第10回浜松シャンソン・コンクール | 加藤修滋のブログ

加藤修滋のブログ

日仏シャンソン協会活動記録及びシャンソン界のニュース等

日本各都市でシャンソン・コンクールが続々開催されるようになる中で、

最も特異なのが浜松シャンソン・コンクール。

 

何しろ応募が映像、、、、ということは、シャンソンは視覚的なものも重要

という考え。

本選は2曲歌唱で、今年は手品(!)をされた方も有。

 

毎年フランス語賞を受賞する人が、他の主だった賞をW受賞、

はたまたトリプル受賞…というケースが多い。

今年も、準グランプリを受賞した野村幸子さんは、最優秀フランス語賞と

エレガンス賞のトリプル受賞。

プルミエプリの土屋悦子さんは、最優秀フランス語賞とダブル受賞。

ドゥジエムプリの五條博子さんも、フランス語ディプロム賞と

グランプリ・ド・ラ・フィデリテ賞のトリプル受賞、、、、、

 

 

そんな中になって、異彩を放ったのがかつてアマチュア・シャンソン・

コンクール中部大会で史上最年少グランプリ(当時9歳)となった白梅が、

13歳の今年、浜松シャンソン・コンクールでグランプリを獲得したこと!

 

審査員の中にも「とても子供と見えない」との声有。

フィギュアの本田3姉妹の末っ子本田紗来が9歳で近畿フィギュア選手権

1位となったのは、ノービスB(9~10歳)のカテゴリーの中。

白梅さんは年齢無差別、しかもプロも参加するコンクールでのグランプリで、

その価値の大きさは格別。

 

それにしても浜松シャンソン・コンクールは、官民協力がうまくいっていて、

市長挨拶まで有。

浜松市は、ユネスコの音楽創造都市にアジア初登録されて、

文化的に上昇の一途。