2017/7/7 12:52 日経新聞
冒頭で天下り問題について謝罪する文部科学白書
(一部引用)
文部科学省は7日、2016年度の文部科学白書を公表した。冒頭で、歴代幹部ら43人が処分を受けた違法な天下りあっせん問題の経緯と同省の対応を記載。大きく信頼を損なったとして「省を挙げて猛省するとともに、国民の皆様に心よりおわびいたします」と謝罪した。
官公庁がまとめる白書で、自省の不祥事を謝罪するのは異例だ。文科省は「個人ではなく組織的な事案だったため記載した」としている。
天下り問題には3ページ割いた。人事課職員やOBらによる違法行為が最終的に計62件確認され、43人を処分した経緯を説明している。処分対象者のうち事務次官経験者3人については「事務方のトップの責任を極めて重く受け止め、停職相当とした」と処分理由も明記している。(引用ここまで)
文部科学省トップの事務次官は年収2318万円です。
退職金は少なくとも5000万円以上(8000万円説も)と言われています。
日刊ゲンダイ
(一部引用)
この問題の発端となった早稲田大への天下り。同大のホームページにある吉田大輔教授(文科省高等教育局長からの天下り、先週大学を辞職)の職務には堂々と、「文部科学省等の各種事業関係に関する連絡調整等への関与」とあった。噛み砕いて言うと、天下り教授の仕事は、文科省の各種事業の補助金・交付金をもらうためのパイプ役だ。
文科官僚は国民の税金で私腹を肥やしているのである。これはれっきとした賄賂罪(収賄罪)。安倍内閣は横領次官を懲戒免職にすべきである。その上で検察は、この次官を収賄もしくは横領の罪で逮捕するべきだ。(引用ここまで)
10日(月)に、国会閉会中審査で、加計学園問題の参考人招致をするようです。
前川前次官に、国家公務員法で禁じられている天下りをあっせんして、辞職したのだから、退職金は返金せよ!と問いただしてほしいですね。