夕刊フジ 7月7日号
麻生 石破 岸田 安倍降ろし死闘覚悟
超高級フレンチ会食にも怒り
駅の売店で、日刊ゲンダイと間違ったかな?と二度見してしまいました(苦笑)
夕刊フジはここ数年、読者ターゲットは安倍政権支持者、保守層なので、この一面は結構衝撃です。
一部引用します。
永田町がきな臭くなってきた。東京都議会で歴史的惨敗を喫した自民党内では、最大派閥の細田派をはじめ、新麻生派や二階派、額賀派が「安倍晋三首相指示」を打出したが、水面下では、不満・批判が収まらないのだ。次期衆院選や来年の総選挙を見据えて、「ポスト安倍」候補周辺から、政局が動き始めた気配もある。
(中略)
党内の怒りが収まらないのは、都議選の投開票日(2日)に、安倍首相が、麻生首相兼財務省と菅義偉官房長官、甘利明前経済再生担当相らと、四谷の超高級フランス料理店「オテル・ドゥ・ミクニ」で食事をしたことも大きい。
「候補者が続々と討ち死にするなか、総大将はフランス料理を食べていた。その感覚が信じられない。涙をのんだ候補を電話で慰めるなどできたのではないか」(自民党幹部)
引用ここまで。
フランス料理はともかく、政治は結果がすべて、といわれます。
地方選挙とはいえ、日本の人口の約10分の1の巨大都市東京で、大きな浮動票が反自民の方向に動いたのは事実です。
安倍政権が2013年1月に、アベノミクスでデフレ脱却を公約し、4年半。
景気回復の恩恵がまだ届かないと感じる人にとっては、「大企業や富裕層のための政策なのではないか」と感じることもあるのかも知れません。
都議選で自民が小池都民ファに惨敗!安倍政権最大の危機?!民進党分裂から政界再編が始まる!?
今回、自民党内で「安倍おろし」の動きが強まった大きなきっかけがあります。
それは、安倍総理が5月3日に、「2020年に憲法改正施行したい」と表明したことと、言われています。
自民党は建前は保守政党とされていますが、実態はかなり左寄りです。
日本は、戦前の思想を「右翼」と全否定し、戦後、社会全体が「左傾化」していきました。
そのため、政治家が「憲法改正」を主張すると、タカ派=「好戦的」と捉えられるような社会になってしまったのです。
「憲法改正を訴えると、次の選挙で落選する・・」
地元での講演会で、「憲法に触れるのはタブー」とする、ある与党政治家の話を聞きました。
安倍総理とも近いとされる、現役閣僚の話ですから、驚きです。
長島昭久氏、渡辺周氏も画策する野党再編のうねりとは・・?!
ある巨大組織も動いた??