年末に世志(よっしー)は
海外投資で有名な
橘玲さんの本を読んだ。
その中に書かれていた
「香港やスイスなどの
タックスヘイブンには脱税がない」
という面白い概念。
これについて
今日は話をしよう。
◎日本の税金は高い!?
例えば
タックスヘイブンである香港では
預金利息、株式の譲渡益、不動産の譲渡益には
税金がかからない。
それゆえ
株や不動産に投資し、
株や不動産でいくら儲けても
それには対して税金は一切かからない。
それに対し
日本は株の譲渡益に対し20%
不動産は20%(5年以下の保有なら39%)
税金がかかる。
それゆえ
多くの人が香港などタックスヘイブンに
資産を移そうとする訳だ。
◎香港人のいい分!
しかし
香港側からすれば
そもそも
自国の株や不動産には税金がかからないし
それに加えて
香港やシンガポール、オーストラリア、スイスなどは
相続税という税すらない!
それゆえ
彼らからすれば
「我々の国では税金がかからないだから
脱税にもならないじゃん!」
「自分たちの知らない所で
外国(=日本)が税金を取っているのだから
そんなの知らないよ。」
という概念だそうだ。
まあ確かに
そもそも自国では譲渡益などに課税がないので
脱税も何もない!
だから
自国に投資しに来ている外国人が
国に帰って税金を払っているかどうかなんか
全く関係ないし
「香港では税金がかからないのだから
それでいいだろっ!」
と言われれば
それでおしまいだ。。。
現にスイスは
租税情報を明かさないという他国からの批判に対し
「国民が税逃れを考えるのは
そもそも税金が高すぎるからであり、
その税金が無駄に使われ
国民が不満を感じているからである」
と反論しているそうだ!
スイスの言うとおりではないか!!