【王の推薦書】『僕は君たちに武器を配りたい』 | 『異端公務員☆倶楽部』の逆襲 〜本当に役に立つ役人は「異端児」呼ばわりされる!〜

『異端公務員☆倶楽部』の逆襲 〜本当に役に立つ役人は「異端児」呼ばわりされる!〜

公務員でありながらタックスヘイブン香港に投資する、世志(よっしー)が、単にお金を稼ぎたいとか、欲のためではなく、「愛する家族の幸せのために」投資する仲間と共に、海外投資を学び、2018年にハワイ発の豪華客船クルーズに乗船することを目指す

出典:投資教典『秘宝・チャーリー言行録』 「ousui」第2章


【おすすめ本】

瀧本哲史 著
「僕は君たちに武器を配りたい」
講談社


【王の書評】

師(投資王チャーリー・鷹)曰く、

この本も以前読んだ 

『10年後に食える仕事、食えない仕事』 
渡邊正裕、東洋経済新報社

に共通するものがありました。

分かり易いし、
多くの人に読んでほしい本だと思います。
学べる点がたくさんありました!!









【解説】

世志(よっしー):
「この本は大学生など、若い人が読むべきですね!」


慈鋭(じぇい):
「『10年後に食える仕事、食えない仕事』と
一緒に読むと、なおさら理解が深まっていいよ。」

「実際、
投資王チャーリー・鷹の読書法も
同じジャンルの複数の本を一気に読む
ことで、

1つの分野について様々な意見を聞いて
自分の中に取り入れているんだ。」


世志(よっしー):
「そうか!
そうすることで、理解も更に深まりますね。」


孝明(komei):
「この本は
僕が以前から唱えていた考え方が
書かれていたので、
びっくりしたなあ~!」


世志(よっしー):
「え??
どういった考えですか?」


孝明(komei):
『サラリーマンの人は
自分の“労働力というモノ”に投資してる』

って考え方だね!」

「ビジネスは
『ヒト・モノ・カネ』っていうよね。」

「毎日サラリーマンとして働いていると
あまり実感がないかもしれないけど、

サラリーマンって
日々の実践で鍛え上げられたり、
会社の費用で研修に行ったりして、

自分の“時間や労働力”を提供することで、
自分自身(会社からみるとヒト)に
投資(能力UP)してるんだ!」

「このことは247ページに

『“投資”とは、お金を投資することだと
一般的に思われているが、

本質的な“投資”とは、
自分の労働力や時間、人間関係を
投資することでもある』

と書かれている。」


世志(よっしー):
「そっか、、、

サラリーマンって本質的には

労働者は労働力や時間を、
社長はお金を、

“人的資本に投資している”
ってことになるんですね。」


慈鋭(じぇい):
「そう考えると、
勤める会社って重要だよね!」

「『この会社は将来伸びるハズ』と思ったら
その会社の社員になるのが一番いい。」

「仮にそれが無理でも、
その会社に自分の持っている人脈やスキルなど
“人的資本”を投資すればいい。」

「逆に
『単に就職試験に受かったから』とか
『会社の雰囲気がよさそうだから』というのは
投資に全くなってない!」


孝明(komei):
「多くの人は
“投資できるのはお金だけ”って理解だけど、
人脈にも投資できるんだ。」

「例えば、

『このお客さんは将来伸びるから
今のうちに重点的に訪問してパイプを作ろう』

というのも立派な投資だ!」

「しかも
こういった人的資本への投資効率は

時給換算し直せば、
のちのち莫大な利回りとなって戻ってくる

ことが多い効率的な投資と言える!」


慈鋭(じぇい):
「あと、
現役サラリーマンが使えそうなのが、

自分の業務や会社がいずれ潰れる運命だとしても
とりあえず続けるふりをして、、、

『自社の弱点を冷静に分析することを
オススメしたい。

自分が働いている業界について、

どんな構造でビジネスが動いており、
金とモノの流れがどうなっていて、
キーパーソンが誰で、
何が効率化を妨げているのか、

徹底的に研究するのである。』
~172ページより~


こうして
自分の働く業界への知識を深めることで、
自分に投資して専門性を深めていき、

裏も表も知り尽くすことで、
新しいアイデアを思いついたりして、
業界のイノベーションを起こすことだって
可能だ。
実際そうやって独立起業している人も
山ほどいるよ!」


世志(よっしー):
「そうですね~。
それはあるかも!

この本はこのように
アイデアをいっぱいくれる本だから
王がお勧めだという理由も十分わかりますね。」