【新春企画】トランプ大統領で今年は円高・円安!?4 | 『異端公務員☆倶楽部』の逆襲 〜本当に役に立つ役人は「異端児」呼ばわりされる!〜

『異端公務員☆倶楽部』の逆襲 〜本当に役に立つ役人は「異端児」呼ばわりされる!〜

公務員でありながらタックスヘイブン香港に投資する、世志(よっしー)が、単にお金を稼ぎたいとか、欲のためではなく、「愛する家族の幸せのために」投資する仲間と共に、海外投資を学び、2018年にハワイ発の豪華客船クルーズに乗船することを目指す

前回の続き


「アメリカの製造業復活を掲げる
Make America great Again」

これは簡単に言うと
衰退した地方の製造業を復活させ、
低賃金に苦しむ米国民の収入アップを目論む
「アメリカ版地方創生」。

そう考えると
だんだんと見えてくるものがある!

キーワードは、
トランプの主張する政策である以下の3つだ。

1 TPP脱退
2 中国の為替操作国認定
3 FRB議長の交代



◎トランプが一番やりたいことは?

トランプは製造業復活を掲げるものの、
現実は厳しい。

だって
アメリカ国内の人件費はメキシコなど周辺国の何倍も高い。

それゆえ
工場は人件費の安い海外へ流出する。

これは日本もアメリカも同じ。。。

かといって
自国民の人件費は下げられないし、
メキシコの人件費との差は埋められない!




そこでトランプが取るべきは

 ..
 ..
 ..

「自由貿易廃止」と「ドル安政策」!

為替をドル安に誘導することで
アメリカの平均年収43,556ドルを
中国の平均年収602,029元(約103万円)に近づける。

そうすることで
アメリカ国外で製造している製造業の工場を
「アメリカ国内に生産回帰」させるのが彼の本当の意図なのだ!

そのために
人民元を元高にさせる元切り上げを強く求めるし、
その障害となるTPPには反対ってこと。

簡単に言うと

「為替をドル安にすることで海外の人件費を高くさせ、
世界中に散らばっている米企業の工場を国内に回帰させる」

これが彼がしたい政策の本質なのだ!



~次回につづく~