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踊る英語教員&コラムニストの上野 真帆です。読んでくださっている方にとっても、ヒントや気づきを♡丁寧な暮らし・日常を楽しむ方法・より良く生きる知恵・環境問題・まちづくりなど

\ 身近な植物が薬になる?! ヨモギ・ドクダミ・ビワなどの葉でチンキ(薬)を作る方法/

 

日焼けあとの炎症やシミ、

虫刺されや湿疹などのかゆみ、

やけどや切り傷などの痛みや炎症
打撲や捻挫、アトピー、かぶれ、じんましん、

にきび、水虫などでお悩みの方は多いと思います。

 

そんなときは、どうしていますか?


すぐに薬局にGOの人も多いかと思いますが、

そこらへんに身近に生えている植物が、

実は「薬草」で、クスリ代わりになってくれることもあるようです。


蚊にさされたときは、ヨモギなど、青い葉で、

患部をこすれば、かゆみがおさまったり・・・

 

あと、植物ではないですが、刺された跡を、

流水で流してから、

天然塩を塗りこむのも効果ありましたよ。

 

私は、アロマ(精油)の香りは大好きだけど、

小ビンにあの値段では、気軽に買えないと思ってしまうこともあります。

 

でも、北海道のハッカ油は、リーズナブル価格で、たまに買っています。

 

 

 

虫除けスプレーは、私は、北見のハッカ油を使っています。

ゴキブリや蚊が嫌う ハッカ油の虫除けスプレーの作り方 

[用意するもの]

北見ハッカ油 40~60滴

無水エタノール or 消毒用エタノール 10ml

水 or 精製水 90ml

容器(ポリプロピレン・ポリエチレン・ガラス・陶器製のもの)

[作り方]

スプレーに全ての材料を混ぜて出来上がり!

 

ハッカ油スプレーの作り方 (出典:キナリノサイト
 

 

真夏の熱帯夜の寝苦しい日は、どうしていますか?

 

私は、お風呂にハッカ油を、数滴たらしたりもしています。

サッパリして、涼しくなりました(^^)/
ただ、調子にのって、ハッカ油をドバドバ入れてしまって、

寒くなったこともありました(*^_^*)
まずは、一滴から試してみてもいいかもしれませんね。

 

ハッカ油は、シャンプーやボディーソープに1滴入れても、スースーして爽やか。

 


身近に生えている植物が、実は「薬草」って知ってましたか?

 

ヨモギとか、ドクダミって、

公園とか河川敷とか、身近に生えている野草。

特に今の時期、そこらへんに生えている!

 

摘んだり、活用したことはありますか?


私が、小さいころは、おばあちゃんが、

ドクダミの葉を天日干しして、お茶にして飲ませてくれてました。

 

ドクダミの生薬(しょうやく)名は、十薬(じゅうやく)。

10種類以上の効能があると言われています。
デトックス効果があるのと、

炎症を抑えるのが得意。

独特の風味と香りがありますよね。

 

犬を飼っている人ならわかると思いますが、

犬は体調が悪いときは、散歩中に草を

食べたりして、

自分で体調管理していますよね?


私が、子どもころは、ヨモギを自分ですりつぶして、

水に溶かして、「青汁」を作って飲むという遊びをしていました。

↑罰ゲームではないですよ(*^^)v


味は超まずかったけど、飲むと、カラダがしゃっきり♡
酸性に傾いたカラダをアルカリ性に戻す方法を

自然に知っていたのかも?

