昨日からの雨は降りやまず、窓から外を眺めていました。
ふと、娘のゴム長靴を想い出しました。たいそう気に入り買い求めたベージュ色の長靴は、確か二度ほどしか出番がなかったように記憶しています。
今は何処かでねむっています。
娘が旅立ち、1年5カ月が過ぎました。
毎日、娘の事が頭から離れず、最近やっと悪夢から少しずつ目覚め、現実に引き戻されていく自分に気付きます。
買い物に出かけても、私の隣に娘は居ない・・・。今、歩いているのは私ではないと…。本当の私は何処に
行ったのだろう・・・と歩いて行くうちに、そうだ、娘はもう居ないのだと気付き、 無性に涙が出てくる。
五月晴れの暖かな日、庭で草むしりをしていると、ふと、2階のベランダから、「お母さんに電話よ、早く来て」
と、娘が私を呼ぶのではないかと、慌てて草むしりの手を休め、玄関へとまわる。ドアを開けてしばらくし、
娘がもう居ないことに気付きます。ひとしきり泣いた後、やがて怒りへと変わっていきます。
娘を返して・・・と。
もう、娘と共に過ごしたあの頃の私に戻ることは決してありません。
先日、息子からプレゼントが届きました。
母の日にと、エプロンが贈られてきました。
早速、身に付けてみましたが、少々大きく、肩から落ちそうでしたが、有難うと伝えたのも束の間、
今度は紫陽花の鉢植えが届きました。
息子曰く、
「お姉ちゃんが生きていれば、きっとお母さんにプレゼントを贈っただろうから、代わりにお姉ちゃんの好きな
紫陽花を贈ったんだよ。」と、
息子の優しさに胸が厚くなりました。
天国の娘と私、いつも、いつも、心は繋がっているものと信じてやみません。
母

