いっぱい我慢したね、少し休もうね

昨日は、臨時で受診を入れた。

診察は午後からだったので、午前中は作業所に行った。

でも、仕事も何もしないで、外にフラフラ出て行ったり、いい加減にしろ

と言うような行動ばかり取っていた。

12時半に母と待ち合わせて、13時頃病院に着いてしまった。

主治医の先生は、外来の看護師さんと話をしていた。

受付に紙を渡すと、

「先生いますから、すぐに呼ばれると思いますよ」

と言われた。

そう言われた通り、身繕いもまだのまま、私の番号が呼ばれた。

今日は、自分の気持ちを全て話そうと思っていたので、私１人で診察室に入って行った。

先生が「あれ？お母さんは？」と言うので、

「外で待ってます」と言うと、

「あ、そう・・・」と先生。

私が、うまく話ができないので、ワードで打った紙を見せると

「あ、紙あるね。読むね」と言って、読み始めた。

先生は頷きながら「辛かったねー」とか「そうだねー」とか言いながら、真剣に読んでから言った。

「ゆこたんはきっと、ここにも書いてあるように、嫌だな・・・って思うと思うけど、僕は、臨時で今日も来たほどだし、もう限界まで我慢していると思うから、ゆこたんの病気のことを考えても、入院したほうがいいと思うんだよね。ちょっとお母さんも入ったほうがいいかな。荷物ここに置いていいから、お母さん、呼んで来てくれる？」と言われて呼びに行った。

先生は、前の病院のまま薬を処方しているけれど、統合失調症という病名が分かったので、入院をして、薬の調整をしようと考えているようだ。

休息入院だったら、２〜３週間の入院で済むけど、私の場合は、入院中の様子を見て、薬物治療をして、リハビリもすると言っていた。

入院だなんて、まだ退院してやっと１ヶ月経ったところだというのに、また？？

そんな気持ちを察してか、先生が

「入院に踏み切れない気持ち、分かりますよ。今までも入退院繰り返して来ているしね。でも、今日、臨時で来るって余程のことだと思うんですよ。前はオカメ先生だったんだよね。この病院の先生方は、少なくともオカメ先生よりいい先生ばかりだし、病棟も綺麗だし、気にいると思うよ」と言う。

この頃には、先生が言うなら、余程入院が必要なんだろう、と思い、気持ちも入院の方に傾き始めていた。

母は、最初は「入院なんて考えていませんでしたし、訪問看護も週３回に増えたばかりのところでしたので・・・」と戸惑っている。

でも先生は「今回の入院は、休息入院ではないんですよ。休息入院だったら、２〜３週間で済むと思うんですけど、ゆこたんは、薬物調整ですから、毎週外来に通ったとしても、１週間続けては見れないから、やはり入院がいいですね。きっといろんな人たちと相談して決めたいでしょうから、木曜日に返事がもらえればいいですよ」と言ってくれた。

主治医の先生が言うんだから、入院で間違い無いかもしれない。

私も母も共通の考えだった。

父はお金の面ばかり気にして

「保証金がいらないってどう言うことだ！今までは、１５万円も保証金を払ってて、入院費はそこからほとんど払ってたんだぞ！それが今回は、高額医療が効くのか？４万円で済むなんておかしいだろ」

でも実際、オムツは自宅から持参していいし、上限に達したら、それ以上は払わなくて良いと書いてあった。

家に帰って、訪看の看護師さんに相談すると

「すぐに入院予約しなさい。待ってる人がたくさんいて、なかなかは入れない病院なのに、入院を勧められたってことはチャンスよ。すぐに申し込んで」と言われて、決心がついた。

木曜日と言われていたけど、すぐに主治医の先生に電話したら、病棟と連絡を取ってくれて、

「明日入院でもいいですか？」と言われた。

びっくりして、すぐには返事ができない。

散々もめたけど、今日の11時に入院することが決まった。

女子の閉鎖病棟、スーパー救急病棟らしい。