自分の為に生きたい | 思いのままに☆

思いのままに☆

ありのままに。
飾らずに。
まっすぐに。

純粋に自分の為に生きられたら幸せなんだろう。

 

いや、自分が生きやすいように生きてきたから、

自分の為に生きてきたのかな。

だからといって、生きやすかったかと言うと、

ずっとずっと生きずらい。

今も、とても生きずらい。

 

小さい頃は、三人姉妹の末っ子で、

姉たちの言うことを聞き、とても可愛がられた。

そうだよね、「〇〇ちゃん、良い子だね」って

姉の友達から言われるから、良い子でいた。

それを姉たちも嬉しそうだったから、良い子でいた。

両親もそう。周りの人たちが、

「手のかからない子だね。いい子だね」って言うから、

良い子でいた。

嬉しそうだったし、良い子で居なくちゃいけないと思ったから。

 

「妹なんだから、年上の言うことを聞くんだよ」で

育ったから、ほとんど反抗はしなかった。

姉たちは強かったし、怖かったし、

怒られるのは嫌だったから、怒られないようにした。

両親は、姉たちが強い分、反抗期とかほぼなかった私を

(たまーーーーーに言い返したこともあったかもくらい)

「〇〇は本当に優しい」って言ってて、

母親が姉たちのイライラを私に当たってきたことがあった。

私は昔から、顔色を伺いながら生きてきた。

姉たちを怒らせたくない、両親に愛されたい、

両親に喜んでほしい、

顔色を伺うのは自分の為だったのかな。

 

パパと高2の1月に出会った。

それから、離婚するまでずっと一緒に居た。

パパは、向上心のある人が好きだとよく言ってた。

私はパパが求めるような向上心はなかった。

「資格取った方がいい」

「資格取るなら、パソコン関係か、医療事務がいい」

言われるたびに、やる気が失せた。

でも、パパに怒られるのが嫌で、無理やりしたこともある。

けど続かなくて、「もうしてないのか?」

「してないなら、ほんともう無理だ」って言われてた。

何回も謝った。でも、どうしても怒られるとやる気が失せた。

怖いのに、できなかった。それでも、仕事すれば、

認めてもらえるだろうと思ったけど、

「時給安いよな」「もっといいところで働けばいいのに」

「コンビニなんか、誰にでもできる仕事だ」

認めてなんかもらえなかった。

だから、他のことで埋めようとした。

他のことで、私を認めてもらいたいと努力した。

子供ができてからは、パパが子供のことやってくれなくて、

喧嘩をしたことが何度もあった。けど・・・

なら、私が育児も家事も全部すれば、認めてくれると思った。

それでも、やっぱり疲れて、「これやってよ」って、

たまに言ってしまって、怒られた。

「なら、俺が主夫するから、お前が働けよ」

「俺くらい稼いで来いよ」って言われるから、

結局謝った。パパを怒らせないようにと気を遣った。

自分を守るため、ということは自分の為に生きたのかな?

 

子供ができてからは、

パパの子供への躾が私と衝突することが多かった。

子供はパパを怖がったし、よく泣いていた。

理不尽な叱り方に対して、子供の為に言い返したけど、

結局、「なら出て行けよ」「俺はいいからお前が育てろよ」

って言われると、「ごめんなさい。言いすぎた」って

謝るしかなかった。パパを怒らせることで、

空気が悪くなり、子供たちも辛くなる。

そんなことの繰り返しだった。

子供たちが大きくなると、子供たちとパパが衝突をし、

私が間に挟まれた。両方から暴言を吐かれた。

でも、子供たちの為に、パパと向き合ったよ。

何度も何度も向き合って、何度も何度も否定され、

何度も何度も無視をされ、39歳でうつ病と診断された。

心が死んだ。

子供が生まれてからは、この子たちを守らないとって、

子供たちの為に生きた。けど、パパの当たりが強くなり、

子供の為に言い返した。そして、子供の為に謝った。

 

パパに、ずっと認められたいと思って、

一生懸命頑張ってきた。

家事も子育ても仕事も、役員も沢山やった。

それでも、「お前は馬鹿か」「お前はダメだな」

と言われるたびに、何度も死のうとした。

どんなに頑張っても、認めてもらえなかった。

認めてもらうために生きるんじゃないのに、

わたしは、否定され続け、肯定されたいという思いが

どんどんどんどん強くなっていった。

 

離婚してからも、続くこの苦しさ。

 

仕事にしても、仲間たちはどんな気持ちなのかな?