自然の知恵ワークショップ【チンキ作りと蜜蝋クリーム】

に参加してきました(^^)/

 

お母さんのためにチンキを作りに来たという、

優しい男子中学生も参加してましたよ(^^)/

 

蜜蝋(ミツロウ)クリーム作りWSのレポートは、

前回のブログに書きました。

 

ミツロウクリームは、スキンケアのクリーム、リップクリーム、

ヘアワックスとして使ってま~す♡

 

今回は、野草チンキ作りのイベントレポートに加えて、

個人的解釈や体験談も書いていきますね。

 

野草チンキは、アルコールに漬け込んで有効成分を抽出した濃縮液。

 

お湯に煮出すことでは抽出されない成分も、アルコールでは抽出できます。

 

化粧水、かゆみ止め、入浴剤、うがい薬にもなりますし、

ドリンクに数滴にたらして飲むこともできます。

 

長期間の保存が可能で

いざというときに使える家庭の常備薬(^^)/

 

作り方は、超簡単♡
葉っぱをチョキチョキ切って、焼酎につけこむだけ!!!

 

どの焼酎か迷ったら、

国産米100%の35度のにしましょう♡

 

 

今回は、2種類のチンキを作りました。

 

①ビワの葉のチンキ(万能薬のようです!)

 浸けて6ヶ月してから、中身を濾して使用できます。

 

《ビワの葉チンキ》効能
虫刺され(軽いものから腫れを伴う重度のものまで)、

やけど、食あたり、肌荒れ、アトピー、日焼けによる炎症、

水虫、口内炎、口臭予防、喉の炎症、大きな切り傷、

爪の剥がれなどのケガ、捻挫、打撲、肩こり、腰痛など。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

②ヨモギ、ドクダミ、カモミール、ヘビイチゴ、バラなどを浸けたチンキ

 


 

浸けて1ヶ月してから、中身を濾して使用できます。

 

《ドクダミチンキ》効能
美白化粧水、蚊など軽度の虫刺され、ものもらい

 

 

 


 

 

 

 

 

美容のためのチンキでもあります♡

乙女の時間(*^_^*) ルン♡♡♡

 

化粧水として使う場合:

チンキ5mlに対して、精製水30mlをスプレーボトルに入れて、

冷蔵保存。

 

虫除けスプレーとして使う場合:

チンキ10mlに対して、精製水40mlをスプレーボトルに入れる。

1週間を目安に使いきれる量を作る。

 

作った日付を、マスキングテープでビンの蓋に

貼っておくことを、オススメ♡

 

 

今回のWSの講師の本橋 里美さんが持ってきてくださった、

ドクダミのチンキ。

 

 

本橋 里美さんの
写真付きでの使用効果のレポート(ひどい虫刺されの際の体験談。)
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=833650346821520&id=100005296866295

 

 

「野草チンキは、効果が高く、

薬ですので、常用はしないほうがいいですよ」

本橋さん。

 

野草の区別がつかないときは、図鑑を参考にするといいですね。

 

ドクダミの特徴

スペードの形の葉 

白い花

今の時期、ちょうど花が咲いているようです。

 

野草によって、効能がちがうようです。

 

私は、普段から、歩いているときなどに、

今までは目にもとめなかった野草を見て、

「この野草は、チンキに使えないかしら?」

と思うようになりました(●^o^●)


自然からのギフト(恵み)に、ありがとう♡

 

 

今回のワークショップでは作らなかったのですが、

ゆずの種の化粧水」の作り方も教えていただきました。

 

 

ゆずの種の化粧水は、どんな効果があるのか?

 

・保湿効果

・シミやクスミやニキビの改善

・日焼けや虫刺されの痕にも効果あり

・抗アレルギー効果があるので、アトピー肌にもグッド

・夏のあせもやかぶれにも

・身体の痛いところに塗ると痛みどめにも。鎮静効果あり。

 (リウマチ、神経痛、関節炎の痛みなどに)

 

ゆずの種には、どんなパワーがあるのか?

 

ゆずの種をおおっているヌルヌルした部分がペクチン。

ペクチンに、血行促進作用があり、

お肌の毛細血管の働きが活発になって、

シミ、ソバカス、シワに良いとされているそうです。

 

みなさん、ゆずの香りは好きですか?

 

私は、あの甘酸っぱい爽やかな香りが大好きです♡

 

ゆずの香りの元となる成分には、抗酸化作用があり、

新陳代謝に役立つ成分とも言われています。

 

作り方は、

ゆずの種をアルコールに浸けるだけなので、簡単!

