長男の入院 | 思いのままに☆

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ありのままに。
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まっすぐに。

15日に長男が精神科の病院に入院した。

11日にまた家を出て、自殺をしようとしたから。

 

入院したからといって、ホッとしてはいない。

連絡が来るから。しんどい。きっついって。

返信しても、ラリーは続かないし、

傷ついたかな・・怒ってしまったかな・・と、

不安にもなる。そのあとは、待つことにしている。

 

不安でたまらなくて、

やらなきゃいけないこともできなくて彼に相談した。

彼は、いつも不安で押しつぶされそうになる私に、

色々なアドバイスをくれる。

私がどれだけ救われているかって、

言葉にはできないほどで、それが涙となって溢れ出す。

 

彼から、精神保健福祉士さんに相談してみなといわれ、

相談してみた。

 

長男は話すことが苦手だと言いながらも、

診察とかになると先生に自分の思いを沢山伝えるから、

たぶん、自分の気持ちを誰かに聞いてほしいとか、

聞いてもらうことで少し楽になるかもしれないと伝えた。

私には話をしないのに、先生にはたくさん話をして、

「あっ、こんな風に思っているんだ」と思うから、

寂しくなる時もあるくらい、診察では話をするって伝えた。

なので、お忙しいのは承知ですが、

もし可能であれば、お話をする時間を作っていただけると

ありがたいですと。

その際に、少し離れたところで話してもらえると、

本人も話しやすいと思うので、お願いしたいですと伝えた。

 

電話を切ってから、あと15分くらいで1時間経つ気がする。

終わってからまた電話をくれるとは言っていたけど、

こんなに長く話しているのか、それとも忙しくて、

まだ話せてないのかは分からないけど。

何より、これからお話してみますねと言ってくださったのは、

本当にありがたくて、もっと頼っていいんだと思えた。

頼ることで、長男の病気が良くなるのかもしれないと。

私が頑張らなきゃ!と思っていたけど、それは違う。

周りにも頼らないと駄目なんだと分かった。

なぜなら、私に言えないことを言えるかもしれない。

私では知識不足なところが多すぎるし、

私が出来ることと、専門の方ができることは違うから、

そこを色んな角度から入っていくことが必要だと思えた。

 

また彼が、父親と長男の関係についても、

精神保健福祉士さんに相談してみなと言われて、

ハッとした。そうだよね。相談してどうなるか分からなくても

相談する価値はあるんだ。

そこは通院先の精神保健福祉士さんに月曜日相談しようと思ってる。

 

その精神保健福祉士さん、

通院先の方も入院先の方も、本当に温かい方なのがありがたい。

 

正直、この専門職を私は知らなかった。

障がい者の生活支援員をトータルで、8年くらいしているのに、

今回初めて知ったんだ。

精神保健福祉士さんってどんな人なんだろうって見たら、

「精神障がい者とその家族からの相談を受け、

助言をしたり、適切な訓練を行ったりします。」

と書いてあった。どんな人が向いているか・・ってところで、

  1. 相手の立場を思いやれる人

  2. 人付き合いが得意な人

  3. 客観的に自分を見つめられる人

と書いてあって、この1に関しては本当にそういう人だなと思った。
 
今回、長男が入院をしたことで知ることが出来たこと、
また自分の考えを改めさせてもらえたことはとても良かった。
これからは、専門の人のアドバイスを聞いたり、
長男が出来るのであれば、そういう人たちにお話ができたり、
少しでも今までとは違う形で、支えていけたらと思った。
 
もちろん、これからも彼に沢山相談して頼っていこうと思う。
 
長男が少しでもいい。生きやすくなれたら。
いつかまたあの笑顔が戻ることを願って。