この職員さんに、

どのような伝え方をしたら傷つかないかな?

大変そうだから、代わりに私がやろう。ってなってた。

 

パパが不安で私にSOSを出した時も、

じゃあ、私がするからいいよ。

そうだよな、大変だよな、私もしんどくなるはず。

いつも子供たちをみてくれてるから、私も力にならないと。

って、そういう思考になる。

 

子供たちが、言ってもなかなか守らない。

きついことを言うこともある。

けど、言いすぎたかな?

離婚したのに、私がそこまで言ったらいけなかったかな?

私の育て方がいけなかったのかな?

 

いつも、相手のことを考える。

相手の立場になると、苦しくなる。

 

この人はどう思っているんだろう。

この人にどう接したらいいんだろう。

この人が傷つかないようにするために

私ができることはあるだろうか?

 

ずっとそんな生き方をしてきた。

 

それが、モラハラをしてきたパパにでさえ、

そんな風に思いながら生きてきた。

 

パパに、

「俺は自分だけ幸せになろうと思ってない」

と言われたとき、

本当に本当に悔しくてたまらなかったのは、

私が今まで生きてきて、

自分だけ幸せになろうなんて思ってなかったから。

自分だけ幸せになろうと思っていたら、

20年以上モラハラに耐えることはなかった。

子供たちの為に、どうにかって思ってた。

 

今だってそう。

引っ越しの準備も、あんまりする時間なくて、

パパに頼まれた日、こちらに来る。

それが来週は週6。

今週は、週4だったけど、その前は週5。

その中で、引っ越しの準備をしてる。

自分のことしか考えてないなら、ここに来ない。

だから、悲しかった。

 

子供たちが悩み苦しんでいることが、

私にとってはとても辛く悲しい。

自分だけ幸せになろうなんて思っていないけど、

精神が崩壊しそうな今、

守りたいから、守れるように引っ越すの。

ここに居たら、壊れてしまうのは時間の問題。

いや、もう壊れかけてるかもしれない。

 

自分の為に生きたい というのは、

もちろん、子供を笑顔にしたいというのも

私が嬉しくなるから自分の為でもある。

 

自分の為に生きたい というのは、

彼の住んでいる町に住んで、

穏やかな時間を一緒に過ごしたい

というのも、もちろん自分の為。

 

けど、引っ越す方の自分の為は、

ただのわがままにすぎないと思ったりして、

自分を責める時があるの。

それでも、壊れかけの私が、

彼の近くを自分の帰る場所として、

毎月、こっちに来て子供たちと過ごす事が、

今の私には必要なんだ。

 

いつか、

いつか、

自分をめちゃくちゃ大切にする生き方をしたい。

 

私は彼にとても愛されている。

深くて強くて戸惑ってしまうほど愛されている。

 

けどね、

いつか自分も愛してあげたい。

自分を責め続けて生きてきてるから。

毎日毎日生きずらいから。

毎日毎日、泣いてるから。

毎日毎日、とてもとても悲しいから。

 

彼が、

「〇〇〇は自分より相手のこと考えられる。

優しいところが好き」と言ってくれる。

嬉しいけど、この生き方がとても生きずらいの。

だから、この生き方が嫌いなの。

私がこの生き方を否定する。

でも、彼がこの生き方を肯定してくれる。

それが、私は嬉しかった。

ずっとずっとずっとずっと苦しかった。

今も、とても苦しい。

 

生きるって、疲れるね。

 

生きるって、楽しいねって言いたい。