛される店を開きたい」
と夢を膨らませているそうです。
ベジの人やビーガンの人だけでなく、
健康的な食事をして、カラダを整えたい人にも、
オススメのカフェ。
満席のときが多く、予約しないとお店に入れないこともあります。
ご飯は、玄米を発酵させて栄養価を高くした酵素玄米です。
私が行ったときに食べた、
酵素玄米に一汁三菜を並べる週替わりのお膳
旬の野菜や地元食材がいっぱい～♡♡♡♡
夏野菜や玄米も、ちらし寿司に合うんですね～。
ほどよい酸味があって、さっぱり。
家でも、夏野菜のちらし寿司を作ってみようかしら（*^_^*）
トロッとしたじゃがいもの冷製ポタージュに感動。
ドライトマトが、あま～～～い♡
白い胡麻豆腐は、は・じ・め・て（*^_^*）
葛粉で練り上げるなんて、斬新？？？
そして、酵素玄米も美味で、
うちに住みつく精霊うえちゃんが、おかわりしてました(^^)/
他の食事メニューは、
天然酵母パンとスープのセット、
酵素玄米のカレーなどがあります。
喫茶としても、グッドです。
季節に合わせたスイーツやドリンクもあります。
天然酵母のパンや、
敷地内で採れた無農薬野菜を販売していることもあります。
空間は、懐かしいレトロな昭和というかんじで、落ち着きます。
琉球畳や漆喰（しっくい）の白い壁で、心地よいです♡
「ここに来ると穏やかになってリラックスできる店を目指したい。
身体と心を整える時間を楽しんでほしい」と渡部ご夫妻。
料理も素敵ですが、穏やかな夫妻にも引き付けられるわ。
完全に自給自足とまではいかなくても、
自分で作った野菜で、料理を提供できるって素敵ですね♡
渡部夫妻のphoto&参考文献： 山形をもっと好きになるフリーマガジン「ガッタ」
厩戸（うまやど）の料理を食べると、カラダが整うだけでなく、
ココロがほっこり温かくなりました（●＾o＾●）
おいしくて、ココロも満たされて喜びのポーズです♡
また、すぐにでも行きたい♪と、思っちゃいましたヽ(^o^)丿♡♡♡
If I were a bird, I would go to 厩戸（うまやど）.
（鳥だったら、すぐに厩戸（うまやど）に行けるのにな。）
米沢から、かみのやま温泉までの高速道路が通ったので、
喜多方からは、1時間半でピュッと行けるようになりましたけどね。
かみのやま温泉ICから、厩戸（うまやど）まで車で10分くらいでしょうか。
料理は、食材も大切です。
それ以外に、作る人の波動も入ると思っているのは私だけかしら？（*^_^*）
●「厩戸（うまやど）―ｕｍａｙａｄｏ―ご飯と喫茶」
HP: https://umayado-jp.com *満席になることも多く、予約がベターです。
TEL： 023-609-9206
住所： 山形県上山市鶴脛町1-6-10
営業時間： 11:00～17:00
定休日： 月曜日・火曜日
厩戸には駐車場がありません。
近くの駐車場： 市営 月岡駐車場（月岡ホテルの裏手）
上山城第一広場駐車場（上山城の脇）
『厩戸（うまやど』は、武家屋敷通りの三輪家のちょうど前にあります。
このエリアには、見学できる武家屋敷がいくつか残っています。
約200年前に建てられた萱葺（かやぶき）屋根の曲屋（まがりや）。
三輪家も、そのひとつ。
三輪家の主（あるじ）の部屋だった場所。
江戸時代の人は、こんなに高い枕で寝ていたの？！
三輪家から、上山城も見えますよ。
かみのやまは、温泉地としても有名ですよね？
厩戸（うまやど）の渡部裕城（ゆうき）さんに、
オススメの温泉を教えてもらいました。
「下大湯共同浴場」は、
上山藩主松平氏が開放した町方では、初の共同浴場。
かみのやまにある５つの共同浴場のうちのひとつ。
地元の方に人気の美肌とあったまりの湯。
なんと、入浴料はたったの150円。
シャワーを使ってシャンプーしたい人は、
洗髪料100円も別途必要。
洗髪料100円を払うと、蛇口を貸してもらえます。
入ってみたら、昭和レトロな銭湯のような空間。
(Photo: 上山市観光物産協会)
でも、銭湯ではなく、源泉かけ流しの温泉だそうです。
「あつめ」、「ぬるめ」と2種類の浴槽がありましたよ。
地元の方は、シャワーは使わずに、
湯船のお湯をカラダにかけてから、
石鹸で洗っている人もけっこういました。
カラダを洗い流すのも、湯船から汲んだお湯で。
地元の人とも、おしゃべりして愉しかったです。
かみのやまの人は、閉鎖的ではなく、
新しい人にも優しいと思ったわ(^^)/
下大湯共同浴場向かいに、無料の駐車場もありますよ。
私も近くに住んでいたら、毎週来たいくらいだわ～(^^)/
お肌スベスベになるのと、温泉を出てからも
カラダがポカポカする持続時間も長いように思いましたよ。
共同浴場以外にも、旅館やホテルなど、
もう少し高級な温泉もありますよ（*^_^*）
「かみのやま温泉」には、足湯が５つもあるそうです（無料）。
上山城や蔵王連峰の山並みを眺めながらの足湯、
気持ち良さそうですね。
それと、かみのやま市は、無料のWiFiスポットが、
足湯や観光のエリアなどに11ヵ所もあるので、便利。
サクランボ、ぶどう、ラ・フランスの名産地でもあります♡♡♡
ちなみに、「上山（かみのやま）」の地名は
「神山」に由来するという説もあるらしいの。
かみのやま市で、
三角形の山を見たんだけど！！！（●＾o＾●）
もしかして、これはピラミッド？？？
古代の人が、
異星人と交信していた場所だったのかな？？？
上山（かみのやま）の精霊たちが、
私たちの訪問を喜んでくれているのがわかりました（*^_^*）