午後のお茶会は、中国茶を全く飲んだ事が無い方が殆どでしたので、
台湾茶と大陸茶の違いをテーマに初心者向けにしました。
お茶は、「梨山高山茶、鳳凰単欉蜜桃香」、デザートは「岩茶ミルクティプリン」。
以前のお茶会でやったものです。
茶器の使い方を説明しながら淹れていると、皆興味深々でじっと見詰めます。
この瞬間が私にとっては、かなり快感
自分が初めてお茶を飲みに行った時を、思い出します。
小さな器を使って流れるようにお茶を淹れる作業は、まるで手品を見てる様な
感覚でした。
そして、淹れたお茶を飲んでもらった後の瞬間が、緊張
いつも淹れてて、自分でも自信がある味なのに、美味しいと思ってくれるかなぁと
毎回思ってしまいます。
その後に、言葉よりも先にお客さんの笑みがこぼれた瞬間、一気に緊張が
解れます
皆、思い思いにお茶を淹れながら「茶器可愛いねぇ」「美味しいねぇ」等と
言いながら話に花が咲いてました。
コーヒー、紅茶も私は大好きですし、手軽に飲めるのも魅力です。
でも、中国茶って不思議な魅力があります。
飲む毎に味が違ってきたり、茶器を使ってちょこちょこお茶を淹れる事で
リラックス出来たり、お友達と話が弾んだり・・・。
「お茶に、はまった」と言うことは、お茶の味が美味しいのは
一番ですが、それ以外に、こういったシチュエーション等も
大きな要素なんだと思います
来てくれたお客様の中で、茶譜が好きで本店に行ってた方がいました。
ちょうど私が働き始めた時と一緒で、もしかしたら、会ってたかも知れないなぁと
思うと、それも又驚きと嬉しさでいっぱいでした