自死ゼロ・事故ゼロの世界を創るメンタルコーチ
安田伸也です。
〜頼るって、最高のギフト〜
何か新しいことを始めようとするとき。
たとえば、イベントを企画したり、ビジネスを立ち上げたり、仕事がいっぱいあるとき。
そんなときに、ぜんぶ自分ひとりでやろうとすると、正直めちゃくちゃ大変です。
わたしは、昔はそうでした。
「自分で頑張らなきゃ」「頼ったら人に迷惑がかかる」って思っていたんです。
でも、やってみてわかったんですよね。
独りで頑張るって、しんどいし、遠回りだって。
だから最近は、素直に「お願いする」ことにしています。
ここで、ちょっと考えてみてほしいんです。
もしも、あなたの大切な親友が困っていて、
「手伝ってくれる?」ってお願いしてきたら、あなたは迷惑だと感じますか?
……きっと、そんなふうには思わないですよね?
「力になりたい!」って思うんじゃないでしょうか。
むしろ「頼ってくれてうれしい」って、感じるんじゃないかな。
だったら、あなたが誰かにお願いするときも同じ。
お願いすることで、相手に「役に立てる喜び」「貢献できる幸せ」を感じてもらえるんです。
【頼ることは「信じること」】
日本人って、どうしても「お願い=迷惑」って思いがち。
でも、それはちょっともったいない考え方かもしれません。
お願いするって、
「あなたを信じてるよ」
「あなたに力を貸してほしい」
って伝える、すごくポジティブな行動なんです。
しかも、頼まれた側も、
・自分の得意なことで誰かの役に立てる
・感謝される
・貢献感が満たされる
こんなふうに、たくさんのいい感情を味わうことができる。
つまり、お願いすることは、相手に「自己肯定感」というプレゼントを渡しているようなものなんですよ。
【察しては無理ゲー、だからこそ伝えよう】
それにね、お願いするときに「察して欲しいな〜」って思う気持ちも、わかります。
でも、現実は……
察してもらうのって、正直ほぼ無理ゲーです(笑)
どうして「察して欲しい」って考えるんでしょうか?
厳しく聞こえるかもしれませんが、その方が楽だからです。
何も言わずに、相手が察してくれて動いてくれたら楽だしお願いして断られることもないから、自分が傷つかずに済む。
そう、楽したいから「察して欲しい」と考えるんだと思う。
でもね。
そんな願いは、何処かのお姫様でも無い限り無理。
多くの人にはテレパシーがないし、察しが良い人ばかりじゃないんです。
当たり前だけど。
だからこそ、”どう伝えたら、相手にもメリットを感じてもらえるか?”
これを考えるほうが、ずっと建設的です。
わたしは「人は基本、わかり合えない」前提でコミュニケーションしています。
だから、伝わらなかったら工夫する。
そのプロセス自体が、絆を深めてくれるんですよね。
【まとめ:「お願いする」ことは、愛だと思う】
お願いすることは、迷惑でもわがままでもない。
それどころか、
・相手の力を信じること
・相手の貢献感を満たすこと
・関係性を深めること
こんな素敵な意味があるんです。
だから、もし今、 「こんなこと頼んだら迷惑かな…」
ってモヤモヤしているお願いがあるなら。
大丈夫。
そのお願いは、きっと誰かの「役に立ちたい気持ち」を呼び起こすから。
そして、お願いされた側も、きっと「頼ってくれてありがとう」って心から思ってくれるから。
さあ、あなたの大切な一歩を、誰かにプレゼントしてみませんか?
何でもかんでも自分独りでできる人が”自立した人間”ではありません。
手伝って欲しいときにキチンと助けを呼べる。
そんな人が”自立した人間”、勇気がある人なのです。
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