香港人に学ぶ「海外との付き合い」! | 『異端公務員☆倶楽部』の逆襲 〜本当に役に立つ役人は「異端児」呼ばわりされる!〜

『異端公務員☆倶楽部』の逆襲 〜本当に役に立つ役人は「異端児」呼ばわりされる!〜

公務員でありながらタックスヘイブン香港に投資する、世志(よっしー)が、単にお金を稼ぎたいとか、欲のためではなく、「愛する家族の幸せのために」投資する仲間と共に、海外投資を学び、2018年にハワイ発の豪華客船クルーズに乗船することを目指す

1997年の香港返還前のレトロな
香港が好きな世師(よっしー)。

YouTubeでたまたま
1997年の返還時の動画を発見し、
見ていたら、勉強になりました。

今日は香港返還前後の
「香港人の動向」から
我々日本人の進むべき道を

考えていきます。



◎1997年香港返還が決まった後、 人口の1割以上が移住した香港

香港返還というと
当時のイギリス行政府の長である

パッテン総督の娘が
香港を去る時に乗る船に乗る時
ずっと泣き続けていた姿が

とても印象的だったと
報じされていますが、、



その美談の裏側で
当時の香港人は

「香港に滞在し続けるべきか」
「国外脱出するべきか」


人生を賭けた選択を
強いられていました!

中国共産党という
漠然とした恐怖と、どう付き合うか
ここがキーです。


香港から海外への移住の流れは
1984年中英共同声明で、1997年に
香港が英に返還されると決まると
一気に2万人から倍以上に増え、
最盛期には6.2万人にも増え
ました。



当時の人口が500万人だったので
そう考えると、

「毎年1%の人が
海外に去っていく・・」

「トータルで返還までに
60万人以上が・・
人口の1割が海外移住した」


そういった事態だったと思うと
かなり大きな潮流です!



◎どんな人が海外移住できたのか?

海外移住した香港人の中で
一番人気だったのが
カナダのバンクーバーです。

英語圏で、同じ英国の国。

そして
ビザや仕事を得やすいので
一番人気でした。

で、、

ここからが本題ですけど、

今回の国家安全法で
共産党による政治体制強化は
改めて目に見える形で

現れてきましたが、

元をただせば
・民主主義の崩壊
・私有財産没収のリスク
これは1997年当時から
ずっと言われ続けてきたことです。


そのリスクを嫌って
香港を去った人達と、
我慢して香港に居続けた人達。

しかし共産党リスクは
何も急に浮上した現象じゃなく

香港で中国政府に批判的な本を扱う
「銅鑼湾書店」の店長などが
2015年10月以降、相次ぎ失踪した
『銅鑼湾書店失踪事件』など
折に触れて、姿を現していたのです。


徐々に徐々に
真綿で首を締めるようにね。。



「それが分かっている」からこそ
オピニオンリーダや
富裕層はしっかりと

「資産をまずは安全な海外に」移し
「海外と香港を往復」しながら


つまりまずはしっかりと、
いざという時の逃避先を確保した後
「政治問題や経済の問題提起」を

行なってきました。

このような状況は
今後の日本でも考えられることで、
忌憚なく発言する識者は、
既に軸足を海外へ移して
います。

村上ファンドの村上世彰しかり
オリラジの中田敦彦しかり
サッカーや野球の強豪選手etc..

尖って問題提起する人は
やはり「軸足が海外にある」から
できているのですね!


そして、、稼ぐ力ある人ばかり。

わかりやすいです。



◎「あるべき国民の理想像」は、誰が決めている?!

翻って今の日本。

分かりやすい例だと
村上ファンドしかり、
ホリエモンしかりで、

政府の意図に沿わない人間は
重箱の隅を突かれ、
犯罪者にさせられ、消されます。

そして、刑務所に入れられ
財産を奪われます。。。

また
報道の自由度が安倍政権になり
如実に下がり、2021年は67位


G8ぶっちぎり最下位で、
コートジボワールと同じです。。




・民主主義の崩壊
・私有財産没収のリスク
これを感じた人からまず
自国を去っていく・・・。


この姿、香港と同じですね!

そして
日本居住じゃなくなったので
言いたいことを自由に言える。


これができるのです!

※ロシアに亡命した
元CIA職員スノーデンのように
海外脱出した人は自由に本音で

語ることができる!


今の日本は、
年々、顕著に海外送金ができなくなり

「日本人ゆえに」毎年、
海外投資を断られる例が増えてます。

このように
徐々に真綿を締めるように
私有財産の移動が制限されています。


我々が学ぶべき、先達の香港人。
彼らの動きの歴史から、
もっともっと学ばないと

気が付けば「香港人以上に」
自由がなくなっていたということも
十分あり得ると考えます。

だからこそ
「出来るうちに、海外投資」です。

口座を作るだけじゃ意味がなくて
「資産自体を移す必要」が
あるのです。


その手法が香港保険であり、
新・長期積立なのですね。




今後5年間で
この流れに乗れた人と
乗れなかった人の差がドンドンと
広がっていくでしょうね。。

くれぐれも
ゆでガエルになった時に
気付くことなきように。。


「まだは、もうなり」
古来より言われる投資の格言です。