【その商品を売りたいのは、自分のため?それともお客様のため?】 | コラムニスト&英語教員上野真帆の『喜びから人生を生きる方法』

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踊る英語教員&コラムニストの上野 真帆です。読んでくださっている方にとっても、ヒントや気づきを♡丁寧な暮らし・日常を楽しむ方法・より良く生きる知恵・環境問題・まちづくりなど

【その商品を売りたいのは、自分のため?それともお客様のため?】

 

 

みなさんは、「あんまりだなぁ~」と思う、お店や商品や人に出会ったときは、

何も言わずに距離をとって、フェードアウトしてしまうときも多いのではないでしょうか?

 

自分が、不満と思っている点を、相手の人に直接言って揉め事になるのは困るし、

わざわざ会社の本社などに電話して苦情を言うのも、気が引けますもんね。


私も、フェードアウトや結果的に自然消滅になってしまうこともあります。

でも、その一方で、「この商品をもっと売りたい」とか、

「自分のお店に、もっとお客さんが来てほしい!」とか、

「もっと親しい友人がほしい」と悩んでいる人も、たくさんいるのではないでしょうか。


だから、自己啓発系の本や商売繁盛系のセミナーや

占いやカウンセリングやセラピーなどが、世の中にたくさん存在するのでしょう。


その「もっと売りたい」とか、「もっと友人がほしい」とお悩みの人でも、

自分自身で、問題の原因がわかっていて、より良い方向に向かっていける人もいます。


しかし、先ほど申したように、多くの人は、

自分にとって好ましくないもの・人と出会っても、

何も言わずにフェードアウトしてしまうという現実がありますので、

 

フェードアウトされてしまったお店・商品・人は、

何が原因かわからないまま、
つまり、知らぬ間にお客さんや友人を失っていくということになります。

 

「もっとほしい人」と、「フェードアウトしていく人」とのミスマッチが起こっているのです。

 

それに、新規のお客様や友人を開拓できても、既存のお客様や友人を失えば、

プラマイゼロですしね。

 

新規を開拓することも大切ですが、既存のお客様・友人を大切にすることが、

よりhappyにつながっていくこともあるのではないでしょうか。

 

既存の方が、あなた自身やあなたの商品(お店)を気に入れば、

自分では何も動かなくても、新しい人を紹介してくれることもありますからね。

 

それに企業やお店も、自分のことを褒めてほしいばかりではないんです!

 

モニターやお客様に謝礼を払ってでも、

問題点や改善点を言ってほしい場合もあるのです。


私も、ライターとして取材したり、

文章を書くのも得意なほうなので、

いろんな企業にモニターを頼まれたこともあります。

 

商品やお店、もっと良くしていくためには、

どうしたらいいのか知りたいみたいです。

 

私も、ただ問題点を指摘するだけでなく、

具体的な改善点もレポートして提出していました。

 

時には、テレビ番組も、もっとどうすればおもしろくなるか?とか、

新聞を、もっとわかりやすくするための改善レポートもたくさん、納品しました。

 

私の意見や提案も採用されたこともありますよん♡

(私にモニターやってほしい場合は、ご連絡くださいね→ 

 

「苦情の手紙をいただくのもありがたいことだと思います。

かりに苦情を言わない方はそのまま「あそこの製品はもう買わない」ということで

終わってしまうかもしれません。

しかし不満を言ってくださる方は、そのときは「もう買わない」というつもりでも、

こちらがその不満を丁重に扱って、不満の原因をつかむとともに、

誠心誠意対処すれば、その誠意が通じ、かえって縁がむすばれる場合が多いと思います。

(パナソニックの創業者:松下幸之助の格言)
 

私は、プライベートでは平和主義というか、温厚なほうなので、

「あんまりだなぁ~」と思う商品・お店・人に出会っても、苦情や改善点を言わずに、

自然に離れてしまうことが多いです。

ドロン!(笑)

 

でも、フェードアウトされた側って、

原因がわかってない場合が多いから、良くなっていかなくて、

ずっと同じ問題を抱えたままであったりの場合もあるようです。

 

それで、自分もやり方を少しずつ変えてみました(^^)/

 

自分が、その商品やお店などに困ったことがあっただけでなく、

他の人も、同じように困ったこともあるようなケースの場合に、

勇気を出して、苦情の電話してみることにしました。

 

