起立性調節障害は心の持ちようで
治る病気ではないんです。
なぜならまじめな子がなりやすく
誰にも相談できない
こともあるから。
起立性調節障害には
4つのタイプがあります。
①起立性低血圧
起立性低血圧は
起立時に血圧が大幅に低下して
その後の回復が遅いため
脳の血流が低下する
タイプです。
起立性調節障害を発症する人の
ほとんどがこのタイプです。
起床時や入浴時などに
立ちくらみや
めまいなどの症状が起こります。
②体位性頻脈症候群
体位性頻脈症候群は
血圧の回復に
異常はないのですが
起立後に増加した心拍数の
回復が遅いタイプです。
動悸や冷や汗などの
症状があります。
③神経調節性失神
神経調節性失神は
起立時に起こる
急激な血圧低下により
失神が起こるタイプです。
顔面蒼白や冷や汗
徐脈などの症状
けいれん発作を
起こすこともあります。
最悪の場合は
心停止に至ることもあるので
注意が必要です。
④遅延性起立性低血圧
遅延性起立性低血圧は
起立状態が続くとともに
徐々に血圧が
低下していくタイプです。
動悸や、倦怠感
頭痛などを感じ
最終的には
失神に至りますが
稀なタイプとされています。
うちの娘は
小6から高1まで続く重症でしたが
①の起立性低血圧に
当てはまります。
立ちくらみ、めまい
頭痛、腹痛もありましたよ。
起立性調節障害は
自律神経のバランスが崩れて
発症します。
思春期に発症しやすく
男の子より、女の子の方が
多いんですよ。
中学の時は
同じ起立性調節障害の子がいました。
その子も女の子でした。
思春期ということで
人の目もとても気にしますし
余計に治りを遅くしている
気もしますよね。
それだけにお母さんとしても
悩むことが多いと思います。
でも大丈夫!
きっと元気になって
元の生活に
戻るようになりますよ。
一緒にサポートしてあげましょう。
ということで
起立性調節障害は心の持ちようで
治る病気ではないんですよ。
なぜならまじめな子がなりやすく
誰にも相談できないことも
あるからです。