2024.5.4 ウチの息子デー | えぐり師チャーリーのブログ

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主な内容は、ロドリでお馴染みな「えぐり師チャーリー」と知的障がい児のいる家族の休日の過ごし方でーす。
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この日は、ウチの息子デー・・・としてみようかな?
まあ、明日は子供の日でもあるからね・・・って、もう立派な大人ですが、中身は子供なんでね。
それに、定期的なケアが無いと、キレ癖につながる恐れがあると思うのさ。
その定期的なケアは、3大ケアと称される我が家パターンがある。
ぶっちぎりの第一位は、ディズニーです。
それはもう、説明不要でしょう。
第二位は、旅行。
特に小さい頃は、ハーヴェストの山中湖で温泉に入るのが大好きだった。
小さい頃は、反響する音だったり、水も怖かったのかもしれないのだが、とにかく湯船に入れなかった。
特に、温泉みたいな大浴場に行けば、ずーっと大泣きしてたのだよ。
小学生くらいになっても、家でさえ湯舟はダメ。
その頃は、学校でプールにも入れなかったから、水が怖かったのかな?
それでも、ハーヴェストの山中湖に連れて行った時、いつもは体だけ洗って、シャワーを浴びてお終いなのだけど、
色んな声掛けで促してみたり、怖くないのをオレが率先する事で見せてみたり、色々とやってみた結果、湯船に入れた!
一旦入れたら、本人も「なんで、こんなに楽しいのを拒んでいたんだろう」みたいな感じで、一気に大好きになってしまい、
部屋に戻って宴をしていると、「ちゃぽん行こう!」と、自ら言葉でアピールするほど、ゾッコン命になったんす。
それからは、大浴場や色んなタイプのサブ風呂があるホテルに、アッチコッチ連れて行って、色んな経験を積ませていたのだが、
成長するにつれて出てきちゃうのが、自閉症の「こだわり行動」。
特に、慣れた施設程、多くのこだわりを生み出す傾向にあって、ハーヴェストでは「ローテーション風呂」が定番。
それに、洋服を脱ぐのにも「こだわり」で時間を要するようになったり、着る方では1時間以上掛ける事も珍しくなくなってしまった。
だもんで、最近の旅行では、大浴場を避けているのさ。
そういえば、ウチの息子が旅行好きになったキッカケは、ハーヴェストの山中湖だったんだなぁ・・・、なんか懐かしい。
その後は、旅先でアクティビティを取り入れる事によって、温泉好きのウエイトが低くなってきているので、今はそれほどお風呂にこだわる事は減ってきたように思う。
それでも、山中湖や箱根に行ったら・・・、どうなる事やら。
1~2時間は、出れないだろうな。
第三位は、カラオケ。
それも、自分の好きな曲以外は、強制停止をするという暴挙に出るので、ウチの息子が好きな歌しか歌えないという接待カラオケ。
本人は歌わないのに、マイクも1本キープしてしまうので、お・も・て・な・し・が大変なんすよ。
カラオケ屋さんも、ウチの息子によって決められてしまっている。
現状、2店舗だけにしているのだが、スキあらば増やそうとしているので、新しい土地で酒を飲む場合には、最大限の注意が必要なのだよ。
なんせ、一度行ってしまえば、その後は自閉症のこだわり行動・・・という手段を使って、強引にお店に突入しちゃうのさ。
認定されてる2店は、蒲田と小田原。
小田原は、鈴廣が経営するブッフェレストランと、博物館&売店がセットになってる。
コロナの頃は、外国人観光客が皆無だったので、ブッフェも空いてるし、博物館も空いてて、売店でのこだわり行動だった、キッズスペースの乗り物が封鎖されてた。
ウチの息子にとって、この上ない快適な状況だったのだが、今は観光客が大増幅してるし、キッズスペースの乗り物も解放されていると思う。
そうなると、ウチの息子がそのスペースに近づくのには、キッズがいないタイミングを計るしかない。
そのタイミングが合わないと、何時間でもそこで待つことになっちゃうのさ・・・。
そうなったら、もうカラオケまでの時間が・・・タイムスケジュールが、すんごく厳しくなる。
鈴廣メインで行ってたのなら、仕方ない・・・と思えるかもしれんが、接待カラオケメインで、ついでに鈴廣も・・・と思って来てると、
ココでの無駄な待ち時間は・・・、すんごくもったいないんす。
だもんで、この日は小田原ツアーを断念。
観光客の少なそうな閑散期を狙って、オレ達もどんなに「こだわり行動」が邪魔しても対応できる心構えを持てた時、久しぶりに訪れてみるとしよう。
そんなワケで、今回は蒲田にしたけど・・・、コッチはコッチで、こだわりプランが出来上がってるのさ。
カラオケ~観覧車~山ちゃん~スーパーライフまでが、鉄則になってしまってる。
出来れば、山ちゃん以外の居酒屋へ行きたいのだけど、絶対に山ちゃんへ行くんだ!と受け入れてくれない。
ついでに、スーパーライフも寄る必要はないのだけど・・・、どうしても納豆巻きを含めた4大アイテムを買わないと気が済まないんす。
つまりは、どっちのコースも制限が多いのだよ。
だもんで、新規開拓なんてしようものなら、その地域へ行けば「絶対にカラオケ!」となってしまう覚悟が必要なのさ。
う~ん・・・、なんだかなぁ。