 

 

 

浸けて、1週間~1ヶ月で種にトロミが出てきたら、完成!

 

抽出した種は、その後2・3回使用可能。

 

純米酒で作るのが、一番オススメだそうです。

日本酒の成分「エチルグルコシド」が肌に良く、

アルコールの刺激を緩和してくれるそう。

 

日本酒で浸けたものは、そのままお肌につけてもOK。

 

本橋さんの敷地に自然栽培(無農薬、無肥料)のゆずの木があるそうです。

ゆずの種を天日干ししたものを販売されていましたので、購入してきました!
カビ防止のため、種はいったん冷凍庫に保存しました。

 

 

私の住んでいる地域には、ビワの木も、柑橘類の木もありません。

ある程度、温暖な地域でしか作れないのでしょうか。

 

柑橘類のフルーツのシーズンがもうすぐ終わると聞いたので、

愛媛県から、自然栽培の甘夏を取り寄せてみました(●^o^●)

 

ネット情報だと、柑橘類の種は、何でも化粧水にしても良いとのこと。

食べ終わった甘夏の種を天日干ししてから、純米酒に浸けてみました。

 

普段は、あまり家でお酒を飲まないのですが、

大和川酒造(喜多方)の料理酒が家にあるので、

それで浸けてみました(^^)/
甘夏の種の化粧水を使うのが、愉しみ♡

 

 

 

 

野草チンキも甘夏の種の化粧水も、美味しそうなの~(●^o^●)

 

 

甘夏の皮、そして友人の園部裕加里さんにいただいたカモミールも

天日干しにしてみましたよ。

自然の恵みや太陽の恵みに感謝♡

 

 

チンキ作りWSの休憩時間にいただいた、

『食堂つきとおひさま』の五十嵐加奈子さんの手作りの

ヨモギ団子♡


 

 

最近、ネット情報で知った、天然の日焼け止め紹介しますね。

「玉ねぎの皮の成分で日焼け止め」

 

玉ねぎの茶色い皮には、「ケルセチン」という物質が含まれています。

実は、このケルセチンは、非常に日焼け止めに効果があります。

 

玉ねぎの茶色い皮は、玉ねぎの中身を紫外線から守っているそうです。

 

ならば、「紫外線を防ぐというなら日焼けから肌も守ってくれる?」という発想ですが、

ケルセチンわずか0.01%でも、

分光光度計で紫外線のカット率を調べると、

UV‐Bを76%~89%遮断し、

波長の長いUV-Aですら52%~74%ブロックしていることが分かりました。

 

作り方

玉ねぎの皮を集めて、煮出し、

赤い液体(濃縮液)を作ります。

 

玉ねぎの煮汁 1

グリセリン  1

浄水   5~10

の比率で混ぜ、お肌に塗るだけです。

 

このケルセチンの効力は市販の日焼け止めクリームよりも、
紫外線をカットしていることがわかったとか?!

 

防腐剤が入っていないため、冷蔵庫保管or冷凍で小分け保存。

 

玉ねぎの皮の粉末って、

スーパーや自然食品店などで、販売されていますよね。

粉末を使って、煮出して、コーヒーフィルターなどで、濾すのもOK。

 

 

 

玉ねぎの成分「ケルセチン」による日焼け止めについては、

以下のサイトから要約させていただきました。

http://maron49.com/post-4127 

 

化粧水だけだと、すぐに顔から流れおちそうなので、

日焼け止め効果があるオイルも併用してもいいかもですね。

 

私は、前回のブログでお伝えした、

椿油を塗ってから、

この玉ねぎの化粧水も塗ろうかしら?

 

 

 

最後に、チンキ作りWSの参加者の写真を紹介しますね♡

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自然の恵みや化粧水、とってもいいですよ。

 

自然からのギフト、受け取ってみてもいいかも~(●^o^●)

自分に合った野草チンキ作ってみよう!