なぜ8千万の不動産を1.4億で売るのか? 【解説編】 | 『異端公務員☆倶楽部』の逆襲 〜本当に役に立つ役人は「異端児」呼ばわりされる!〜

『異端公務員☆倶楽部』の逆襲 〜本当に役に立つ役人は「異端児」呼ばわりされる!〜

公務員でありながらタックスヘイブン香港に投資する、世志(よっしー)が、単にお金を稼ぎたいとか、欲のためではなく、「愛する家族の幸せのために」投資する仲間と共に、海外投資を学び、2018年にハワイ発の豪華客船クルーズに乗船することを目指す

出典:投資教典『秘宝・チャーリー言行録』 「naze8u」第2章


~前回からの続き~


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【解説】

世志(よっしー):
「資金が続かなくなり、
建築がストップしている案件でも、

まだ0.1ミリオン(1千万円)乗せて
儲けようとしているのか。」


慈鋭(じぇい):
「それは面白い点だよね。」

「ジパングの感覚じゃ、
そこは普通、損切りするでしょ
って思うんだけど。」


孝明(komei):
“新築物件には融資が下りない”
というところがキーワードだよね。」

「だから、
今まではデベロッパーが
自己資金で物件を建築するしかなかった。」

「そして完成した物件が売れれば、
投入した自己資金とともに、
かなりのキャピタルゲインが得られた。。。」

「しかし・・・
もし建築した新規物件が
売れなくなったら??」

「この仕組みだと、
デベロッパーの会社の体力勝負になるよね。」

「つまり、

デベロッパーの資金が
不動産市場が回復するまで
持ちこたえられるのか?

ここにかかってくる。」

「王の言うとおり、
立地の良いコルフ島の物件でも
崩壊はあるのか。」

「この点については
ヨーロッパの富裕層の動向とともに
ゆっくりと観察して行きたい点だね。」


世志(よっしー):
「はい!」


慈鋭(じぇい):
「根本的な問題として、

やはりヨーロッパの銀行には
『融資をする余力がない』
というのがあるよね。」

「状況はこうだ!」

「銀行は各国の国債を
大量に抱えてしまっているので、
それが不良債権の山になっている。」

「加えて
既存の貸し出し先が
不況のため倒産したことにより、
不良債権が無数に発生。」

「しかも
融資の担保として取っている不動産も
価値が大幅に下落している。」

「そのために、
自分の財務は悪化してしまい、
自己資本比率を守る為に、
新規に貸出をできない。。。」

世志(よっしー):
「ジパングのバブル崩壊後を
思い出させるような内容ですね!」


慈鋭(じぇい):
「そう。
ジパングのバブル崩壊後の動向
知っている我々は
今後のヨーロッパの行方を予測
することが出来る!」

「ここが王のよく言われる
歴史から学ぶべきポイントだ!」