自死ゼロ・事故ゼロの世界を創るメンタルコーチ
安田伸也です。
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「幸福へ舵を切れ!」▼
それでは、今日の本題。
今回は、講演でもよくお話しする「否定は肯定と同じ」というテーマについて、みなさんにシェアしたいと思います。
案外知らない方も多いこの心理、あなたは意味がわかりますか?
・否定するとき脳に起きること
たとえば、あなたがダイエット中だとしましょう。そんな中、夜中にSNSで美味しそうなスイーツを楽しむ友達の投稿を見てしまったらどうなりますか?
その瞬間、過去に食べたスイーツの記憶が蘇りませんか?
ふわっとした感触、甘い香り…口の中に広がるあの幸福感がリアルに頭の中に再生されるんです。
そして、多くの人はこう思いますよね。
「こんなスイーツのこと、考えちゃダメだ!」
でも実は、この「考えちゃダメ」が問題なんです。
脳は否定しようとするたびに、否定対象であるスイーツを鮮明に思い出してしまいます。
つまり、「スイーツを思い出す→否定する」を繰り返しているうちに、頭の中でスイーツがどんどん存在感を増してしまうんです。
そして我慢しきれなくなって…つい手を伸ばしてしまう。
・否定がセルフイメージを変える
さらに怖いのはその後です。
「食べてしまった…ダメな自分だ」と自己否定が始まり、気づけば「自分はダメな人間だ」というセルフイメージが形作られてしまいます。
そして人は、思い描いた自分のイメージ通りの行動をとるものです。
つまり、自己否定の沼にハマると、ますます「ダメな自分」を強化する行動をしてしまうんですね。
これが、わたしが「否定の沼」と呼んでいる状態です。
・否定の沼から抜け出すには?
じゃあどうすればいいのか?答えはシンプルです。
「意識を別の場所に向ける」ことです。
スイーツが頭から離れないなら、映画が好きなら映画のこと、音楽が好きなら音楽のことを考えてみましょう。
好きなことに集中していると、自然とスイーツへの執着は薄れていきます。
これは、いろんなことに応用できます。
例えば、仕事などで失敗しても、その失敗や挫折を引きずらないこと。
「ま、そういうこともあるよね」とさらっと流してしまう力も、メンタルを安定させる大切なスキルです。
・否定の習慣を変えるお手伝い
とはいえ、否定することが習慣化している場合、一人でその思考パターンを変えるのは難しいかもしれません。
そんなときは、誰かのサポートを受けるのもひとつの手です。
私のコーチングでは、否定の沼から抜け出し、よりポジティブな自分に変わるお手伝いをしています。
もし「変わりたい」と思ったら、ぜひ一度お問い合わせくださいね。
きっと新しい一歩が踏み出せるはずです!
あなたの行動ひとつで、未来はいつでも変わります。
今この瞬間、どんな自分になりたいか考えてみませんか?
また、最近疲れが取れないとか寝付きが悪いなどの方は「心の疲労度チェック」もお試しくださいね。
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