船ヲタの仲間内では「豪華客船」とは言わないんだけど

日本で一番有名な豪華客船である事は間違いない

Cunard Lineのフリートはもう別格です

 

 

船体のデザイン的には、これも例にもれず

イタリアのフィンカンティエリ社製で、既視感のあるもの

個人的にはこの船だけは、オリジナルデザインで建造して欲しかった

しかし!このキュナード・ラインのファンネルが存在するだけで

特別感がマシマシなのよね

なんだか高貴な感じがするのは私だけでしょうか?


そうそう!本船デッキ10の最前部「コモドア・クラブ」の左舷側ソファ後ろには

こんな絵画が飾ってありましたよ!

 

 

左から「QUEEN ELIZABETH 2」「QUEEN MARY 2」「QUEEN VICTORIA」

実際にこんな夢のようなシーンがあったんですかね

「QE2」が引退してしまった現在では叶わぬ夢ですね

代わりに「QUEEN ANNE」を加えた4ショットなんて・・・

日本ではまず不可能ですね (;^_^A

 

 

「QUEEN MARY 2」はその大きさから圧倒的な存在感を放っていますが、

この大きさの割には絶壁船尾にもならず、非常にまとまった船容だと思いますね

 

 

 

「QUEEN VICTORIA」は「QUEEN ELIZABETH」とほぼ同型

一番の識別箇所はブリッジ上部の「女王様のティアラ」(と勝手に呼んでいる)、

ゲーム・デッキの囲いの有無でしょうか

 

 

 

「QUEEN ELIZABETH 2」は私の永遠の憧れの船

現代の客船には望めないこのスマートな姿

そりゃ、今となってはそんなに大きい訳でもないけど

当時初めて見た時は、その大きさと佇まいに圧倒されたものです

古き良きオーシャンライナーの姿ですよね

 

 

 

「QUEEN ELIZABETH」のデッキ10の「ザ・ヨットクラブ」には

先代「QE2」から移設したものでしょうか、こんなモデルが飾られていました

 

 

説明銘板には

"Made for the CUNARD STEAMSHIP Co by ASPREY & COMPANY LTD   NEW BOND STREET LONDON"

って書いてありましたよ

う~ん、とても買えるような値段じゃなさそう (>_<)

 

 

非常にキャッチーなカラーリングを持つドイツのクルーズ客船

 

 

客船の塗装というと、白黒ツートンや赤や青のラインがスタンダードでしたが、

最近はP&Oやプリンセスなどの老舗船会社でもワンポイントで採用してますね

どちらかというとカジュアル客船が派手なカラーが多いかな

例えばキュナードなどのラグジュアリー客船がこんなカラーだと違和感ありますよね

 

 

アイーダクルーズと言えば、

 

長崎で大型クルーズ客船『AIDA Prima/Perla』を建造しましたが、

個人的にはこの『AIDA bella』シリーズ

 

(スフィンクス・クラスと呼ぶらしい)の方が好きだな

もちろん乗船するとなると、大型船の方がより快適なんでしょうが、

お船観を趣味としてる私からすると、そんなの関係ねぇ(笑)

客船って大きさが全てじゃないし、小さくたって素敵な客船も居ますからね

 

 

そうそう、ちょっと意外だったのがアイーダクルーズのフリートの船籍港

イタリアのジェノバなんですって

同じドイツのフェニックス・ライゼンはバハマのナッソーが船籍港のようです

もちろん便宜置籍船ってのがあるのは知ってるのですが、

 

ドイツ客船がイタリア船籍ですか

イタリアも税金が安いのかな?

 

 

非常に珍しい形状をしたファンネルを持つクルーズ客船

これは現代では珍しい縦列ファンネルと言っていいのかな

 

 

それにしては前後のファンネルが近すぎますよね

この近さなら一つにまとめる事もできたハズ

遊びのデザインでしょうかね?

現代のクルーズ客船で典型的な縦列ファンネルを採用しているのは

Disney Cruise Lineくらいでしょうか

とは言っても、一つはダミーらしいですけどね (;^_^A

ファンネルってその船の個性を表す大切なパーツだと思うんです

エレガントさだったり力強さだったり

 

 

最近のクルーズ客船って、船体デザインが同じで

ファンネル形状だけが違うパターンが多いと思いません?

