前回の続き
「アメリカの市場原理を重視する自由貿易政策が
日本や中国の成長により、アメリカの製造業衰退を導いた」
このような現状のアメリカ。
その結果
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ちょっと衝撃的な画像だが、
ここはデトロイト。
「46の衝撃的なデトロイトの写真」と題して
デトロイトの今を伝えていた。
最盛期には人口180万人を数え、
その半数が自動車産業に関わっていたが、
日本車の台頭と共に自動車産業は打撃を受け、
人口は70万人に減り、デトロイト市も2013年財政破綻した。
今や市の発表している統計では、
子供の6割が貧困生活を強いられており、市民の半分が読み書きもできず、
市内の住宅の1/3が廃墟か空き部屋となっている。。。
今日のデトロイトと
昔のデトロイト
ニューヨークやサンフランシスコなど
お金持ちが集まり、景気がいい地域も当然あるが、
これがアメリカの実情。
製造業の没落とともに、
地方都市の多くがこうなってしまったのがアメリカなのだ。
だ・か・ら!
「トランプはアメリカの製造業復活を掲げる訳!!」
こうやって衰退した地方の製造業を復活させ、
低賃金のため収入が少なくて苦しむ地方の米国民のために。
まあ、
例えるならば、
「アメリカ版地方創生」
日本の地方が衰退した原因は少子高齢化だけど、
日本と同じなんだよ。
「製造業衰退により
国民が貧しくなったから、その復活を!」
っていうのが根本にあるのだ。
~次回につづく~