↓もちろん、ノリノリです。


久しぶりだもんなぁ。
「こだわり」さえ減ってくれれば・・・、もっと連れてきてあげれるのだけどね。
こだわり行動も、金の掛からないのであればノー問題なのだけど、観覧車~山ちゃん~スーパーって、全部金掛かるのだよ。
特に、山ちゃんは諭吉が飛ぶからね・・・。

↓そして、観覧車へ。


2014年に閉鎖の危機に瀕したのだが、強い要望により存続してる。
ただ・・・、周りはだいぶ変わり、超高額なビアガーデンやら、飲食系が増えまくってた。
時には、子供を集めたイベント的な事もやってるみたいなので、上手に儲けられる様になってきたのかね?

↓観覧車から見える、東急線の駅。


この角度で見れるのは、ココだけだね。

↓楽しめてるのかな?


もはや、こだわりだから乗ってる・・・だけかね? 
でも、きっと本人の中には、常に何かが芽生えているのでしょう。

↓そして、山ちゃんへ・・・。


お店が閉まっていれば、他店へ行くことも許される可能性があるのだけど、
迷惑な事に、山ちゃんは昼飲みから、ずーっと営業中なんす。

↓ウチの息子は、ノンアルコールで。


最近は、ソフトドリンクよりも、コッチの方が断然喜ぶようになってしまったね。
ビール、好きなんだよなぁ・・・。
昔は、オレの黒ビールだけを強奪してたけど、今はノーマルビールでもOKです。
そういえば、コーラを一時期飲んでた頃があって、その時に、コーラと黒ビール出したら、迷わず黒ビール飲んでたなぁ。

↓チョレギサラダ。


来ると、毎回頼んでるね。
瞬殺で、ウチの息子が喰い尽くしちゃいます。
普段、巨大なボールにてんこ盛りのサラダを作っても、一人で飲み干しちゃうんだから、こんな量だったら10人前くらい喰っちゃうだろうな。

↓心の友よ!


とにかく、居酒屋に求めるのはコレですよ。
コレが無かったら、ウチの息子がブチ切れること間違いなし。

↓鉄板玉せん!


チーズの利いたお好み焼きみたいのを、玉せんに挟んで食べる。
玉せんが足りない場合は、有料で追加可能です。

↓台湾ラーメンの具だけ。


ニラともやしで660円という価格設定は・・・、ボロ儲けやな!
それでも、やはり頼んでしまうのは、ウチの息子が大好きなんすよぉ。

↓コレも、ウチの息子のド壺。


青菜炒め、660円・・・。
使われてるのは、小松菜だね。
この量は・・・、スーパーで98円で売ってる小松菜の半分位かな?
これまた、ボロ儲けやな!

↓ビールのピッチャー後は、黒ホッピーです。


ウチの奥さんは、山ちゃんサワーを頼んでた。
なんそれ?と思ったら、6種の柑橘がミックスされてんだと。
甘くないタイプで1杯429円だったから、ウチの奥さんが気に入りました!

↓どて煮。


驚くことに、机に七味唐辛子が無い!
聞いてみたら、一味唐辛子しかないという・・・。
そんなのも、揃えられないの?
大丈夫か?

↓山菜チーズ玉子、605円。


う~ん・・・山菜には、ちょっと合わない気がする。

↓またもや、黒ホッピー。


中は、少ないね。
外は、中を追加する事なく、ウチの息子が飲み干しちゃうのが、我が家スタイル。
別に外を頼んであげるんじゃなくて、あくまでもセットを頼んで、オレの残りをウチの息子が強奪するのがセオリーなのさ。

↓このマドラー・・・、エエなぁ。


100円だったら、買ってもエエ。
〆には、ウチの息子がストロベリーアイスを堪能して、お会計は9603円。
控え目に飲んだので、1万円以下で済んだね。
後は、スーパーライフでつまみを調達して、おウチでたらふく飲む二次会・・・というよりも、本会です!
山ちゃんは、景気づけみたいなもんさ。
イマドキは、0次会って言うらしいね。
ヤングの言葉は、ようワカラン・・・。
でも、オレ達がヤングの頃は、おっさん達がそう思ってたんだろうけどね。
そういえば、若い頃に当時勤めてた会社の上司と泊まりで出張に行ったら、「朝シャンするんだろ?」って、やたら言われたな。
そんな事ですら、珍しいと称される時代だったんだね。
今と比べたら、娯楽も少なかったんだろうし、情報も少ないし、生活スタイルでさえ「普通」というカテゴリーに囚われて、
それに沿うように生きる事が正義だったんだろうなぁ。
その「普通」が、現代じゃ「普通じゃない」事ばかりなんだから、見えないモノにまで縛られる必要は無いよ。
人生は一度切り・・・だけど、その人生の多くの時間を「普通」に支配されてたら、何も楽しめない。
オレは、笑顔の時間が増えれば、それが一番だと思う。
その笑顔が、オレだけじゃなくて、家族や仲間に広がっていけば嬉しいし楽しい。
その為に、オレが存在してるんだと、今後の人生も精進していきまひょ。