前回アップした「CARNIVAL LUMINOSA」とこの「WESTERDAM」を比較しても

ファンネルや塗装が違うだけで、船容が非常に良く似てますよね

同じイタリアのフィンカンティエリ製だからでしょうかね

船ファンからすると、もうちょっと個性が欲しいんですけどねぇ

 

 

 

前回アップしたCarnival Cruise Line『CARNIVAL LUMINOSA』つながりで

ピースボートの『OCEAN DREAM』

何がつながっているのか

わかる人にはわかるが、わからない人には全くわからない(笑)

 

 

この『OCEAN DREAM』、元々はカーニバルクルーズの客船だったんです

中古客船をクルーズ客船に改装して運用していたカーニバルクルーズが

初めて新造した記念すべきクルーズ客船で

『TROPICALE』として就航しました

その後、コスタクルーズやP&Oプリンセスクルーズなどオペレーターが変わり

最終的にピースボートにやってきたという訳です

 

 

 

カーニバルクルーズの特徴である、クジラの尻尾のようなT字型のファンネルも、

このカーニバル新造第1船『TROPICALE』から採用されたのですが、

コスタクルーズに移籍した際に、このようなファンネルに換装されてしまいました

 

 

コロナの影響で長らく錨泊していましたが、

どうやらインドのグジャラート州アランで解体されたようです

今後のピースボートは、元プリンセスクルーズの『SUN PRINCESS』改め

『PACIFIC WORLD』が引き継いでいます



ピースボートの新造エコシップはどうなったのかな?

2027年4月に横浜出港の第1回エコシップ世界一周クルーズ

「アラスカ航路世界一周コース」としてホームページに載ってますね

どこで建造するのでしょうか?

あの独創的フォルムの客船、早く見てみたいですね

 

 

カーニバルの船を日本の海で見るのは今回が初めてじゃないでしょうか

いや、私の記憶が正しければ、設立間もないカーニバルクルーズラインが、

中古客船『S.A. VAAL』を購入し、川崎重工神戸造船所で改装の上、

クルーズ客船『FESTIVALE』として仕立てた時以来の出来事のはずですよ


何れにしても、世界最大のクルーズ会社の客船がようやく日本にも来航し、

これは何としても撮影しておかなくてはと、船ヲタの血が騒いだのでありました

しかし、今回の来航は日本ではわずか5都市への寄港にとどまり、

しかも関西には寄港しないという無情さ  _| ̄|○ ガックリ

それでもなんとか撮影してきました

 

 

 

カーニバルは塗装が変わりましたね

以前の白い船体に1本の赤いラインだけの塗装より良くなったと思いますね

最近は真っ白の船体っていう船社が少なくなってきましたね

RCIもP&Oも変わりましたよね

唯一残念なのはカーニバルクルーズのアイデンティティ、

クジラの尻尾のようなT字型のファンネルではなかった事

実はこの船、コスタクルーズからカーニバルクルーズ移籍した

 

元『COSTA LUMINOSA』でした

だからファンネルの形状は、コスタクルーズの丸太のようなファンネルのまま

このコスタクルーズのファンネル形状はあまり好みじゃないんですよね



でも来年(2024年)は、生粋のカーニバルクルーズ客船

 

『CARNIVAL PANORAMA』が来航するらしいですよ

これを機に毎年来航してくれるようになると嬉しいですね

ディズニークルーズとヴァージン・ヴォヤージュも来航しないかな~

 

 

タイトルの文字制限に引っかかってしまった

船名が長いのよ (;^_^A

Lindblad Expeditions の探検クルーズ客船

 


 

これまた、なんとんも特徴的な姿をしたクルーズ客船がやって来ました

 

 

この船首形状、「✕バウ」と言うそうで、波の衝撃を和らげる形状だそう

耐氷構造の船体と相まって、正に探検クルーズ仕様の客船となってるようです

 

 

船首からマストにかけて満船飾(?)が施されています

マスト以降は飾られてないので、満船飾とは言わないかも

ここの港は、初入港の時だけ歓迎放水をしてるそうです

毎回すればいいのにな

予算が厳しいのかなぁ?

 

 

ここはこの船が接岸できる岸壁がないので、ゾディアックでの上陸です

何艘ものゾディアックでピストン輸送中

船尾にもゾディアックの乗降デッキがあるようですが、

 

この日は舷側の小さな乗降口を利用していました

 

 

船尾デッキには、ガラス張りのドーム状の施設が2つ

どうやら「イグルー」と呼ばれる一夜毎の予約制キャビンのようです

所謂カバナルームといったところでしょうか

その横には側面がガラスになっている小さなプールも2つ見えます

Viking Ocean Cruisesのクルーズ客船にもの同様プールがありましたね

舷側の上開きのハッチはゾディアックの保管庫

 

 

 

今回は今までに無い姿の客船で、非常に興味深くお船見させてもらいました

ただ、こういうタイプのクルーズ客船はやっぱり、

 

南極とかのそれらしい風景の中で撮りたいですね

そういうクルーズに参加しないと無理だけどね



最後に日本らしい石灯籠を絡めて1ショット (;^_^A

 

 

 

1985年にニュージーランドで設立された探検クルーズ会社のフラッグシップ

 

 

8,300トンの小さな船だけど、

ライブラリーはもちろん、

ジムやジャグジーやプールだってあります

 

 

この船、どこかで見たことあるなと思い、ちょっと調べてみたら

やっぱり!