苦情と言っても、ただ怒りや不満をぶつけるというよりも、

その商品・お店で困っている点とか、

具体的にここを改善してほしいとか。

 

自分の声をあげていくことも、

「世直し」にもなると思って♡

 

あるとき、こんなことがあったんですね。

 

スーツを久しぶりに新調しようと思って、

どこで買おうかな?と考えたんですね。

 

それで、以前に行ったお店で、立地条件が良く、商品の質も良く、

値段も手頃で、店員がうるさく張り付いてこないお店を思い出したんです。

 

そのお店に行って、試着して、

自分の気に入ったスーツが見つかったんですね。

 

そしたら、店員さんが話しかけてきて、他のスーツをすすめてきたんです・・・

 

もちろん、私も自分の考えだけでなく、

店員さんも含め、他人の意見を参考にすることもあります。

 

店員さんのほうが、商品知識があるし、その分野のプロであると知っています。

 

店員さんのオススメのスーツも試着してみたけど、

やっぱ最初に試着したスーツのほうが、デザインが好みだったんですね。

 

それでも、こちらの好みや表情を無視して、

店員さんが、自分のすすめたいスーツの話をしてきたり、

それ以外にも、

他の自分がすすめたい商品の話を一方的にしてきたり・・・((+_+))

 

そのスーツを着るのは自分☆

ですので、もちろん結局は、

自分が最初に選んだのを買って帰りましたけどね(^^)/

 

 

お客さんは、気持ち良く買い物したいのよん。

 

またこんな接客だと困る・・・ということで、

そのお店の責任者にもお伝えしましたよ。

 

「自分は、商品をじっくり見て、買い物したいと思っている。

質問があるときは、自分からします。

 

店員さんにいっぱい話しかけられたり、売り込みをかけられると、

ゆっくり商品を見れないので、困ります。

 

また、あなたのお店にも行きたいとは思うが、

そんな接客方法だと、行きづらくなります

 

商品の質は良いけど、接客がイマイチだと、もったいない。

 

社会や地球・環境に配慮していて、

本当にいい商品を作っている会社でも、

そういう残念ことを経験したことあります。

 

フェードアウトでなく、その商品やお店をまた利用する気持ちがあるときは、

私は、お店や会社の本社に苦情や意見を言うときもあります。

伝えていくことって、大切だと思う。

 

その商品が広まっていっていくことは、すばらしいことだしね♡

 

商品知識だけでなく、接客や丁寧な対応、とても大事です!

 

接客がイマイチの店員さんは、お客様の頭の中を考えられていません。

 

サービス業の人は、常にお客様の頭の中を考えたり、

お客様がどういうライフスタイルかを考えたり、

どういう商品を必要としているか考えることが必要です。

 

人によっては、気持ちを察したり、

空気を読むことが苦手な人もいると思います。

 

「空気を読め!」という言葉は、抽象的ですし、

どのようにやっていいかわからない人もいるかと思います。

 

ですので、お客様の頭の中を予想するために、

一番簡単な方法は、

 

「話を聴く」。

 

話をきちんと聴いた上で、

ニーズを把握し、商品を提案していくのは、

悪くはないと思う。

 

実は、売れている営業マンは、商品の説明を長々とせずに、

お客さんの話をよく聴いている人だったりしませんか。

 

本当に良い商品を広めていきたいと思っているとしても・・・

 

また、その商品を売りたいのは、自分のためですか?
それともお客様のためですか?

お客様のニーズや好みは、把握していますか?

 

お客様も、ひとりひとり、ライフスタイルがちがうし、

置かれている環境もちがうのです。

 

ビジネスでも、友人(人間関係)作りも、

まずは「相手の話を聴く」ことから。

 

自分ばかりが一方的に話すのではなく、

相手にもしゃべらせる。

 

自分がいっぱい話すときは、

「相手にとって、得になる話」もするようにする。

 

「また、会いたい」かどうか。

「その人から買いたい」と思うかどうかだね♡

 

今週も、自分を大切にしながら、

相手のことも尊重していきましょうね♡

 

 


                          photo by 上野 昌宏

松下幸之助さんも、ボクみたいにバナナは好きやったんかな???

             

 

         

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上野 昌宏さんの投稿 2019年2月12日火曜日