【その商品を売りたいのは、自分のため?それともお客様のため?】
みなさんは、「あんまりだなぁ~」と思う、お店や商品や人に出会ったときは、
何も言わずに距離をとって、フェードアウトしてしまうときも多いのではないでしょうか?
自分が、不満と思っている点を、相手の人に直接言って揉め事になるのは困るし、
わざわざ会社の本社などに電話して苦情を言うのも、気が引けますもんね。
私も、フェードアウトや結果的に自然消滅になってしまうこともあります。
でも、その一方で、「この商品をもっと売りたい」とか、
「自分のお店に、もっとお客さんが来てほしい!」とか、
「もっと親しい友人がほしい」と悩んでいる人も、たくさんいるのではないでしょうか。
だから、自己啓発系の本や商売繁盛系のセミナーや
占いやカウンセリングやセラピーなどが、世の中にたくさん存在するのでしょう。
その「もっと売りたい」とか、「もっと友人がほしい」とお悩みの人でも、
自分自身で、問題の原因がわかっていて、より良い方向に向かっていける人もいます。
しかし、先ほど申したように、多くの人は、
自分にとって好ましくないもの・人と出会っても、
何も言わずにフェードアウトしてしまうという現実がありますので、
フェードアウトされてしまったお店・商品・人は、
何が原因かわからないまま、
つまり、知らぬ間にお客さんや友人を失っていくということになります。
「もっとほしい人」と、「フェードアウトしていく人」とのミスマッチが起こっているのです。
それに、新規のお客様や友人を開拓できても、既存のお客様や友人を失えば、
プラマイゼロですしね。
新規を開拓することも大切ですが、既存のお客様・友人を大切にすることが、
よりhappyにつながっていくこともあるのではないでしょうか。
既存の方が、あなた自身やあなたの商品(お店)を気に入れば、
自分では何も動かなくても、新しい人を紹介してくれることもありますからね。
それに企業やお店も、自分のことを褒めてほしいばかりではないんです!
モニターやお客様に謝礼を払ってでも、
問題点や改善点を言ってほしい場合もあるのです。
私も、ライターとして取材したり、
文章を書くのも得意なほうなので、
いろんな企業にモニターを頼まれたこともあります。
商品やお店、もっと良くしていくためには、
どうしたらいいのか知りたいみたいです。
私も、ただ問題点を指摘するだけでなく、
具体的な改善点もレポートして提出していました。
時には、テレビ番組も、もっとどうすればおもしろくなるか?とか、
新聞を、もっとわかりやすくするための改善レポートもたくさん、納品しました。
私の意見や提案も採用されたこともありますよん♡
(私にモニターやってほしい場合は、ご連絡くださいね→ ★
「苦情の手紙をいただくのもありがたいことだと思います。
かりに苦情を言わない方はそのまま「あそこの製品はもう買わない」ということで
終わってしまうかもしれません。
しかし不満を言ってくださる方は、そのときは「もう買わない」というつもりでも、
こちらがその不満を丁重に扱って、不満の原因をつかむとともに、
誠心誠意対処すれば、その誠意が通じ、かえって縁がむすばれる場合が多いと思います。
(パナソニックの創業者:松下幸之助の格言)
私は、プライベートでは平和主義というか、温厚なほうなので、
「あんまりだなぁ~」と思う商品・お店・人に出会っても、苦情や改善点を言わずに、
自然に離れてしまうことが多いです。
ドロン!(笑)
でも、フェードアウトされた側って、
原因がわかってない場合が多いから、良くなっていかなくて、
ずっと同じ問題を抱えたままであったりの場合もあるようです。
それで、自分もやり方を少しずつ変えてみました(^^)/
自分が、その商品やお店などに困ったことがあっただけでなく、
他の人も、同じように困ったこともあるようなケースの場合に、
勇気を出して、苦情の電話してみることにしました。
苦情と言っても、ただ怒りや不満をぶつけるというよりも、
その商品・お店で困っている点とか、
