起立性調節障害
怠けているわけじゃない
なぜなら体の病気だから。
起きたくても起きられない。
誰も分かってくれない。
悲しいです。
起立性調節障害の子の
心の声です。
このお子さまは中2です。
たまたまネットで
起立性調節障害について
調べていたら見つけました。
そしてこう続きます。
『相談できる相手はいません。
いつも一人で気づかれないように
泣いています。
病院の先生は
「気合でどうにかなる
病気ではないから
無理して学校に行かなくて
いいよ。」
と言ってくれました。
でもみんなは理解してくれず
悪口を言います。
クラスメートは
ヤンキーぶっとる
ずる休み、怠け者と
言ってます。
先生には話したけど
「水虫だって病気だ。」
と言わればかにされていると
感じ腹が立ちました。
頑張っているのに
「ちょっとぐらい頑張れよ。」
と言われました。
お父さんもお母さんも
「何回起こしても
起きてくれんもん。」
と愚痴を言っていました。
苦しいです。
頭が痛くて吐き気がして
めまいがしてお腹が
痛くて。
泣きすぎて過呼吸に
なることもあります。
無理して元気にふるまって
遅刻しながらも学校に
行って。
それでも学校楽しかったのに。
教室に入るのが怖いです。
親にも怒られます。
「またかよ。
めんどくさい。」
と思っていると思います。
起立性調節障害って
病気なんですか?
皆に理解してほしいです。
かまってほしいんじゃなくて。
心配してほしいんじゃなくて。
ただ辛いけど頑張っているのは
認めてほしい。』
このお子さまのことが
とても心配です。
先生もご両親も分かって
いないなんて悲しすぎます。
誰も味方がいないじゃ
ないですか。
友だちにもずる休み
怠け者と言われて。
本当に孤独ですよね。
泣きたくなります。
それだけ起立性調節障害の
ことを知らない大人が
多いってことですよね。
実際私も子どもが
起立性調節障害に
なって初めてこの病気の
ことを知りました。
最初は怠けてるのだと
思って
「そんなに学校に
行かないとどんどん
学校行きにくくなるよ。」
なんて言っていました。
でもそうじゃないんですよね。
病気だから朝起きられないんです。
それを本当に分かってほしい。
ということで
起立性調節障害
怠けているわけじゃない
なぜなら体の病気だからです。