老人:
「どうじゃな、
四国の魅力がわかったかな?」
世志(よっしー):
「はい、伝わってきました。」
「でも・・・
なぜこんなに四国に詳しいのですか?
交通事情まで知ってるって。」
老人:
「それはじゃなあ~。
昔、ワシも住んでおったからじゃよ!」
世志(よっしー):
「ええ~、
そうなんですか??」
老人:
「あれはワシが子供の頃、
ワシの父親は四国の徳島県庁で公務員として
働いておったのじゃ。
だから、
徳島はワシにとっても
“ふるさと”と言えるな。」
世志(よっしー):
「そうなのですか。。。
じゃあ、
世志(よっしー) も同じように
徳島県庁で公務員として働きたいです!」
老人:
「おお、そうか。そうか!
じゃあ、徳島県庁に行くと
この紹介状を人事課に渡すとよい。」
「今は職員の募集をしているから
ワシからの紹介と言えば
きっと採用してくれるはずじゃ。」
「それと、
倶楼張【Global】国第1エアポートに行った時には
このパスを見せると、
ジパングまでのチケットをくれるはずじゃ。」
世志(よっしー):
「見知らぬ世志(よっしー) のために、
本当に何から何までありがとうございます。」
「世志(よっしー) はおじいさんに出会えて
本当に幸せです!」
(熱い握手を交わす。)
老人:
「うむ、
お前さんの活躍を期待しておるぞ。」
「絶対に大きくなって帰ってくるのじゃゾ!」
というと、
老人はプイと振り返り、
すたこらと、上手に杖を使って歩いていった。。。
まるで何事もなかったかのように。
そして、翌日の朝、
早速世志(よっしー) は
ジパング行きの飛行機の中にいた。
このように
「いきなりジパングに移住する」
といった決断をスパっとでき、
すぐに引っ越す準備をして
行動する。
こうした
行動力が人並みはずれ抜きに出ている点が
世志(よっしー) の長所であった。
そして、
飛行機は羽田空港に降り立ち、
徳島阿波おどり空港に到着。
徳島県庁に行く為に、徳島駅行きのリムジンバスに乗った。
~次につづく~
※続きは次回ブログで。