\無農薬のブルーベリー摘みと原木しいたけを味わう方法/ | コラムニスト&英語教員上野真帆の『喜びから人生を生きる方法』

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踊る英語教員&コラムニストの上野 真帆です。読んでくださっている方にとっても、ヒントや気づきを♡丁寧な暮らし・日常を楽しむ方法・より良く生きる知恵・環境問題・まちづくりなど

ブルーベリーは、好きですか?

私は、大好きなのですが、
ブルーベリーは、他の果物とちがって、
皮ごと、まるごとパクッと食べますよね。

皮をむかないので、
いくら洗うとしても、残留農薬が気になっていました。

でも、大好きなので、食べた~い♡いう気持ちが強く、
いつもどうしよう?と思っていました。

果物って、野菜ともちがって、農薬を使用せずに、
栽培するのは難しいと聞いたこともあります。

「甘い」と、人間以外の生き物にも魅力的だからかしら(*^_^*)

友人の金子勝之さんが、福島県柳津町の西山温泉の地区で、
無農薬のブルーベルーを栽培していると聞きました。

それ以来、毎年7月になると、金子さんの農園に

ブルーベリーを摘みに行って、
その場でも、たらふく食べ、
お持ち帰り用のも摘んで帰るということをしています。

 


 

 

 

詳しくは、以前のブログでリポートしました。


無化学肥料ということですが、
今回は肥料・堆肥は、どんなのを使っているのか

土づくりはどうしているのかもインタビューしてきました。

 


 

植物性堆肥を使っているとのこと。

お隣の福島県金山町にある只見川の中を流れてくる、
茅葺き(かやぶき)屋根の原料にもなる茅葺(かや)、そして、木のくずを
完熟させたものを使っているそうです。

堆肥とは、生ゴミや家畜のフン、ワラ、落ち葉、おがくずなどの有機物を堆積し、

微生物によって完全に分解・発酵させたもののことをいうそうです。

完熟の堆肥を使うことのメリットは?
・土壌の水はけ、水もち、肥料もちなどをよくする。
・栽培前に土に混ぜ込むことで、フカフカの土にする働きがある。

*未熟な堆肥を施すと、熱やガス、病害虫によって植物に障害がでることがあります。

 

有機農家さんでも、牛フンなどを使っている方もいらっしゃいます。
牛フンも、自然なものではあります。
 

金子さんとも、牛フンなどの話にもなりました。

その牛が成長ホルモン剤を打たれていたり、
劣悪な環境で育てられていたら、
動物愛護の観点からだけでなく、

そういう牛肉や牛乳を摂取する人は、健康的にhappyになれるのでしょうか?
 

成長ホルモン剤も打たれていなくて、自然の中で、のびのび放牧されていたとしても、
牛や豚などの家畜の飼料には、遺伝子組み換え食品が含まれていることが多いようです。

多くの人が、「自分は、普段、遺伝子組み換え食品は食べていない」と思っていらっしゃると思います。

ただ、日本人は、ベジタリアンやビーガンの割合は少ないですし、ほぼ毎日、
肉を食べていらっしゃる人が多いのではないでしょうか。
 

それならば、間接的には、多くの人は、知らずのうちに

遺伝子組み換え食品も摂取しているのかもしれませんね。

たとえ、牛ふんが自然なものだとしても、その牛が「何を食べて育ったのか」も、

大切かもしれませんね。

 

金子さんのブルベリー、無農薬なだけでなく、

完熟な植物堆肥を使っていると聞いて、ますます安心できました♡

だから、あんなに、土がフカフカなのかしら(●^o^●)

安心・安全なだけでなく、味も甘く、絶妙な酸味もあり、
今まで食べたブルーベリーでは、いちばん美味しいです♡

また、いろんな種類のブルーベリーが植えてあり、
いろんな風味を楽しめます(^_^)/

ブルーベリーといっても、いろんな味があるのだな・・・と

実感できます。

食べ比べもできるかも(*^_^*)

 

いつも、金子ブルーベルー農園で、

その場でパクパク食べることに熱中するあまり、
「お持ち帰り用のを、あまり摘んでないじゃないか」と、

うちに住みつく精霊のうえちゃんにツッコミを入れられることが多いのですが、
今回は、2キロも摘んで持って帰りました(●^o^●)

 

 







 

京都のブルーベリー大好き甥っ子たちにも、発送しましたよ。

 

皮ごとまるごと食べるので、慣行栽培(一般的な農薬を使用する栽培)の

ブルーベリーを子どもたちが食べるのを、
親たちが心配していましたので、無農薬を送ってあげると、
大変喜ばれます。

奥会津金山町の「つどいの場このかぜ」というコミュニティスペースを主宰の

諏江 香代子さんや、
福島県昭和村で原木きのこ生産者の青木さんとも、

偶然にも同じ時間にブルーベリー摘みをしました。

摘み終わった後に、金子さんの場所「ティールーム山ねこ」に行って、

 

みんなでヨーグルトの上に、自分で収穫したブルーベルーを乗せて、


そして、金子さんが育てたミツバチの生ハチミツをとろ~りとかけて、

食べました。

 

 

 


青木さんのお子様は、パンにはさんでも食べてました!

 




金子さんは、養蜂家でもあります。
以前に、ハチミツを収穫させてもらったときの体験記や、

ミツバチどうしの関係の築き方は、こちらの記事に書きました。
【弱い者が強い者に勝つ方法~行け行けミツバチGOGOGO☆~】

なんと、今、金子さんのところに、ミツバチは一匹もいないそうです。

寒い冬を越せなかったのか?