具体的にここを改善してほしいとか。
自分の声をあげていくことも、
「世直し」にもなると思って♡
あるとき、こんなことがあったんですね。
スーツを久しぶりに新調しようと思って、
どこで買おうかな?と考えたんですね。
それで、以前に行ったお店で、立地条件が良く、商品の質も良く、
値段も手頃で、店員がうるさく張り付いてこないお店を思い出したんです。
そのお店に行って、試着して、
自分の気に入ったスーツが見つかったんですね。
そしたら、店員さんが話しかけてきて、他のスーツをすすめてきたんです・・・
もちろん、私も自分の考えだけでなく、
店員さんも含め、他人の意見を参考にすることもあります。
店員さんのほうが、商品知識があるし、その分野のプロであると知っています。
店員さんのオススメのスーツも試着してみたけど、
やっぱ最初に試着したスーツのほうが、デザインが好みだったんですね。
それでも、こちらの好みや表情を無視して、
店員さんが、自分のすすめたいスーツの話をしてきたり、
それ以外にも、
他の自分がすすめたい商品の話を一方的にしてきたり・・・((+_+))
そのスーツを着るのは自分☆
ですので、もちろん結局は、
自分が最初に選んだのを買って帰りましたけどね(^^)/
お客さんは、気持ち良く買い物したいのよん。
またこんな接客だと困る・・・ということで、
そのお店の責任者にもお伝えしましたよ。
「自分は、商品をじっくり見て、買い物したいと思っている。
質問があるときは、自分からします。
店員さんにいっぱい話しかけられたり、売り込みをかけられると、
ゆっくり商品を見れないので、困ります。
また、あなたのお店にも行きたいとは思うが、
そんな接客方法だと、行きづらくなります」
商品の質は良いけど、接客がイマイチだと、もったいない。
社会や地球・環境に配慮していて、
本当にいい商品を作っている会社でも、
そういう残念ことを経験したことあります。
フェードアウトでなく、その商品やお店をまた利用する気持ちがあるときは、
私は、お店や会社の本社に苦情や意見を言うときもあります。
伝えていくことって、大切だと思う。
その商品が広まっていっていくことは、すばらしいことだしね♡
商品知識だけでなく、接客や丁寧な対応、とても大事です!
接客がイマイチの店員さんは、お客様の頭の中を考えられていません。
サービス業の人は、常にお客様の頭の中を考えたり、
お客様がどういうライフスタイルかを考えたり、
どういう商品を必要としているか考えることが必要です。
人によっては、気持ちを察したり、
空気を読むことが苦手な人もいると思います。
「空気を読め!」という言葉は、抽象的ですし、
どのようにやっていいかわからない人もいるかと思います。
ですので、お客様の頭の中を予想するために、
一番簡単な方法は、
「話を聴く」。
話をきちんと聴いた上で、
ニーズを把握し、商品を提案していくのは、
悪くはないと思う。
実は、売れている営業マンは、商品の説明を長々とせずに、
お客さんの話をよく聴いている人だったりしませんか。
本当に良い商品を広めていきたいと思っているとしても・・・
また、その商品を売りたいのは、自分のためですか?
それともお客様のためですか?
お客様のニーズや好みは、把握していますか?
お客様も、ひとりひとり、ライフスタイルがちがうし、
置かれている環境もちがうのです。
ビジネスでも、友人(人間関係)作りも、
まずは「相手の話を聴く」ことから。
自分ばかりが一方的に話すのではなく、
相手にもしゃべらせる。
自分がいっぱい話すときは、
「相手にとって、得になる話」もするようにする。
「また、会いたい」かどうか。
「その人から買いたい」と思うかどうかだね♡
今週も、自分を大切にしながら、
相手のことも尊重していきましょうね♡
松下幸之助さんも、ボクみたいにバナナは好きやったんかな???
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上野 昌宏さんの投稿 2019年2月12日火曜日