元はHapag-Lloyd Cruisesの『HANSEATIC』でした

 

 

2002年に来航した時に写真を撮ってました

船体のカラーリングによって印象も変わりますね

『HANSEATIC』時代と大きな違いは見受けられませんが、

よく見ると、船尾喫水線にはバルジが増設されているようです

安定を増すものでしょうか?



やはり1995年に来航した

 

『PEARL』(1967年建造・2009年解体)ってクルーズ客船にも

大きなバルジが付いていましたね

 

 

 

 

ベルリッツ・クルージング&クルーズシップス誌でファイブスタープラスを獲得した

世界最高評価のラグジュアリークルーズ客船

 

 

同社には他に『EUROPA』というクルーズ客船が居ますが、

その拡大版という位置付けでしょうか

 

 

この船のデザイン上の最大の特徴が、斜めにスパっと切ったような造形の船尾廻り

シルエットで見ても直ぐに『EUROPA2』だとわかるのがいいですね

 

 

 

余談ですが、三菱重工生まれの同社の『BREMEN』がサイトに載ってなかったので

ちょっと調べてみたら、『SEAVENTURE』としてキプロスに移籍してるみたいです

小さいけど好きなデザインの客船だったんだけどな

もう日本には来ないかな

 

 

以前このブログの記事で、そのファンネル形状を酷評した同船を、

怖いもの見たさで撮影しに行ってきました (;^_^A 

 

 

遠くから近づいてくる同船は、そこまで違和感はなかったのですが・・・

 

 

今の時代、スクラバーが必要なのは十分わかってるんですがね

う~ん、やはりこのファンネルはカッコ悪いと思うわ

 

 

あれ!?アゴがしゃくれてますよ

この垂直船首のメリットってなんなんでしょ?

ここも、もうちょっとシュっとしてほしかった

あくまで持論なんですが、客船やカーフェリーのカッコ良さって、

船首形状とファンネル形状でほぼ決まるんじゃないかと思うの

 

 

乗客の皆さんが安全で快適に移動できるのが一番なので、

フェリーにカッコいいとかカッコ悪いとか、本当は関係ないんですよね

でも、お船見を趣味としてる私からすると、

やっぱりかっこいいお船を見たいのよ

 

 

 

 

 

新日本海フェリーさんのフリートは、本当にスタイリッシュで

大好きだったんですよ

 

例えば・・

『フェリーらべんだあ』(後の『OCEAN ROSE』)

これね!↓

 


 



初代『すずらん』(現:『はくおう』)ね

ここを参照↓

https://ameblo.jp/charlie-hij/entry-12588034177.html

かっこいいわぁ (〃▽〃)ポッ

 

 

 

オジサン感丸出しで、あれやこれやと「昔はよかった」なんて言っていますが

でもね、結局はこれはこれでいいんです

それぞれの個性ですよ

個性があるから船が好きなんです!

 


日本発着クルーズを実施している『MSC BELLISSIMA』

我が街にもようやくその姿を見せにやって来てくれました

 

 

日本に来航したクルーズ客船では最大級となるそうで、

その総トン数は17万トン超え、全長は315mにもなるそうです

総トン数は、過去に日本に来航したRCIの『QUANTUMクラス』よりも

 

若干大きいようですが、全長は30m位短いみたいです

 

 

その姿は、今時の大型クルーズ客船といった趣で、お決まりの絶壁船尾

その船尾下層部にはちょっと出っ張った大きなガラスエリアが目立ちます

確か『QUANTUMクラス』やCelebrity Cruisesの『SOLSTICEクラス』・

 

『EDGEクラス』もこんな造形になってたはず

最近の流行りなのかな

ファンネルは軽量化の為でしょうか?パネルで覆わずに格子状になっています

その後部のウオータースライダーは、大型クルーズ客船の定番装備ですね

 

 

接岸すると、その巨大さがより分かり易くなります

普段、森の向こうは何もないのに、突然現れた巨大構造物

街の人たちも興味津々で眺めてらっしゃいました

私が子供のころ『さんふらわあ』を見て、

 

当時その大きさに圧倒されたものですが、

この船の巨大さは全く「レベチ」なものでした(;^_^A