それとも・・・・

ネットの記事で、「ネオニコチノイド(農薬)を使うのが、日本人の農家に多い。
だから、日本からミツバチが減ってきている」と読んだことがあります。

養蜂家のご本人がネオニコチノイドを使用していなくても、

近所の人で使う人があれば、ミツバチにとっては、アウト!」となってしまうのかもしれませんね。

 

みなさんのまわりは、ミツバチは減っていませんか?

 

今回は、原木きのこ農家の

青木さんの肉厚のしいたけ、

そして金子さんお手製の燻製のベーコンも食べさせていただきました。

 

 

あなたは、本当においしい、しいたけを食べたことはありますか?

 

しいたけは、栽培方法によって「原木しいたけ」と

「菌床しいたけ」の2種類に大別されます。

 

菌床しいたけ=人工的に栽培、

原木しいたけ=自然の木で栽培

 

自然の森のなかで、しいたけ菌を打ち込んだ原木に生えるのが原木しいたけ。

自然の気象条件を利用して栽培される原木しいたけは、1年のうち春と秋にだけ収穫できるそう。

そのため、「生の原木しいたけ」を食べられる時期は、限られてきます。

1年中販売している原木しいたけは、「乾燥しいたけ」になります。

 

続いて菌床栽培とは、オガクズなどの小さな木材チップと米ぬか等の栄養を

ブロック状に種菌を植えて、

栽培する方法。

 

この固めたブロック状のものを「菌床(きんしょう)」と呼んでいて、

菌床栽培の名前の由来はここからきています。


建物内をきのこが発生しやすい温度・湿度にコントロールすることで、

菌床栽培の場合は1年を通して収穫・出荷されています。

ハウス栽培や工場での栽培方法に近いですね。

 

菌床しいたけは人工栽培で、3~6か月ほどのサイクルで次々に収穫できるため、

一年中「生しいたけ」の状態で流通させやすいですけどね。

 

ただし、「菌床しいたけ」では「原木しいたけ」のうま味、香り、栄養には勝てないかもしれません。

もともとは、しいたけは人が栽培するのではなく、

森のなかの木に自然に菌が着生して発生していていたそうですよ。

 

現在の自然栽培の原木しいたけも、古来の環境とまったく同じ、

 

しいたけの栽培は、【原木】を伐るところから始まります。

原木を伐ることから始めてしいたけが発生するまで、なんと2年以上かかるとか。

 

だから、原木きのこって、貴重なんです。

そのなかでも特に、生のは、年中食べられるわけではないしね♪

 

市場に出回っているしいたけの90%は、菌床栽培だそうですよ。

 

あなたは、生の原木きのこは味わったことはありますか?

 

 

しいたけは健康にもいいですよ。

3大うま味成分のひとつ「グアニル酸」たっぷりのダシが出ること、

キノコ類のなかでも特にビタミンDが豊富。

ビタミンDはカルシウムの吸収を助けます。

 

しいたけの香りは、免疫力を高める効果もあるらしいですよ。

 

 

実は、小さいころは、しいたけは、独特の味や香りがすると思って、

そんなに好きではありませんでした。

 

積極的に食べたいものではありませんでしたし、

むしろつまみ出して、他の人に食べてもらえないかな~とも思っていました。

 

もしかして、小さいころの私は、菌床のしいたけしか食べたことがなかったのかも???

 

それか、生のしいたけを食べる機会がなく、

乾燥したものを水で戻したしいたけしか食べたことがなかったのかも???

 

原木きのこは、肉厚なのと、エグみがないです。

香りや旨み成分がたっぷりです。

 

生の原木きのこは、自分で買ってまで、食べたいと思うものです。

でも、そんなには出回っていないのです。

 

「カネカ柳津店」というスーパーに、

青木さんの原木しいたけは、毎週木曜日に納品されているとのこと!!!

 

 

 

 

ブルーベリー狩りの帰りに早速立ち寄ってみたら、

なんと菌床しいたけも、原木しいたけも、同じ値段でしたよ(@_@)

 

 

 

 

奥会津方面や魚沼に行くときは、カネカに寄って、買おうと思います。

楽しみが、また増えましたよ~。

 

金子さんは、「青木さんのしいたけしか買わないことにしている」と言っていましたよ。

 

金子さん直伝: しいたけをおいしく食べるための料理法

 

ポイント☆最初に油をひかないことと、

しいたけの水分をとばすこと!!!

 

 

晴れや曇りの日は、

フライパンに、料理酒としいたけを入れて炒めて、水分をとばす。

 

梅雨のときなど、湿気の多い日は、料理酒も入れずに、

しいたけを炒めて、水分をとばせばいいとのこと。

 

その後に、油を入れて、炒めます。

味付けは、醤油と塩少々です。

 

この方法で料理すると、味がますます良くなりますよ~♡

お試しあれ~(^^)/

金子さん農園の生の無農薬ブルーベリー狩りや発送は、
大体7月中くらいまでですよ~。

その後は、ジャムやソースなどの加工品の販売になるかと思います。

「ティールーム山ねこ」や、農泊(民泊)もされていますよ。

 

 

 

無農薬ブルーベルーの苗も、もらっちゃった(●^o^●)

 

 


自分でも育ててみますね。

自分の家でも、大好きなブルーベリーが成る日がくるかも?♡♡♡

ヽ(^o^)丿イエイ♡♡♡

 

 

「ティールーム山ねこ」のメニューより。

 

「もじゃぽなし」とは、金子さんの地域の言葉で、
「他人で何でもあげてしまって、商売にならない人」という意味だそうです(笑)