それでは、弁護士に過払い金請求を依頼した場合、弁護士費用(報酬は)は幾らなのでしょうか

※日本弁護士連合会の報酬規則(上限の場合)を参考にしました。

 

依頼者Aは、貸金業者アコ○株式会社から50万円を請求されていたが、過払い金(引き直し)計算の結果、30万円の過払い金が発生した場合

 

・報酬金(上限の場合)

  1. 解決報酬金 2万円(1社あたり2万円以下が原則)
  2. 減額報酬金 50万円の請求額がゼロとなったので、減額分は50万円。したがって報酬額は50万円の10%にあたる5万円。(減額分の10%以下)
  3. 過払金報酬金 回収額30万円の20%にあたる6万円。(訴訟にならない場合は20%以下)

                                     計13万円

 

一番多く見積もって報酬額は13万円です。

この場合、弁護士費用の総額は、着手金2万円プラスで計15万円になります。

(着手金についての相場は貸金業者1社につき2万円が相場です。着手金無料と謳っているところは、他で調整しているのかもしれません)

 

あくまで、これは上限の場合の相場です。事務所によっては、解決報酬金を取らないところもありますし、過払い金報酬は13%のところもあります。

料金については、最初の面談時に説明・報告があります。わからないことや、不明なところはこのときに聞いておくのがベストでしょう。

 

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