ヴィジュアル系とフランス | 加藤修滋のブログ

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日仏シャンソン協会活動記録及びシャンソン界のニュース等

俗に“ヴィジュアル系”と呼ばれるアーティストにはフランスのイメージが伴っている。

 

 

「L’Arc~en~Ciel」「MALICE MIZER」をはじめフランス語を彷彿させるバンド名や曲のタイトルが付けられているのもその理由のひとつだろう。

 

 

またフランスで活躍するMylène Farmer等の世界観がヴィジュアル系の方々に通ずるものを感じる。

 

 

そんなフランス音楽であるシャンソンを学び、”エルム・シスターズ”としてデビューした後にヴィジュアル系バンドのヴォーカルとしてデビューした「Lucifer」。

住居のアパートもツタの絡みつく洋館風。

 

 

東京へ出て成功し、業界誌で特集されたり90年代に旋風を巻き起こした名古屋のヴィジュアル系人気を牽引、「黒夢」「ROUAGE」等に影響を与えたと言われている。

彼女の音楽に対する真剣な姿勢、音楽を愛する心は今でも覚えている。

 

 

ヴィジュアル系アーティストは「美」にこだわる。

「エルム」の新時代を担う出演者Kayaはその好例。

 

 

彼のカレンダーや写真集を見ると、どこまでも美しく、更に一ページごとにまるで別人の如く装っている事に圧倒される。

疑いもなく時代は変化している。